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小学生の宿題です。どなたか大豆に詳しい方(小学生に分かるように説明できる)方お願いします。

A 回答 (2件)

一般的には5月中旬から6月上旬に植え付けます。

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この回答へのお礼

有り難うございました。先生も米は経験があるそうですが、大豆は初めてだとか、ちゃんと植えて、育てられるのか少し心配ですが、宿題はこれで済みます。何か、注意点がありましたらおねがいします。

お礼日時:2002/01/20 19:43

大豆は発芽してしまえばこっちのものというほど育てるのは簡単です。



大豆の根に寄生する微生物は空気中の窒素から、大豆に必要な成長に必要な養分を作り出して大豆と共存する性質があります。こういった事情で、窒素分の多い肥料を与えすぎるとつるボケといって実をつけてくれないことがありますので注意しましょう。ちなみに、肥料の配合は肥料袋に書いてあります。例えば、10-10-10と書いてある肥料は窒素10:燐酸10:カリウム10の割合で配合されていることを示しています。ですから、一番最初の数字の小さいものを使います。1平方メートルに100グラム程度を撒きます。
もうひとつ大事なのは有機質です。簡単に言えば植物や動物から作った肥料で、牛糞が安く販売されています。一平方メートルに2KGくらいを使用します。
そして、土壌を中性にする石灰や苦度石灰も地面が少し白っぽくなり、所々に地面が見えている程度の量を、植付けの数日前に撒きます。

種は深さ3cm~5cmで植付け、芽が出てくれない種があることをあらかじめ予想して、同じ場所に3つぶ位を数センチ離して蒔いておきます。種を植え付けた後でハトポッポがやってきて若い芽や種を食い荒らす事があるので、鳥よけの工夫も必要になります。

発芽直後にはヨトウムシという芋虫が心配です。暗いうちに活動して、若い芽を根元部分だけを残して切り倒してしまいます。日中は草陰に隠れますので、草をこまめに始末することでたいていの被害は防げます。

本葉が4枚位になったら同じ場所に植えておいた、一番出来のいい苗を1本に間引きます。この時、引っこ抜くと周りの残したい苗の根を痛めてしまいますので、はさみで切るとるようにしてください。

そして、一番楽しみなのは花が咲いて青い鞘が見え始める頃です。しかし、この頃が一番害虫の被害がひどくなる時期です。農家の人は農林水産省の指導やさまざまな情報を入手して害虫の発生時期と、豆の発育時期をずらしたりして努力していますが、非常に難しいです。
そこで、花の咲く時期の異なる早生と晩生の2タイプの大豆を植えて、最悪の場合でも全く収穫が出来ないという状態を回避するのが妥当です。脅かしてしまいましたが、最悪の場合でも2/3は絶対無事に収穫できます。
また、早生種は成長が早いので、六月上旬までは種まきが出来ます。例えば、開花時期をずらす工夫として、最初の種まきの5月中旬に成長の遅い晩生種と成長のはやい早生種を、2回目の5月下旬か六月上旬に早生種を蒔いたりするわけです。

そしていよいよ収穫の段階に入りますが、乾燥大豆として収穫する場合は鞘が黄色くなり豆をかじってみて、音を立てずに割る事が出来るくらいの硬さの時が収穫時です。
枝豆ももちろん同じ大豆から収穫できます。枝豆を収穫して食べる時は、丸い黒い穴があいている鞘には虫が入っている事が多いので食べる時は注意してください。早生種は割と虫が鞘に入る事が少ないので枝豆向きです。

長くなってしまいましたが、野菜を育てるのは学問ですからね。まあ、気楽にやってもうまくいくと思いますよ。
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