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音楽を聴くMD(Mini Disk)の録音原理ってなんでしたっけ?ハードディスクと同じでしたっけ?

だとすると、MDのメディアって、高いものを買っても安いものを買っても大差ないんでしょうか?

A 回答 (3件)

これは、深いですね。



MDの物理・音質・時間原理はみなさんの記載通りですね。

Q/MDのメディアって、高いものを買っても安いものを買っても大差ないんでしょうか?

A/答えはYesですが、ある意味Noです。
大差といえばないですね。
基本的に、音質差は微少ですが必ずあります。
ここのところを、答えられる人はたぶん少ないでしょう。
(ここからは複雑かも・・・)

Q/なぜ差が出るんですか?何の差ですか?

A/まず、CD-R(追記型のCD、書き込みができるCD)にも音質の差があるというのはご存じですか?
MDも原理はそれと同じです。ハードウェアの物理的要因などがあります。

まず、一つ目は録音の能力です。どんな媒体でも、装置で欠点のある人間が作る以上、完璧な物は作れないというのは聞いたことがありますかね。生きている間にミスをしない人がいないように、機械にもエラーという失敗があります。このエラーの率はデッキやメディアによって左右されます。どのような差が出るのか・・・
MDデッキの書き込みに磁界変調光学方式を採用しますが、書き込むときに高度な技術を使うため、0として認識しなければならないところを1と間違えて書き込むことがあります。これの量が多いと音質が悪くなります。
(ちなみに、デジタルでは1と0の二進でデータを記録します・・・ピットの凹凸)
それを訂正するために、ACIRCと呼ばれる強力なエラー訂正が使われます。これによって、音質の差を小さくしています。それでも、訂正率の差が生じますから、厳密には同じ音楽であっても、再生装置、メディアによって人にはまず分からないくらいの違いが生じます。

これは、HDDの原理とほとんど何ら代わりはありません。ただ単に、失敗と訂正の関係でHDDにはこれほどのエラー訂正は使いませんが、SCANDISKなどの機能でデータの修復などをするのと同じような物です。

ここからは、大きな違いです。HDDは一つのドライブで中のプラッター(データ記録用磁気円盤)は交換できませんよね。MDではディスクの交換ができます。すると発生するのがメディアの物理特性による音質やデータ保持性の違いです。
例えば、MDの重さがほんとにわずかに違うだけで変わりますし、メディアの中の円盤の記録層、電気特性の作りなども影響します。
特に、ディスクの中心と記録面のズレ率が音質に影響します。まず、記録面のトラックは同心円上にならないといけませんが、多少のズレがあると、読みとりピックアップを微調整しないといけません。それは、機器を制御するサーボと呼ばれる装置で調整されるのですが、調整が増えると一時的に電流などが増大し、それが原因でアナログ化したサウンドにノイズが乗ることがあります。この率がわずかですが、違いになります。

後は、記録面の質が悪くピックアップを何度も調整するようなことがあれば、それも嫌なノイズになります。また、記録の精度も悪くなりエラー訂正が増大し元の音質とは、微妙に変わります。また、記録が悪ければ、長期で保存するとエラーが増加し速く読めなくなることもあるのです。

音質については、たいていは分からないと思います。私もこれは良いとか・・・分かりませんね。(MDは圧縮率の違いを除いてメディアごとではどれも同じに感じますが・・・それが分かる方もいます)
ただし、記録の精度は高い方が良い場合もあります。ただ、結局はデッキとメディアの相性もありますから、一概にはいえませんが、ほんとに小さな違いですが、あるのです。

長くなりましたが・・・
参考に・・・何かあれば補足を・・・(ただし、次は少し解答が遅れるかも・・分からなくとも一応必ず解答はします。よい解答があれば補足にこたえないこともありますが・・・)
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> 高いものを買っても安いものを買っても大差ないんでしょうか


書き込み、読み出しのエラー発生率 > 音質
保存時の耐久性 > 丈夫
差が違うはずです。同価格帯であればさほど差違があるとは思いません。詳しくないので自信はありませんが。

>録音原理
データの物理的な記録原理は下の方のかかれた通りだと思います。
ソフト的に補足します。

録音されるデータは、普通のMDならATRAC、MDLPだとATRAC3という方法で圧縮されます。(圧縮方法がかわったので記録時間が延びたわけです)
Sonyのホームページに詳しい技術資料が公開されています。
専門知識が無くても概要が分かりやすく説明されていますので、興味があったら見てみてください。

NetMDはこの圧縮(ATRAC/ATRAC3)をパソコン上で行い、高速にデータ転送するため、録音が早くなったのです。

ちなみに、CDは圧縮されていないデータが記録されています。
ところが、MDの圧縮方式はなるべく人間には分からない程度に変化をとどめて、少しでも容量を小さくしようとする物なので、CDの方が音質は良いわけです。
鞄に入れるため折り畳んだら皺がいって、、、というようなイメージで良いと思います。

参考URL:http://www.sony.co.jp/Products/ATRAC3/top.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>書き込み、読み出しのエラー発生率 > 音質
>保存時の耐久性 > 丈夫
>差が違うはずです。

なぜ差が出るんですか?何の差ですか?

お礼日時:2002/01/19 09:49

以前に同じような質問をうけたことがあったので


そこから貼り付けます。

☆MD
MDが何度も録音・再生できるのは、光と磁気の性質のうまい組み合わせによるため。音楽用CDは、基盤にピットと呼ばれる凸凹を形成し記録するのですが、一度付けたピットは消すことができないため、消去・録音はできません。(CDは別方式により、1回のみ録音できます)
それにひきかえMDでは、テープと同じように前の音楽情報を完全に消し去ることができるのです。
( ピット:光ディスクの基盤上にプラスチック射出成形される微小突起。ピットの有無で0、1信号を判別する。 )

これは光の持つ性質の一つ「熱」を利用してできたことです。

レーザー光を集光させて、MDの記録膜を180度まで温度を上げ、保磁力を一時的にゼロにして記録を消してしまいます。そして前の記録を消すのと同時に、反対側から記録ヘッドをあてて新しい情報を書き込んでいきます。
レーザー光が新しい部分に移動すると、今まで高温だった部分が急速に温度が低下するので、新しく書き込まれた情報はそのまま残る、というわけです。
(保磁力:磁性体の特性の一つで内部に磁化で記録された情報を保とうとする力。保磁力を超えた力を与えない限り、記録を消すことは出来ない。)

次に再生の仕組みです。
再生は、光が反射してくるとき、磁場によって回転する性質を利用します。
まず、偏光したレーザーを記録膜に当てます。すると光は磁化された記録膜により、少し回転して戻ってきます。この時の回転方向を分析することによって記録されている情報を読み取って再生するのです。
(ポイント:再生時のレーザー光は録音時より弱いので、記録が消去されることは無い。)

以上のように、光と磁気の性質をフルに活用して、MDはなりたっているのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

…で、結局HDと同じなんですか?違うんですか?

お礼日時:2002/01/19 09:48

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