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TBSドラマ「白夜行」を見ていて、ふと思ったんですが、

亮司(山田孝之)と雪穂(綾瀬はるか)が、時効前に笹垣(武田鉄矢)につかまって刑が確定したら、少年院や少年鑑別所ではなく刑務所に送られんですかね?

そんでもって、
おそらく、少年院や少年鑑別所と、刑務所では、受刑者への待遇みたいなのが違うような気がするんですが、その辺はどうなんでしょう?

ご存知の方いらっしゃいましたら、教えてくださいませ。

A 回答 (3件)

事件があったのは1991年でした。

このころは少年法改正前で刑事罰は16歳以上となっていました。

事件当時は11歳だったので、
よって、刑務所に送られることはないでしょう。

また14歳未満は少年院、少年鑑別所に送られることはありません。(今国会でこの点は改正される予定)


児童相談所に通告され、児童自立支援施設に収容されます。
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この回答へのお礼

大人が児童自立支援施設に入ることになりますか。
ちょっと意外であると同時に、なるほどという感じです。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/08 20:10

ドラマ見ていないので設定を詳しく知らないのですが、山田孝之演じる主人公が


 ・11歳の時に殺人を犯した
 ・現在は25歳か26歳か、いずれにしても20歳を過ぎている
ということでいいですか?

まず、刑法41条によって、行為時に14歳未満だった場合は刑法上の犯罪となりません。
…だから、時効と言ったって無意味なわけ。
 この場合の時効とは刑事訴訟法250条の公訴時効のことだろうけど、
 刑事的に不可罰である以上、公訴もかけられないんで…
 (もしやったら即刻棄却判決で、起訴した検察官は赤っ恥…)

そして、少年法や児童福祉法などは、
少年なり児童の矯正なり更生なりに向けての処分を決めたり処遇を定めているわけですが、
犯罪時だけでなく「審判のとき、処遇を施すとき」も少年なり児童であることが求められます。
(少年・児童でなくなれば、矯正更生もやりようがない)
従って、少年法や児童福祉法による処分も受けません。

結局、国家としてはどうしようもないんじゃないでしょうか?

…刑事さんは、あくまで個人的執念で追っているんじゃないんですか?
(まぁ小説やドラマだって、法律をきちんと調べた上で作られているわけじゃないだろうけど…)
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この回答へのお礼

「「審判のとき、処遇を施すとき」も少年なり児童であることが求められ」
「少年・児童でなくなれば、矯正更生もやりようがない」
ですか。
ドラマの設定としては、個人的執念説が正しいのでしょうかね。実質、ちょっとだけ社会的制裁ぐらいにはなるんでしょうか。
勉強になりました。 ほー という感じです。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/08 20:15

番組冒頭での雪穂の行為は16歳未満で行われたので、罪は成立しません。


即ち、当該亮司の父親に関しての殺人行為にかかる「逃走」についても、殺人行為の成立ができない以上、これも罪に問えません。

しかし、その後亮司は「カードの不正利用」等の犯罪を実行していて、雪穂はその事情を知りながら隠避したので、この点は犯罪が成立します。よって逃走・隠避等の付随行為は犯罪です。
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この回答へのお礼

なるほど。
殺人以外の罪ということですか。それは鋭いですね。
もうすぐ最終回ですね。結末はどうなるやら。

お礼日時:2006/03/09 17:59

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