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地租改正について質問です
明治時代、地租改正が行われてから
小作人は益々困窮して小作人を統括する
地主だけは儲かってウハウハになったそうですが
何故そうなるんですか?原因が分かりません


例えばある集落に毎年米を10トン消費する小作人
一家がいるとします。その年は大豊作で米が
100トンとれました。10トン食べて90トンを地主に
渡します。早速地主は市場で1トン100円で売ります
そして3%を国に渡して8730円儲かります。
翌年は大凶作で米が19トンしかとれませんでした
小作人は10トン食べて9トンを地主に渡します。
市場では全国的な凶作のせいで米価が高騰中。
去年とは違い1トン1000円で売れました。
そして9000円儲かって例の様に3%を国に納めます

そしたら小作人は毎年安定して10トンの米を食えるし
地主は毎年8730円もうかる。
国は地主から毎年270円もらえるじゃありませんか

どこで歯車が狂って地主だけが儲かって
小作人が貧窮して「地租改正反対一揆」まで
おこす必要があるんですか?

A 回答 (1件)

地租改正とはいままでコメという現物で払っていた税金をお金で支払うことです。

地租は所有者である地主が払います。その税金を小作農に転嫁したからです。小作農は収穫物の50パーセント以上を小作料として取られました私の家にも江戸時代からの年貢の収納記録がありますがそのときの年貢はおおよそ40パーセント私の家のある地区は天領だったためかなり年貢は安かったようですが地租改正後は10@あたり1石1斗でおおよそ55パーセントこれでは小作人は暮らせません45パーセントで肥料や農具を買い生活するのですから大変です。今の米価で計算すると当時の収量は5俵で収入は8万円小作料は4万4000円手取り3万6000円で肥料等の経費は約2万円で実収入は16000円です。1町歩作って16万円ですこれで暮らせますか争議が起きても当たり前です自作農でも地租が払えず小作農になり1000町歩地主と呼ばれる大地主が増えたにもこの時期です。
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