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邦画はあまり見ないのですが、先日、ふと「めぐりあい」(黒沢年男主演)を見て、すごく感動しました。
内容はハチャメチャなんですが、昭和40年代の、懐かしい町並みや流行、時代背景といったものが、思い出とともによみがえって、なんともいえない気分に浸りました。
同時代のものをもっと見たくなったのですが、なかなかうまく検索できません。おすすめの映画があったら教えてください。
ちなみに私は昭和46年の生まれなのですが、自分が生まれる以前のこととはいえ、なぜか「めぐりあい」の世界に懐かしさを覚え、感動してしまいました。

A 回答 (6件)

私と同じ年のお生まれですね。

私は「邦画」のほうをどちらかといえば、見るのですが、「砂の器」が一番すぐれている映画ではないかと思います。「ハンセン病」という、重い題材をあえて作品にした勇気、話の進み具合い、どれをとってもいいと思います。原作者の松本清張さんも、この作品は認めていたといいます。
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この回答へのお礼

早速ありがとうございます。
「砂の器」、是非観てみます。

お礼日時:2006/03/10 23:25

僕もここ一年ほど、古い日本映画を好んでみています。

そんな中でも、まずとっつきやすく楽しく見られる映画を選ぶとすると、吉永小百合の『青い山脈』とか、高峰秀子の『二十四の瞳』、『喜びも悲しみも幾年月』、大島渚監督の『青春残酷物語』、吉田喜重監督の『ろくでなし』あたりがお勧めです(ご希望の年代からはずれているかもしれませんが)。
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この回答へのお礼

色々とご紹介ありがとうございます。
時間がかかるとは思いますが、是非全て見てみたいと思います。

お礼日時:2006/03/10 23:33

 昭和40年代と言えば、1965年から1974年までに当たり、この頃人気者だったのが、コント55号・ドリフターズ・寅さんだと思います。

彼らの代表作を挙げます。それから、「めぐりあい」と同様、東宝青春ものから。

「コント55号 宇宙大冒険」69.監督.福田純  シリーズ第四作。「東宝チャンピオンまつり」の一作として、『ゴジラ ミニラ ガバラ オール怪獣大進撃』、アニメ『巨人の星 行け行け飛雄馬』と共に上映されました。萩本欽一は桂馬の動きしかできず、坂上二郎は角の動きしかできないというところがコント55号らしい動きで実に滑稽です。勤皇党と新選組でいがみ合っていた二人が、円盤で長旅をする中で、すっかり仲良しになり、各々がどこに所属していたかも忘れてしまいます。ということで、現代の風景はあまり出てきませんが、コント55号の魅力でいっぱいです。

「ズンドコズンドコ全員集合!! 」70.監督.渡辺祐介  ドリフターズの生き生きとした躍動が伝わって来るシリーズ中の最高傑作。漁村で働いていた、というより、単なる邪魔者だった長介たちは、東京に出ます。後半は錦糸町が舞台で、五作目に至って、ようやく荒井注のキャラクターが確立しています。
「ザ・ドリフターズのカモだ!!御用だ!!」75.監督.瀬川昌治  シリーズ第15作目。少々お色気路線ですが、じっくり観て行くと、実に味わいのある一編。大人向きに作られています。ドリフターズ以外にもお笑いの人たちは多数出演しているにも関わらず、笑いを担当しているのは、いかりや長介と加藤茶だけで、彼らの真面目な演技がリアリティを与えています。
「正義だ!味方だ!全員集合!!」75.監督.瀬川昌治  シリーズ第16作目。早速「ジョーズ」のネタを使っているところはフットワークがよい。従来のシリーズと違って、ドリフターズの面々が最初から皆知り合いではないところがいい。加藤茶のキャラクターが真面目で、堅物というのも面白い。その堅物を作り出したのが、田舎で校長をしている母親からの抑圧的・脅迫的な教育の成果であったというのも、考えさせられます。

「男はつらいよ」は傑作が多いので、題名のみ紹介します。
「男はつらいよ」69.「フーテンの寅」70.「新・男はつらいよ」70.「望郷篇」70.「寅次郎恋歌」71.「奮闘篇」71.「寅次郎夢枕」72.「柴又慕情」72.「寅次郎忘れな草」73.「寅次郎恋やつれ」74.「寅次郎相合い傘」75.

「街の灯」74.監督.森崎東  金のないブラジル帰りの老人〔笠智衆〕、頭の弱い少女〔栗田ひろみ〕、コインロッカーに捨てられた赤ん坊らが、アプローチ屋のチンピラ〔堺正章〕と共に、東京から九州まで徒歩旅行をしていきます。途中で描かれるのは、瀬田・広島・岩国他の観光地以外にも、名古屋・四日市なども登場し、戦後急速に変わってしまった日本の姿も焼き付けられます。波瀾万丈に富むなかなかの逸品です。

「あこがれ」66.監督.恩地日出夫  内藤洋子と田村亮より、新珠三千代や田村亮の育ての親を演じる加東大介と賀原夏子に注目したい映画です。本当の親のような気持ちに近づいていく養父を演ずる加東大介は、繊細にして豪快な味わいを見せ、天才ぶりを発揮しています。控えめな妻に見えて、痛い所を突く鋭さも兼ね備え、何よりも深い息子への愛に満ちた養母を演ずる賀原夏子も素晴らしい。
「嫁においで」66.監督.本多猪四郎  内藤洋子・黒沢年男・笠智衆・千石規子・有島一郎・飯田蝶子の魅力が大いに引き出されています。主演は加山雄三。
「年ごろ」68.監督.出目昌伸  内藤洋子/黒沢年男主演。ブルーコメッツが本人として登場し、「ブルーシャトウ」「甘いお話」などのヒット曲を次々と披露。高三の受験生であっても塾に行く方が珍しいという状況。内藤洋子が皆にガムを配る時に使う台詞「ガムの配給」。サイケデリックな絵と画家の登場。バッティング・センター。など、当時の時代が見事に映し出されています。

番外編
「三大怪獣 地球最大の決戦」 64.監督.本多猪四郎  一年前になってしまいますが、当時はやった怪獣映画の代表作から。刑事役の夏木陽介/放送記者役の星由里子/王女役の若林映子/小美人役のザ・ピーナッツ/博士役の志村喬がいいですね。「キングコング対ゴジラ」からお子さま化してきた怪獣映画は、今作においてはまだ品の良さを保っています。映画全体に豊かさと活気が感じられるのは、「東京オリンピック」の時代だからでしょうか。

「四つの恋の物語」65.監督.西河克己  長女の芦川いづみ、次女の十朱幸代、三女の吉永小百合、そして、定年を迎えて自由になりたいと娘たちに語る父・笠智衆の、四つの恋を描いて、意外とヘビーな内容です。笠が旅館の風呂場で歌う「愛しちゃったのよ」は抱腹絶倒もの。
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この回答へのお礼

原稿用紙10枚にもなる長文でのご回答、本当にありがとうございます。
ドリフターズの映画があるなんてことも知らなかったのですが、是非ビデオ屋等で探して、全作品を見たいと思います。本当にありがとうございます。

お礼日時:2006/03/10 23:37

昭和47年に封切られた「旅の重さ」(高橋洋子)が良かったですね。


映画自体は暗い内容ですが、見ているとだんだん引き込まれていきます。
もう一つは、映画としてはまったく評価されなかった映画ですが、渡辺邦彦監督の「アモーレの鐘」です、内容は恥ずかしいぐらい純情な少年と美しい女性への憧れですが、絵が綺麗ですした、美ヶ原のビーナスラインを少年が自転車で駆け上がって行く場面、霧の白樺林を歩く女性、最後の美ヶ原美術舘のアモーレの鐘等、美しい絵が続きます。
それと、不謹慎ですが、城戸真亜子の胸が綺麗でした。(どういう訳か、その後のTV放映ではカットされていましたが)
最後のところは読み飛ばしてください。
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この回答へのお礼

「旅の重さ」、探してみます。「アモーレの鐘」も、胸も、面白そうですので探してみます。

お礼日時:2006/03/10 23:38

三浦綾子原作の”氷点”は、昭和41年頃にTVドラマ化(新珠三千代)されあまりの反響と高視聴率のゆえ、直後映画化(若尾文子)されました。

その後もTVなどで放映されたようです。舞台となる昭和の冬の北海道、罪・諸悪に対する人間の意識を知るには参考になる作品です。

同時代に吉永小百合主演(確か中学生役)で、埼玉県川口を舞台に日本の高度経済成長期における庶民の暮らしを描いた青春ドラマ”キューポラのある街”なども、当時の生き生きした日本人の生活感あふれる作品です。

いづれもDVDあると思います。
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この回答へのお礼

「氷点」是非見てみたいです。
「キューポラのある街」も楽しみです。

お礼日時:2006/03/10 23:32

http://www.fayreal.com/fayreal/cinema/main.html
http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/
ここで年代別に検索できます。

40年代ではないんですが・・・。
1955年制作「浮雲」おススメです。
美輪明宏さんも、絶賛してました。
「ALWAYS三丁目の夕日」は、30年代にスリップ出来ます。
30年代生まれの私には、とっても懐かしい気がします。
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この回答へのお礼

「ALWAYS三丁目の夕日」
は、きいたことがあります。自分の生まれるずっと前ですが、見てみたいと思います

お礼日時:2006/03/10 23:27

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