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脊椎動物がその体型を維持する為に欠かせない元素の1つにカルシウムがある。
カルシウムを体内に吸収・固定するためには、その他の元素・化合物が
関わってくることが多い。カルシウムが体内で固定されるまでの過程で、どんな元素(化合物)が
どのように関わっているか、消化・吸収の流れにそって教えてください。

A 回答 (3件)

カルシウム(Ca)は人体に極めて多く、全身では約1kgあるが、その99%以上は骨や歯として、リン酸やマグネシウムなどと結合して存在します。

骨のカルシウムは生体の構造を保つのがおもな役割であるが、必要に応じて溶解され、血液中に動員され利用されるので、骨をカルシウムやリン酸の貯蔵場所と考えることもできます。
カルシウムはまた筋肉の収縮に必要な因子であり、血液凝固反応を促進する因子でもあります。また、細胞外から作用するホルモンや神経伝達物質の刺激に応じて作用します。細胞内信号としての役割も注目されています。
カルシウムの血液中の濃度は約2.5mmol/lで、その半分がイオン化しており、残りはたんぱく質に結合しています。細胞内のカルシウムイオン(Ca2+)濃度は血液中の濃度の1/1万~1/10万ぐらいと、著しく低いのです。細胞膜を隔てたこのような濃度勾配は、ATPを消費するカルシウム‐ポンプの作用により保たれています。
ビタミンDは、カルシウムとリン酸の代謝を調節します。腎臓でできた1,25-(OH)2-D3は、小腸でのカルシウム吸収に関与するカルシウム結合タンパク質の合成や、尿細管でのカルシウム再吸収を促進します。骨へのカルシウム沈着作用も呈します。このようにビタミンDはホルモン様の作用をもっていて、パラトルモン・カルシトニンとともにカルシウムの恒常性を維持している。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。参考になりました。

お礼日時:2002/01/28 16:52

体内でのカルシウムの動態に関しては、オステオポローシス(骨そしょう症)との関連で沢山研究され、論文も沢山発表されてます。



取りあえず以下の成書を参考にされては如何でしょうか?
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カルシウム代謝異常/佐藤幹二/中外医学社/1995.3 
骨・カルシウム代謝の調節系と骨粗鬆症/松本俊夫/羊土社/1994.3 
内分泌疾患/3/井村裕夫∥〔ほか〕編…/中山書店/1993.7 
カルシウム代謝とホルモン/尾形悦郎∥〔ほか〕編…/医歯薬出版/1984.1 
カルシウム代謝異常とその対策/折茂肇/ライフ・サイエンス/1979.11 
カルシウム代謝と骨疾患/藤田拓男,尾形悦郎,…/医歯薬出版/1977.1 
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ご参考まで。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。さっそく本で調べたいと思います。

お礼日時:2002/01/28 16:48

かるしうむの主要吸収は十二指腸のイオンポンプです。


従って.胃で分解され2かのかるしうむイオンになってから.きゅうしゆうされます。さて.胃分泌物の成分は.忘れました。人工胃液の調合を見つけてください。

脳下垂体・腎臓・骨のかるしうむ恒常性系のホルモンの話しを書くと支離滅裂になるので自分で探してください。カルシトニン他やたらたくさんのホルモンが関係しています。ぞうこつ細胞の内容も私では分かりません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。少しヒントになりました。

お礼日時:2002/01/28 16:50

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