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男同士の友情を描いた小説でオススメの小説(ライトノベルは除く)を教えてください。
熱い友情、何となく友情、むしろ愛情?、とにかく友情だ!と思えたら何でも教えてください。
よろしくお願いします。

ちなみに私が男の友情!!と感じた小説は高村薫氏の小説全般です。

A 回答 (5件)

男性の友情ですか。

例えば高村薫「李歐」レベルの友情となると、そう滅多にあるものではないと思いますが、下に挙がっていないもので思いつくところを書きます。6つありますが、上のほうが「強い友情の話」度合いが強く、下に行くに従って「何となく友情」になって行きます。

飯嶋和一「黄金旅風」
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朱印船貿易家・末次平左衛門とその親友、内町火消組惣頭・平尾才介が、長崎の人々の暮らしを守るために、知恵と行動力と正義感で立ち上がる話です。これはかなりお勧めです。

高橋克彦「火怨」
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蝦夷と大和朝廷の戦いの話ですが、阿弖流為と母礼やその他の仲間達の友情、阿弖流為と敵の坂上田村麻呂の友情が軸になっています。#2の方の挙げていらっしゃる「炎立つ」の前の話なので、雰囲気が似ていますが、両方とも良いですよ。

藤原伊織「テロリストのパラソル」
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友情がメインの話ではありませんが、主人公の島村とやくざの浅井との友情なくしては話が成り立ちません。

恩田陸「ネバーランド」
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資質と環境に恵まれた高校生達の友情物語

椎名誠「哀愁の町に霧が降るのだ」
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若かりし頃の椎名誠の、友人達との共同生活を題材にした青春小説です。弁護士の木村晋介、イラストレーターの沢野ひとし等、個性的な友人との貧しくても楽しい、ハチャメチャな生活の話に引き込まれます。

金城一紀「レヴォリューション No.3」
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おちこぼれ高校生達が「世界を変えよう」と団結して立ち上がる!ひたすら楽しい話です。
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この回答へのお礼

確かに「李歐」のような濃くて心引かれる小説はそうあるものじゃありませんよね。(「李歐」、好きです 笑)
全部未読のものです。
「テロリストのパラソル」はずっと気になっていたのですが、文庫本の表紙が「なんだかなぁ・・・」って感じで読んでいなかったのですが(笑)、こうなったら表紙には目をつぶって読みたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/21 10:47

・佐藤多佳子先生「神様がくれた指」


出所したての凄腕スリの青年と、性別を偽って占い師を営む青年。この普通ならば出会わないはずの二人が出会うことで物語が始まります。友情が熱いのももちろん、話としてもとても面白かったのでオススメです。
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・森絵都先生「DIVE!!」
飛び込み(水泳競技)でオリンピックを目指す少年たち3人の話です。登場するのは青年ではなく全て少年ですが、熱いスポ根の「ライバルだけど仲間(友達)」的なノリもいけるのならばこちらもオススメです。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまい、申し訳ございませんでした(汗)
「神様がくれた指」、初耳の本です。
かなり心引かれる内容ですね。
是非とも読んでみようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/24 17:40

私も、武者小路実篤の『友情』を挙げます。


質問文からまず真っ先に連想されました。

他には『走れメロス』(太宰治)ですとか、
『三銃士』(アレクサンドル デュマ)ですとか、
『さぶ』(山本周五郎)
『あ うん』(向田邦子) …などなど。

(笑)ちょっと平凡すぎましたね。すみません。
あ、 『草の花』も挙げておきましょう。
福永武彦ですね。ちょっと違うって言われちゃうかな?
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この回答へのお礼

「走れメロス」は小学生の頃に読んで「こんなの太宰じゃない~(涙)」と思っていた記憶があります。(その頃、私の中で「太宰」のイメージは「人間失格」や「斜陽」だったので 笑)
よく考えると、友情!!ていう話でしたよね。
思わぬ発見です。
「草の花」は読んでなんとも言えない気分になりました。
けれど何故か病みつきになって今でも繰り返して読む私の中でベストテンに入る本です。
確かに変化球入った友情のお話かもしれませんね。
あとのものは未読なので読んでみようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/21 10:40

○『友情』(武者小路実篤著、新潮文庫):男の友情と失恋を描いた普遍の名作、未読でしたらぜひ。



○『デミアン』(ヘルマン・ヘッセ、岩波文庫):憧憬、尊敬、嫉妬・・・これも友情のひとつの形だと思います。若いときにぜひ読んでおきたい一冊です。

○『泥の河』(宮本輝著):幼い男の子同士の友情は時として残酷なほどせつない。

○『プレーンソング』(保坂和志著、中公文庫):「ぼく」の部屋に住み着いた奇妙な仲間たち、新しい青春小説。

○ ミステリーから・・・『異邦の騎士』(島田荘司著、講談社文庫):天才御手洗潔と記憶喪失の「俺」との不可思議な友情。御手洗シリーズの実質的な第1作である本著はなんといっても御手洗がかっこいいのです。私は泣いてしまいました。

○ 時代小説から・・・『炎立つ』(高橋克彦著、講談社文庫全五巻):奥州藤原氏の祖、藤原常清、清衡父子と八万太郎・源義家との因縁と友情、大作ですが一気に読ませてくれます。個人的には安部貞任が好きです。

○『きんぴかシリーズ』(浅田次郎):暇があったらぜひ。
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この回答へのお礼

おお・・・全部未読です(汗)
「友情」「デミアン」「泥の河」「異邦の騎士」は読もう読もうと思いつつもまだ・・・。
特に「異邦の騎士」は色々な人から薦められるのでこれを機に絶対読んでおきたいと思います。
「炎立つ」、面白そうですね。
実は時代小説が結構好きなので、これもチェックしておきたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/21 10:30

茅田砂胡「ディルフィニア戦記」


異世界に紛れ込んだ少年リィ(体が女になっている)が遭遇したのは
奪われた国を奪還しに来た王様。
新書で18巻と長いですが友情がいっぱい出てきます。

神江京「放浪王ガルディス」
元神官戦士のガルディスを中心に結束した仲間が邪神を倒す話
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この回答へのお礼

どちらも面白そうですね。
こういうタイプの小説は読んだことがあまりないので是非挑戦したいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/21 10:20

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