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夏ごろにオール電化の新築が出来る予定で蓄熱式暖房機の導入の検討をしていましたが、石油温水ルームヒーターのことを少し耳にしました。

使用している人が少なく情報もあまりありません。パンフを送ってもらったりネットで情報を集めましたが製造メーカーも少なくメリット・デメリットや金額面、本当に温水ルームヒーターで対応できるのか?などなど、さすがに個人では調べるのに限界があり、いろいろ情報に迷わされているのが現状です。

場所は奈良で、建物は在来工法で普通の断熱材を使用するようです。
設置は
LDK16~18帖程度
主寝室6~7帖(2階)
キッチンのと洗面所の間付近
の3箇所なるはずです。

現在は大阪に住んでおり新居は大阪より寒くなるのは目に見えています。妻と子は乾燥肌なので空気が汚れずカラカラにならない、そしてランニングコストの安さに引かれています。

使用されている方の詳しい情報や建築関係の方、こんな私にアドバイスをください

A 回答 (7件)

私の現在住んでいる家では、熱源は都市ガスですが、温水ルームヒーター(セントラルヒーティング)を使用してます。

石油を使用するのであれば都市ガスと比較した場合には、カロリー当たりの単価は3/5くらいになるのではないでしょうか。深夜電力と比較しても石油のが安いと思います。まず、「温水ルームヒーター」を「蓄熱式暖房機」と比較しながら推測(蓄熱式暖房機を使用したことがありませんので)評価したいと思います。
■温水ルームヒーターでは使いたいトキのみ暖房をすることができます。蓄熱式暖房機の場合にはサーモに連動したダンパーがあったとしても熱のロスがかなり有りそうです。特に春の頃(丁度、今頃から)には「暖房を必要とする日と必要としない日」あるいは「日中は必要ないが夜は必要」などの場合がありかなりのロスがありそうです。つまり、暖房の必要のないトキでも熱が出てしまうロスです。このことに関してメーカーの説明が無いのは不自然とも思います。また、メーカーの宣伝文句に「格安の深夜電力を使用しているので・・・」とありますが、昼間の電気などと比べているのであって、石油と比較はしてないように思います。
■温水ルームヒーターの温風は器具の最下部から吹き出す(器具によって異なります)ので暖気が足下を流れ、直接当たると暖かくて気持いいです。そのためネコも吹き出し口の正面によく座ってます。一方、作動している間は風が起きるのでホコリが舞うとともに、室内の空気が揺れるので落ち着きに欠けます。空気清浄機が欲しくなるかも知れません。吹き出し音も発生します。
■16~18畳のLDKの場合には2台もしくは3台に分け、それぞれの居場所の足下に温風が吹くように設置するのが良いように思います。
■温水ルームヒーターは各部屋までの配管も必要となりメカも複雑なのでイニシャルコストはかなり高いとおもわれます。業者に現在の段階では概算として見積もってもらって比較下さい。
■石油温水ルームヒーターでは石油のタンクを置く位置およびスペース計画し、給油してもらう手間がかかります。
■乾燥度は原理的に考えると湿度という点ではどちらも同じ、と思われます。しかし、温水ルームヒーターでは空気が動くとその分、肌から湿度を奪うことが予想されます。我が家では、冬場、観葉植物を室内に幾つか置き、葉や土から水分が出るのと下に置いたトレーに水が少し溜まるようにしてそこからも自然な加湿になるようにしてます。
■温水ルームヒーターは、器具はそんなに重くないので、地震時もあまり問題が起きにくいと思いますが、「蓄熱式暖房機」は重量があり、余程堅固に建物本体、出来れば基礎部分に固定しておかないと危険かも知れません。重さばかりではなく、熱や電気など。二階に設置する場合には

http://ii-ie.com/colum/column050101.htm

参考までに、温水ルームヒーターとは別の案も記載させてもらいます。部屋を冷やす最大の原因は窓ガラスの接触面で発生する冷気です。冷気は窓ガラス面に沿って垂直に落下して床面に至り、さらに床面に沿って部屋の奥へと流れて足下を冷やします。そこで、窓下の床に窓にそって窓幅よりも少し長くピット(窪み)をつくり、その中にラジエター(放熱器→自然対流)を設置します。この方法ですと窓からの冷気を始めに相殺出来るとともに、部屋の床面近くの比較的冷たい空気がラジエターのあるピット内に流れ込み優先的に暖められ、部屋全体で大きく対流循環され均一な温度になりやすいと思います。そして、自然対流なのでホコリも舞わず、空気の動きも気になりません。音もしません。窓ガラス面も暖められ結露もしにくく、窓ガラスからの冷輻射も和らげることが出来ます。熱源は石油にすればよいと思います。

さらに経済的に許されるのであれば、ラジエターを床下に置き、窓下に上記のピットと同様に吹き出し口を設置すれば床も暖まるとともに上記と同じ効果が期待できます。しかし、建設コストも高いものとなり木造ではやりにくいですので、木造の場合はピットの方式が現実的と思います。

私は以前18年間、床暖房の家にも住んできましたが、床暖房であっても窓ガラスから落下してくる冷気が足下に流れてきて寒さを感じ「床暖房もベストではない」と考えてます。また、大きなガラス面の近くでは冷輻射を防ぐことは出来ないことも体感してきました。

以上、体験に基づく感想と提案です
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この回答へのお礼

かなり詳しい内容の文章ありがとうございます。

蓄熱式は全館暖房にしないといみがないかな?と感じています。極寒地ではないため必要なところに必要な時間に電源ONできればむだなロスはないでしょうし、中途半端な時期は蓄熱式の使用が難しいみたいですね。

また、ダイニングキッチン(約12~13帖)で1台、キッチンと裏にある家事室(合計約7帖)で1台で使用する予定です。2台あれば十分ということで安心しました。

いろいろ詳しい内容でかなり勉強になりました。窓下のラジエターもなかなかいい感じですね。そちらのほうも詳しい情報ありますか?
まさか、「床暖房もベストではない」という考えが出てくるとは思いもしなくて、床暖房はコスト的に断念したので、いいアドバイスをいただけたらと思いまして。しかも2400mmのテラス窓があるのでなおさらで・・・

お礼日時:2006/03/13 23:13

ANo.2のJimmy2です。


他の方も触れてますが浴室や台所のなどへの給湯の熱源も石油にすれば、電気代10%引きよりも安くなるのだと推測します。但し、深夜電力でヒートポンプでお湯を作る場合には、電気のほうが石油よりも安いかも知れません。しかし、イニシャルコストはその分多くかかりますので、それが何年で償却されるかが問題かと思われます。また、夜中に室外機が回りますので音の問題も考える必要があるかも知れません。貯めた湯は使用するまでに冷めてきますので数パーセントのロスも生じ、これも割り引く必要があります。電気は契約基本料金もかかりますのでランニングコストの比較はやっかいです。電磁波を問題にする方の場合は IH を「使いたくない」という場合もあります。

下記は「埋込み暖房」や「床下暖房」に関係したHPの例です。

http://www.hokkaido-iri.go.jp/book/seikajirei/20 …

http://www.sunpot.co.jp/products/onsui_danbo/p30 …

床に埋め込まないで窓下の床面近く設置するのでも、ほぼ同じ効果が得られます。輻射熱が心地よいメリットもあるかと推測されます。下記は和室の窓下の腰壁に取り付けた例です。上部に板がありますが、板の窓ガラス側にスリットを設けるか、スノコ状にしてなるべく窓ガラス近くを暖気が上がるように設計するのが好ましいです。そして、出来るだけ床面近くに設置したほうのがよいと思います。

http://www.yamashou-e.co.jp/image/ps-panel/vlx.h …


http://www.yamashou-e.co.jp/contents/ps-panel.html

下記のメーカーでも放熱器を販売してます。HPにはありませんがこのメーカーの C型 の放熱器はピットに治めることができます。電話で頼めばピット断面図の参考図を送ってもらえると思います。また、窓下の腰壁に取り付けた例が多数掲載されているカタログも貰えると思います。

http://www.ps-group.co.jp/customer/products/hrhe …
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No.3です。


私の地域は中部電力ですので参考までですが、一番お得な料金プランについては完全オール電化住宅(IH、エコキュート、蓄熱式暖房)でないと適用を受けられません。
関西電力のプランは正直分かりませんが、おそらく何らかの適用条件はあると思いますので、一応確認されるほうがいいでしょう。

因みにエコキュートはコロナ製とのことですが、それは良い選択だと感じます。
何故なら本体の断熱性が高いので、他社製より温水が若干冷めにくいからです。
屋外に設置するのが一般的ですが、私の場合階段下の空スペースに屋外からドアを取付け、その中に本体を収納しています。
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調理のみプロパン、給湯暖房を石油にするのがこれまでのパターンだったと思います。



電気は深夜に一日分のお湯や熱をつくるというのが主とした使い方ですので、ぎこちない商品しかできないのです。

その点、ガスや石油は、欲しいときにはじめて燃焼させるので、無駄は少ないですね。

カタログを取り寄せて、メーカーからランニングコストの比較検討資料をもらって検討してはいかがでしょうか?
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>どうメリットなくて蓄熱式の方があるのでしょう?



一番大切なのは、何を熱源にするのか?ということです。
オール電化なら、電気のエアコンか、夜間電力の蓄熱式になります。

石油式の暖房にするなら、給湯も石油にしたほうがいいと思います。
今高くなっているとはいえ、かなり安くなると思います。
調理はガスになります。

僕は、オール電化よりも、石油式の暖房のほうがいいと思います。
ただし、リーズナブルに配達してくれる業者を探しておいたほうがいいですね。ローリーで給油してくれる業者であれば、普通に灯油を買うよりも安くなります。

都市ガスならば、ガスを熱源とした温水ルームヒーターでもいいと思います。ボイラーが違うだけです。
お住まいの地域のガス代や、割引をチェックして、最も有効な方式を選択した方がいいですね。
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この回答へのお礼

すぐのご回答ありがとうございます。

一番大切な熱源は考えていませんでした。とにかく長い目で見てランニングコストの安くなるものはなにか?ということで考えていました。

新築の場所はガスが通っていませんので電気しかありません。
夏はエアコンでしか家を冷やせませんので電気に頼りっぱなしですが、冬はいろいろな手段がありますのでかなり悩んでいます。

電気温水器はコロナのようなのですが、その熱を利用して部屋を暖めたり出来たらいいのですが・

お礼日時:2006/03/13 23:28

仮に石油タイプを設置するとオール電化住宅にはならなくなりますので、電気料5%割引の適用が受けられなくなります。


最近の家は断熱性が高いので3部屋なら十分対応可能かと思いますが、室内機の数を増やせば増やすほど暖房性能は落ちます。
もし将来的に室内機を増やす予定なら室外機も大きなものにしておくといいでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
奈良ですので関西電力のはぴeタイムは加入できるがはぴeプランは無理とのことでしょうか?
関西電力の場合はぴeぷらんは10%割引。大きいですね・・・

お礼日時:2006/03/13 23:18

オール電化であればメリットはありません。


給湯を灯油にするのであれば、ボイラーを給湯と暖房の兼用機にするとメリットはあります。

灯油は燃料代が安いので、ランニングコストの縮減には大いに有効です。

温水ルームヒーターは、ファンがついているものと、ついていないものがあります。
ファンがついているものは、温水を循環させ、ファンで熱風を出します。エアコンは外気温が低いと効率が悪くなりますが、温水式は外気温には関係なく温まります。

ファンがついていないラジエター式のものは、電気のオイルヒーターのようなものです。オイルヒーターは電気代がべらぼうに高いですが、灯油であれば、1/5程度だと思います。

オール電化であれば、蓄熱式がいいでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
オイルヒーターは今あるのですが、熱交換率が非常に悪く使い物になりませんね。
蓄熱式は年中同じ場所に居座るのがちょっと気になるんですよね。
出来ればそこにはあれをおきたいなぁ・・っていうものがありますし。
しかし、どうメリットなくて蓄熱式の方があるのでしょう?
コスト的にでしょうか?熱交換の問題で要領不足ということでしょうか?
もう少し具体的に教えていただけますか?なにぶん素人でして・・・
宜しくお願いします。

お礼日時:2006/03/13 22:44

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