プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

ガンの知識がありません。
どなたかお教えください。

義父がエコーの結果「肝臓ガン」と宣告されました。
いきなり10センチ大のが二つといわれ
おどろいています。
三年前にエコーした時は何ともなかったそうです。
肝臓ガンの10センチはかなり大きいとは
思うのですが、
実際何センチ位まであるものなのでしょう?
もう限界いっぱいなのかどうか知りたくて
恐いのです。
どなたかご存知の方はお教えください。

A 回答 (3件)

肝癌の専門家というわけではないのですが、カテーテル治療専門医です。


10cm大が2コというのはかなり大きな腫瘍と思いますが、たまにいらっしゃいます。稀に最大径で20cm以上という方もいらしゃいますが、最近はスクリーニングが進んだおかげで以前より少なくなったと思います。
治療に対する反応はかなり個人差がありますが、最近ではうまく治療できれば数年以上生存される方もいらっしゃいます。
また破裂した場合ですが、一時的な救命は可能と思います。しかし、その後の経過はやはり不良となり半年以内に亡くなる方が多いようです。
ところで、肝細胞癌の破裂のリスクは大きさできまるものではないと思います。癌が肝の表面から突出していて、かつ多血性の腫瘍の場合には破裂の可能性が高いと思います。
そうでない場合にはガンそのものの大きさのために門脈内に伸展したり、門脈を閉塞させたりすることによる肝臓の機能悪化が問題となります。
以上です。
専門用語が多くてスミマセン。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お忙しい所
丁寧な回答ありがとうございます。
10センチ以上。しかも倍の大きさのものがあると知り
それだけで少し光が見えました。
でも、大きさだけが問題ではないということも
充分理解もいたしました。
お医者さまに何か質問するにも
何を聞いたらいいのかさえ分からず
漠然と話した気がします。
カテーテルでスポンジをつめる治療は終わりました。
片方は真っ白になっており成功です。と言われましたが
もう片方はダメでした。
今後は抗がん剤治療をしていく予定です。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/21 23:13

 医師です。



 肝臓癌(肝細胞癌)は、非常に大きくなって発見されることがしばしばあります。無症状であったり、何となく体がだるい程度であったりすることが多いためです。
 u-u-u-uさんのお義父様の癌の、10cmのものが2つというものはかなり大きいとは思います。

 「限界いっぱい」でご心配されている内容がちょっと分かりませんが、補足を書かせていただきます。

 肝細胞癌の場合、癌自体も問題ですが、通常は肝機能の低下が問題になることが多いです。
 というのは、肝細胞癌の原因は、日本ではB型やC型の慢性肝炎がほとんどだからです(慢性に肝機能がやられてきて、長年痛めつけられた肝臓の一部が癌になるのです)。
 そのため、肝細胞癌の治療ではもちろん手術もありますが、手術できない方も大勢いらっしゃいます。進行した慢性肝炎や肝硬変の肝臓は、切除した後に再生が期待できないからです。切除は成功しても、肝不全になっては元も子もないということです。
 それと破裂を心配されているようですが、癌自体が正常の肝臓に比べて固いため、10cmともなると、さほど強くはない衝撃を受けた際にも破裂する危険性はあります。
 またそれほどの大きさになると、他の臓器に転移している可能性も比較的高いのではないかと思われます。こればかりは、人によって異なるので確実なことは言えませんが。

 話が一般的になりますが、肝臓癌の場合にはまず、現在どれくらい危険な状態かを評価します。そのために肝機能の評価(採血)の他、上部消化管内視鏡(胃カメラ)などを行う必要があります。食道の血管が破れて大量出血を起こすことがあるからです。
 また転移の有無をみる目的で、頭部や胸部、腹部などのCTあるいはMRIの画像検査が必要になるのではと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お医者さまですか。
お忙しいでしょうにお時間いただいて感謝いたします。
現在大きなガンを持っているのに肝機能はほとんど正常だと主治医も驚いていらっしゃいました。
肺への転移はなく次は骨を調べる予定です。
よほどめずらしい例らしく
肝炎が完治してかなりたっての発症だそうです。
主治医から話を聞いた時には
破裂して出血性のショックで亡くなる可能性もある
と聞き恐く思っていました。
でも上限を知らなかったので
ひょっとして・・・と
大きな事はCTの画像を見て素人でも
だいたい分かってはいましたが
もっと大きくなるものなのでは?などと
かすかな希望をもって質問をしてしまいました。
やはりかなり大きい方なのですね。。。
でもお話が聞けてよかったです。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/03/21 08:12

肝臓は沈黙の臓器って言われています。


肝癌は痛みが無いんです。痛いとか、苦しいって言う自覚症状が全く無いのが特徴です。
だから、気付くのが遅れがちですし、癌の進行のスピードも、人それぞれ違うので、何とも言えませんが、肝臓は二つに別れています。
右と左があります。そのどちらかが、機能していれば 今すぐ、どうこうは無いと思います。
切除しても、肝臓は復元しますから・・・。

 
 
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
ガンが大きい割には
肝機能は正常に近い値で
先生も驚いていらっしゃいます。
でも破裂して出血性のショック死が恐いと言われました。
その時には今にも破裂する大きさに違いないと
勝手に思い込んでました。
今冷静に考えてもっと大きくなるものなら
こんなに心配しなくて良いのでは?と
希望をもって質問させていただきました。

「沈黙の臓器」本当に恐いですね・・・

お礼日時:2006/03/20 21:04

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!