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ドイツ人の友達が桜が満開の時期に日本へ訪れるので、何か桜に纏わる日本のお話をプレゼント(単なるおしゃべりですが)して、緩やかで柔らかい日本の春の時間を共有したいなって考えています。

何か桜に関して「日本人の感覚を味わえる」エピソード、ロマンチックな恋のお話、昔から伝えられている桜の謂れ、桜が登場する昔話等をご存知でしたら教えて下さい。

よろしくお願いします。

A 回答 (9件)

桜の代名詞でもある『染井吉野』は、元は一本の木で繁殖力がないため、接ぎ木で増やすしかありません。

つまり、今全国中で見られる染井吉野は全部クローンなのです。
って、あんまりロマンチックな話じゃないかもしれませんが、外国の方から見ると「とても日本的」かも。

あと『さくら』(1993年)という映画があります。
名古屋と金沢を結ぶ国鉄バスの運転手さんが一人で太平洋と日本海を桜並木で結ぼうとしたという実話を映画化したものです。
「篠田三郎 桜 バス」で検索してみると調べられます。

参考URL:http://www.sizenken.biodic.go.jp/pc/ikimono/them …
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気象庁から桜の開花予想が発表され、桜前線が天気予報でも報道され、国民的関心事であること。

以前欧米人の知人がニュースを見ていて「これギャグ?」と聞くので「ちゃんと公的機関から発表されてる」と説明すると、花ごときの開花予想に税金を使っていいのか、しかもなぜ桜だけ!?と不思議そうでした。いかに桜が日本人にとって特別な花であるか、一つのエピソードといえるでしょう。
また、数年前、NHKの教育テレビ、ドイツ語講座で日本の習慣を体験するドイツ人の女の子が出てきました。なぜ日本人は桜の下でお弁当を食べたりお酒を飲んで宴会するのか不思議がってました。
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もともと桜は、日本人にとって神聖な花でした。


古来、桜は「さ=田の神」「くら=神の宿る場所」で、
稲の神の宿る木とされていました。
また、桜の語源は「咲く」からきたというものもあります。「花」といえば「桜」と言う程、「さくら」は特別な花だったのです。

そして、桜といえば「お花見」です。
もともと「お花見」は貴族や武家の風習でした。

奈良時代、宮廷は中国からお花見も受け継ぎましたが、
この時点では、梅をめでる事がお花見だったようです。
桜をめでるお花見の始まりは、嵯峨天皇が初めて桜の花見の宴を開いた事だと言われています。

その後、桜の散りゆく姿と武士の「いさぎよし」が重なり、武人たちも桜をめでるようになります。
豊臣秀吉も、山城三宝院や奈良吉野山で、贅を尽くした花見を行ったという記録が残っています。

徳川家の将軍の仲でも大変人気のある8代将軍吉宗と桜の話は、外国の方々にも受け入れられるお話です。

吉宗の郷里、紀州には「長保寺」という桜の非常に見事なお寺がありました。この「長保寺」の桜を見て大きくなった吉宗は、このお寺の桜をしのんで、江戸のあちらこちらに桜の木を植えさせたのです。
その代表が隅田川の桜堤であり、飛鳥山であり、御殿山だと言われています。
現在の庶民の花見の風習は、その吉宗が隅田川堤(向島)や飛鳥山(王子)、御殿山(品川)などの桜の名所に花見客用の飲食店まで造らせ、花見を奨励したのが始まりと言われています。

実は、吉宗の時代は「火事と喧嘩は江戸の華」と言うほど放火の絶えない世相だったのです。そのような物騒な時代に、環境をきれいに整えて、花見という娯楽によって市民に憂さ晴らしをさせ、人の心も安定させようという江戸環境整備事業だったのです。

吉宗はこの他、土手に柳を植樹したり、松を植えたりと、都市緑化計画も実行しています。

人口密度の高い江戸には、家々が密集し、公園のような開けた場所はありませんでした。吉宗は「桜」を中心にしたこれらの事業を行うことによって、江戸市民の憩う場所を作り出していったのです。

これにより、花見は爆発的に庶民に浸透します。
女性たちはお花見のために、最新ファッションのお洒落を用意して、桜に負けじと着飾ります。皆が花見弁当やお酒を持ち、屋台で桜餅を買い、満開の桜の下、武家も庶民も飲めや歌えやの大騒ぎをしたという訳です。

一方、地方の農村社会では、桜をめでながら宴会をする風習が江戸以前からあり、これは神を迎え祝い、五穀豊穣を祈る宗教行事でしたが、吉宗の奨励するお花見とお互いに融合し、今のようなお花見ができあがっていったといわれています。

桜と言えば桜餅ですが、これは、吉宗によって植樹された隅田川の桜の葉を、近くにあったお寺の門番が塩漬けにして作ったのが始まりと言われています。
このお寺は「長命寺」といい隅田川の東側の堤に面して現存し、「長命寺の桜餅」は少々高いけど人気のお菓子です。「花より団子」と言われてはいますが、長命寺の桜餅を食べながら、吉宗の泰平を願う政策に思いを馳せるのも一興かも知れません。

さらにそこから数十歩のところに「花より団子」にうってつけの「言問団子」の老舗もあります。

「桜は隅田川、そして、花より団子か桜餅」

是非とも、お花見の季節に隅田川を訪れて見てください。そして桜餅と言問団子で、江戸の風情あふれる、吉宗の頃に思いを馳せてみては如何でしょうか。
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No.4さんと重複しますが、昔「知ってるつもり」という番組で、佐藤良二さんというバスの運転手の話をしてました。


バスの運転手をはじめやっていたころはうらみつらみばかり日記に書いていたようですが、桜を見るとみんな笑顔になるということでバス通りに桜を植え続けたそうです。それからは感謝にあふれた日記を書くようになったとか番組でやってた気がします。
(参考URLを見るとそこまで書いてないから記憶違いかも・・・)
本も出ているようですが、絶版のようです。図書館にあれば借りて読んでみるのもいいでしょう。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4877970 …
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4833150 …

参考URL:http://www.ntv.co.jp/shitteru/next_oa/010408.html
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「桜の樹の下には」 



ロマンチックではないかな…?

参考URL:http://www.kyotokanko.com/text/sakuranokinosita. …
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あ、二つめのURLが不完全なようで。



参考URL:http://www.road.jp/~smatsu/History/Gifu-R156.htm
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たびたびすいません。


#1です

下記URLの花見の歴史とマナーなどどうでしょうか?

参考URL:http://hccweb5.bai.ne.jp/nishicerasus/index2.html
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「まげわっぱ」と言ったかな? むかしのお弁当箱みたいなの・・・ あれのふちは桜の皮で縫ってある。



その他;桜の花の下で桜湯を飲むのも良いかな?

蛇足;裏の畑でポチが鳴く~
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こんばんは



質問みて すぐ思いついたのが
『花さかじいさん』なんですが いかがでしょう?
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