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「合戦」(長篠合戦)「戦い」(姉が原の戦い)「戦争」(湾岸戦争)など、歴史ではたくさん出てきますが何が違うのでしょうか???
辞書ではほとんど同じ様なことが書かれていましたが。
なぜ言い分けるのですか?

A 回答 (5件)

合戦と戦いはそんなにはっきり分けないと思います。

長篠合戦とも言いますし、長篠の戦とも言うでしょう。ある特定地域で数日単位戦ったものが「戦い[Battle]」「戦(いくさ)[Combat]」「戦闘(作戦)[Operation]」。[Battle of Britain], [Operation Desrt Shield]などがそうでしょうね。

国家間の戦闘で、戦いが複数組み合わさったものが戦争[War]となります。[War of Iraqi],[Gulf War]など。

複数の国家間でいくつもの地域にわたって行われた戦闘は「大戦 [War Campain]」になります。

私は以上のように記憶していますが、参考になりますか?
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この回答へのお礼

とても参考になりました。
英語と日本語どちらも考えることが出来、よかったです。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/05 18:11

意味としては、変わりませんが歴史を読み解くとき、または外交等で歴史や現状認識を問う場合もありますので何でもいいというわけにはいきません。



まず「戦争」ですが、この用語は基本的に近代国家誕生以後にしか使用できない用語で、国家の交戦権や宣戦布告と密接に関係してます。(その他、古い時代の長期間の戦いを総括して戦争と呼ぶ場合もあります)
真珠湾攻撃は宣戦布告が遅れたことにより、攻撃時点では事変だったことになり、そこをもって卑怯であると米国は言っています。また、9.11WTCテロの際、ブッシュ大統領が「WAR」という言葉を使い、2001.9.11以後は対テロ作戦も対テロ戦争と表記されるようになり、テロも戦争の一形態であると認知され、現代の国際関係の認識が、宣戦布告を伴わない(国家としての利益衝突ではない)戦争状態もありうると変化しました。

このようにして、一義的には同じでも内包している関係性がぜんぜん違ったり、または変化していく場合があります。
ですから、時代背景や誰と誰が戦ったのかを見てみると合戦や戦い、戦争などきちんと区別されています。
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次のHPを参照されてはどうでしょうか。

明確な使い分けは無いそうですが、一つの目安だそうです。

「乱・役・戦争・事変などの呼称について」
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tsuka/theme/k …

戦争…国家または交戦団体が兵器を用いる戦い。日本の場合は特に明治以降、国際法に基づいて宣戦布告を行ったもの。(日清戦争・日露戦争・大東亜戦争など)

事変…戦争に準ずる戦い。または宣戦布告を行っていないもの。(満州事変・上海事変など)ただし、支那事変は実質戦争であるとの判断から日中戦争ともいう。

役…明治以前で他国・周辺地域での戦い

合戦・戦い…局地的な戦い

乱…政府・政権への武力による反乱・抵抗

事件…戦闘を行わない出来事。または謀略・偶発も含む

変…政治的な謀略・政権担当者への武力攻撃(桜田門外の変)
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意味的にはみんな戦闘がおこなわれたものですが、戦争は国と国またはそれに準ずるような大規模なもので、合戦は大軍が正面衝突したような戦闘、戦いはもっと小規模なものといったところでしょう。


ただ、名前の付け方は基準があるわけではありませんのでこのとおりになっているとはいえません。
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この回答へのお礼

規模的な意味もあったのですね。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2006/03/05 18:10

その戦いの規模や、戦いまでの背景を言葉に内包させるなどが、表現としての多彩につながっただけではないでしょうか。



「合戦」は、部隊や兵隊が特定の場所での戦闘することを意味し
「戦争」は、国家間・軍隊間の組織的かつ継続的な戦争を意味し
「戦い」は、部隊に限らず人物間の拮抗がのちに戦(いくさ)に発展したものなど(関が原の戦い:徳川派と豊臣派)

英語でも
battle
war
fight
など表現に違いがあります。
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この回答へのお礼

英語で考えてみても違いますね。
とても分かりやすかったです。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/05 18:09

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