プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

台所用洗剤(液体の食器を洗う一般的な洗剤)を、そのままの容器では生活感があふれるので、ちょっとキッチンをオシャレにしようと、2000円ほどのステンレス製のプッシュ式のボトルを購入してきました。

そこに洗剤を入れて使っているのですが、すぐに隙間から洗剤液が溢れ出てきます。ボトルの半分以下の高さまでしか液体は入っていないのですが、押し出されるように液体が容器の隙間(プッシュの根元や開閉する首部分など)から 溢れてきます。 

少し隙間をつくって空気が出入りするようにしたほうが良いのかな、と軽くねじ(首部分)をしめてみたり、また逆にきつく閉めてみたりと、色々なパターンを試しているのですが、どうしても、洗剤液が漏れ出してきます。(漏れるというか、押し出されてくる感じです)

【これは一体どういう現象なのでしょうか??】

すごい量が漏れ出てしまうので、もったいないし・・・

こういうことが起こる現象の説明と、漏れないようにする対処方法がお分かりになる方、また何かアドバイスなどある方、是非、些細なことでも構いませんので、アドバイスください。

なお、とくに振ったとか、落とした、とかそういうこともありません。キッチン脇に立てておいてあるだけです。ぬぐっても ぬぐっても、数時間して見ると、また溢れ出ています・・・

なんで~~~ 困ったなあ(>_<)

A 回答 (5件)

No.1です。

まだ解決してないようですね。

ちょっと構造から考えてみましょう。プラスチックの注射器を思い出してください。筒(シリンダー)の中に液を押し出す棒のようなもの(ピストン)があります。そのピストンの先端部分に縁のついた黒いゴムの部分があります。これはピストンを押したときピストンとシリンダーの間に隙間ができないようにする(シール)ためのものです。これがあるため注射をしているときに液が抜けて出ないようになっています。

洗剤用のポンプは、ピストンの棒の中が押す部分の先端の洗剤の出口までパイプ状になっています。ここに逆止弁(多分金属の玉)がついていてます。またシリンダーの注射針をつける部分に相当するところにも逆止弁がついています。シリンダーの反対側はピストンの棒を包むように首になっていて、ピストンを押し込んだ状態で止められるようにネジが切ってあります。

さて、ポンプを押し下げると、シリンダーの中の洗剤はピストンに押されてどちらかの出口から出ようとしますが、容器の方にはシリンダーについている逆止弁のため止められます。でピストンの逆止弁を通り洗剤の出口から出ます。
ポンプを戻すと、出かかった洗剤はピストンには逆止弁がついているのでそのまま止まり、容器内の洗剤はシリンダーの逆止弁を通りシリンダーの中へ入ります。これの繰り返しです。
一方、シリンダーの首の部分は、ピストンの洗剤の入ってない方のシリンダーとの空間の空気を逃がすため、隙間を作ってあります。
他方、ピストンを動かすたびに洗剤の量が減り容器内の圧力は下がってき、洗剤がシリンダーのほうに行かなくなるのを防ぐため、シリンダーの首付近に空気穴をあけて少なくなった分の空気を補充しています。

さて、容器の中にある液体が壁をよじ登って外に出る現象は、液体ヘリウムの特殊な状態で確認されていますが、常温ではまずありえない話です。容器と洗剤がいくら馴染み易く(親水性)ても洗剤の表面張力で壁を数ミリ以上よじ登ることは考えられません。
ただ、洗剤は泡が出るという点が特異です。容器を振ったりすると多量の泡が発生し、容器一杯になり結果的に壁をよじ登ったことと一緒になりますが。

容器の内圧の上昇:温度の上昇によって容器の内圧が上昇し、泡がシリンダーの首付近に空気穴を通って首のところから出る。容器に一杯洗剤を詰めた時はなお更です。
この場合ポンプ部の取り付けネジを緩めておけば容器内の圧力は下がり噴出すことはなくなります。

ポンプの不良:一番考えられるのが、傷か工作精度の問題でピストンとシリンダーの間の密着(シール)が悪いケースで、ピストンを押し下げたときにその隙間からもれた洗剤がシリンダーの首のところまで行きついには【首(ネジ)部分】から出てくるというものです。
>ゆっくり押すと、余計に上下するポンプ下からジュワ~っと漏れてきます。
というのがこれに当たると思います。ただ、少しのシール不足程度でしたら、ゆっくり押したときには首のところから出てくるまでにはなりにくいと思いますが、実際には出るので、シールがかなり悪いか、あるいは工作時にピストンのパイプの内部になにか異物がはいり洗剤の通路を狭くして通りにくくなっていて、結果的にシールの悪いところから首のほうへ出ている可能性はあります。
「水で試してみては」と言ったのは、これをテストするためで、ポンプを押し下げたときに軽くスムーズにピストンが下がり、出口から水が勢いよく出るかを確かめて欲しかった訳です。洗剤では粘性が高いので、勢いよく出るかどうか確かめにくいのです。

一度、容器の中の洗剤を空にして、水で泡が出なくなるまで容器とポンプ部を洗い、容器に水を詰め上の「水で試してみる」 方法で状態を確認してください。
ポンプ部の洗浄は、綺麗な水の中にポンプを漬けて、首の部分から泡が消えるまでポンプを何回も作動さると上手くいきます。
その後、水を捨て容器とポンプ部を乾燥させ、改めて洗剤を容器に半分くらい入れます。このとき容器の縁に付かないように注意深く入れて、ポンプをセットし、ゆっくり押し下げる方法を何度か試してみてください。この条件下で首の部分から洗剤または泡がまだ出るようでしたら、ほぼ間違いなくポンプの不良です。
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この回答へのお礼

やっぱり こりゃ不良品ですね!!

ご回答を読んでいて納得です。水で試したり、希釈を試したり、量に変化つけたり、色々なバージョンをここ2週間ほど試して様子をみてみましたが、結果は薄めないオリジナルの洗剤(濃いほど)漏れがひどいです。 

しかも朝起きてきたら 夜の間に ダラ~~っと シンクまで何十センチも たれています。青色の洗剤液がだら~~っと容器をつたい、シンクをつたい・・・

輸入雑貨店で購入したものだし、ポンプを扱っているちゃんとしたメーカーが作っている可能性もひくそうだし、買い換えます。

質問してみてよかったです。皆さんのご回答、いずれもとても考えさせられました。すごく感謝しています。どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/04/05 10:11

んぅ~ん。

思い当たる節があります。検査業務をしていますが、実験室に使う洗浄瓶ってわかりますか。蒸留水が樹脂の容器に入っていて出口が細く、空気穴はありません。部屋を暖房すると知らないうちに洗浄瓶の口から水がでています。
No.2の方が回答しているように、温度による空気の膨張だと思います。金属ですから熱伝導は良く、室温に影響されやすいのでは。逆に洗剤を容器ギリギリまで入れれば(空気の層を少なくする)どうでしょうか。
出が少なくなるかやってみては?これで少しは改善されるとしても、いつも満杯にしておくわけにもいかず(^^;
それか、空気の出口を作るかですが、質問内容のネジをゆるめる事をしても、そこに洗剤が着いていれば、空気の流通がとれないので、同じ事です。あと考えられるのは、洗剤が口からではなく、他の部分から出てくるのは容器の密閉性が悪いと思います。シャンプーのボトルから中味がジワジワでてきたというのは見たことないですね。樹脂と違い、金属同士だと隙間がでて、ねじの部分にパッキンとかがないと密封できないのではないでしょうか。ものを見てないのでわかりませんが、メーカーに症状を伝えて、確認してみてはいかがでしょうか。ひょっとしてたまたま不良品かも。

この回答への補足

まず早速のアドバイス、たくさんありがとうございます。皆様、さすがは専門的ですごく科学的(?)な解説・推測をして下さっており、感謝感激です。が、ゆえに、素人の私にはちょっと内容が難しいので、あらためて皆様のアドバイスを何度も読んでみますね。
そして、皆様のアドバイスどおりに試してみたいと思っています。

お礼は改めて書かせて頂きますね。まずは、この補足欄をお借りして、皆様にとりあえずのお礼をいわせて頂きます。

ps.なお、ステンレスボトル、メーカーなんて分かりません。輸入雑貨のお店で買ったもので・・・。とりあえず、水をいれてみるなり、皆様のアドバイスを実践してみようと思います。

補足日時:2006/03/21 01:00
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この回答へのお礼

深い考察をありがとうございます!

まず、温度差。ステンレス製、考えたことありませんでしたが、確かに温度の影響を受けやすいですよね。それが そこまで影響を与える可能性があるとは・・・!

よって容器を洗剤で満杯にして空気の層を少なくする。なるほどぉ。

次に空気の流通を図る。そのためにネジをゆるめる。

逆に密閉性の問題。しっかり閉める。

すべて試してみます。ありがとうございました!!!

お礼日時:2006/03/23 07:45

器壁と液体とがなじみやすいもの同士だと、液が器壁をじわじわと上ってくる


ことがあります。
私の経験では、洗剤原液のように粘性の高いもので特に起こりやすかったように
思いますので、使用に支障がない範囲で洗剤を希釈してやると、多少状況が
改善するかもしれません。

また、DIY店などで扱っている水道補修用のフッ素樹脂テープをネジ(首)部分に
巻いてやれば、少なくともそこからの漏れは抑えられるかもしれません。
(但し、このテープは元々開閉する部分に使うものではなく、一度開くと密着性が
 著しく落ちるので、詰め替えの度に巻き直す手間・材料が掛かることになります)
ただ、これだとプッシュ部分の根元からの漏れには対処できませんが・・・。
(中の管の外側を伝っているなら、そこにもテープを巻きつけてしまう手もありますが、
 構造を考えるに、恐らく管の中側からの漏れですよね・・・)

この回答への補足

なじみやすい・・・なるほどぉ。

ちなみに、前JOYという洗剤を入れていたときはもれなかったんです。キュキュットという洗剤に変えたら漏れるようになりました。成分の違い(たとえばキュキュットにはクエン酸が入っているなど)なども影響するのでしょうか・・・ 個人的にはキュキュットが好きなのでこれを使いたいのですが・・・。

希釈かあ。なるほど。試してみる価値ありますね!
さっそく希釈してみます☆

補足日時:2006/03/23 07:38
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こんにちは



温度変化で漏れてくることがあります。
容器の温度が下がると内部の圧力が下がって口から空気が中に入って行って、温度が上がると内部の圧力が下がって洗剤が押し出されてしまうんです。
とてもゆっくりとじわじわと出てくるので、どこから漏れてるのかわかりにくいのですが、口先にティッシュペーパーでもつけておくとわかるかもしれません。口先の形によっては、漏れた洗剤がプッシュの根元のほうに伝わっていって、ふたのあたりに溜まっていきます。
ステンレスの容器ですと、温度の影響を受けやすいので、置いてある場所によってはどんどん漏れるかもしれません。試しにお湯の中に立てておくと、じゃんじゃん漏れてくるのでわかりやすいかもしれません。
ガスが近い、窓が近い、お湯を近くで使うなどだと、ボトルの温度の上下が激しくなるので漏れる確率が高くなると思います。昼と夜の温度差や冷暖房の温度差の影響も受けます。

大きめの瓶にボトルごと入れて、ボトルの首の辺りまで水につけておくと温度変化が少なくなって漏れにくくなると思いますが、せっかくのおしゃれが台無しですよね・・・

空気抜きの穴のある物ならば大丈夫だと思います。この穴が弁のようになっているものもありますが、ステンレス製ではわかりません。

わたしはポリ容器の洗剤入れ(実験室で使う洗瓶)の型のところに小さな穴をあけて、使うときに指で塞ぐようにしてますが、やっぱりおしゃれじゃないです。

この回答への補足

ご丁寧な回答ありがとうございます。

皆さんが指摘されているのは、温度差。

ボトルの上からヤカンで沸騰させたお湯をかけてみましたところ、首(ネジ部分)からジュワジュワ泡が出てきました。

どこから漏れているのかよく見てみましたが、やはり【首(ネジ)部分】と【上下するポンプ(プッシュ)部分の中の筒(この筒にかぶさるプッシュ部を押す)】。とくにプッシュ部分から漏れているようです。上下して洗剤を出す際に、そこに残った洗剤が出て来ているようです。

皆様のご意見をみていて、確かに粘土が関係しているように思いますので、水と希釈した洗剤とで試しているところです。しばらく様子をみてみますね。

本当にどうもありがとうございました!!

補足日時:2006/03/23 08:15
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理屈に合わないので困りましたよね。



ポンプの部分に何か原因があるのかもしれません。
一度水だけにして試してみてはどうですか。
同じ状況でしたらポンプが不良品です。交換してもらいましょう。

水では上手くいき洗剤ではダメな場合に考えられるのが液体の粘度の違いがあります。粘性の強いものを押し出すときに強い力を加えますと各部に無理がかかりますのでゆっくりと押すようにしてみてください。
それでダメなときは、販売店に行き相談されることをお薦めします。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます!

ポンプ部分に原因の可能性もあり、
でも何より 液体の粘土の問題かあ・・・

ゆっくり押すというのを試してみました。
ゆっくり押すと、余計に上下するポンプ下からジュワ~っと漏れてきます。うーん。

それと、販売店は、単なる輸入雑貨やさんで、そこの店員さんにきいても、まったく分からないと思います。製造元も記載されていないし・・・ ようするに、きちんとしたメーカーのきちんとした製品ではない・・・でも2000円って洗剤容器にしては安くはないですよね・・・

水で試すなんて、考えてもみなかったので、是非してみたいと思います。ありがとうございました☆

お礼日時:2006/03/23 07:51

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