No.11ベストアンサー
- 回答日時:
時代、国によって区分けがまったく違いますので、明確に区分はできず、またその必要もあまりありません(あいまいなため)。
参考にいくつかの時代と国について・・・旧日本海軍;攻撃機と爆撃機を分けており、艦上機と陸上機にさらに分類されます。
艦上爆撃機:基本は急降下爆撃を行うことを目的とした機種です。九九式艦上爆撃機や彗星などがこれにあたります。
艦上攻撃機:基本は雷撃を行うことを目的とした機種です。九七式艦上攻撃機、天山がこれにあたります。ただし例外なのが「流星」で、これは艦上攻撃機という区分ではありますが水平、急降下両爆撃、雷撃も可能という基本設計になっています。
陸上攻撃機:いわゆる陸攻。攻撃機という区分のため海の目標に対して雷撃を行うことを目的とした陸上機。このあたりが海軍っぽいですね。一式陸上攻撃機が代表です。
陸上爆撃機:唯一「銀河」のみがこれにあたります。急降下爆撃、水平爆撃、雷撃といった攻撃方法がすべて可能という基本仕様のもと、新たに作られた区分です。
アメリカ海軍(大戦期):実は大戦中期までのアメリカ海軍には艦上攻撃機はありません。すべて「艦上雷撃機」が正式呼称です。
艦上爆撃機:日本と同じ目的。ドーントレスが有名
艦上雷撃機:日本の攻撃機と基本的に目的は同じですが、偵察機もかねている機体が多いのも特徴です。アヴェンジャーが有名。
艦上攻撃機:急降下爆撃、水平爆撃、雷撃、ロケット攻撃など、ありとあらゆる攻撃を1機で行うことを目標とした機体。ADスカイレイダーというベトナム戦争まで生き残った伝説のレシプロ機が最初の機体。
アメリカ陸軍航空隊:攻撃機といっても日海や米海とはまったく違う代物です。
爆撃機:主に地上を爆撃することを目的としています。多くが防衛用に旋回式機銃を装備したハリネズミなのが特徴です。B-17やB-29が有名です。
攻撃機:爆撃機と性能はほとんど変わりませんが、前方に機銃を配しており、主に戦車をつぶしたり、歩兵に機銃を浴びせたりなどといった役割を演じるのが目的です。基本的に運動性が軽快で、夜間戦闘機としての使用も多いです。A-20ハボックなんかが有名ですね。
アメリカ空軍:基本は陸軍航空隊時代のものを引き継いでいます。
爆撃機:基本は戦略爆撃や核攻撃を目的とした大型の機体がそろっています。B-52やB-1、B-2が有名です。
攻撃機:基本は航空隊時代の攻撃機と同じですが、タンクキラーを主な目的としているのが特徴です。A-10が現在現役。
例外はF-117で、これは爆撃を主な任務としますが、開発秘匿のため、わざと例外的な番号が付いています。No10の人がいっているのはこの機体ですが、ユーゴスラビア紛争にて1機落ちています。ただし原因は諸説あり、機銃であるとは決まっていません。なお、落下した機体の破片はすべてロシアが回収していきました。
近年ではF/Aを冠する戦闘攻撃機に力を入れていますが、海軍の採用したF/A-18のような機体に比べると、攻撃機としての機能はイモ付けの感をがあります。
アメリカ海軍(現):基本は大戦期と変わりませんが、爆撃機(B)を冠する機体は消滅しています。
攻撃機:先に説明した艦上攻撃機ADスカイレイダーを1962年にA-1としたのが第1号の攻撃機。艦船、陸上関係なしに、とにかく相手を「攻撃」する機体はすべてこれに当たっています。現在は予算削減のあおりを受けて後継が開発中止となったためF/A系列のマルチロールファイターにその座を譲っています。
戦闘攻撃機:F/Aという頭文字を持つ機体。戦闘機としての運用も、攻撃機としての運用も可能という両面の機体。
なお、No10の人の回答には失礼ながら不備が見受けられます。F-16はあくまで戦闘機として開発された代物で、特に初期のF-16は純粋な戦闘機です。しかし冷戦が終わったこともあって純粋な戦闘機が不要となってきたので、攻撃機としても使えるようにしました。F-4は元が制空戦闘機で、その大馬力を生かして爆撃も可能としています。
F-18は、正式呼称はF/A-18、見てのとおり戦闘攻撃機です。A-4は小型艦載攻撃機ですね。空母艦載機です。
A-6はもともと核攻撃用です。ベトナムでは主に地上爆撃を行いましたが、後に対艦ミサイルも搭載できるようになっています。
なお、No9の回答にも失礼ながら不備があり、上で言ったとおり1945年以前のアメリカ海軍には攻撃機は存在しません。TBというのは「雷撃機兼爆撃機」のことです。
なお、上記で説明した国の区分も、厳密には巡航ミサイル発射型が混じっていたりと、実際のところ非常にあいまいです。
ですので、攻撃機と爆撃機の違いは、「実質的には同じ」が回答になると思います。
No.12
- 回答日時:
厳密にいうと非常に複雑あいまいな区分ですので、あえて簡単に言いますが、攻撃機は指向性のある数種類の兵器(ロケット弾、魚雷、機関砲、ミサイル、誘導式及び自由落下爆弾も含む)を装備でき、それを用いて目標を特異的に狙って攻撃する小型の機体である事が多く、爆撃機はほぼ自由落下型の爆弾のみを装備し、1~2発の爆弾搭載なら小型、数十発の爆弾搭載なら大型の機体が多い。
もっと乱暴に言うと攻撃機は複数の兵装ができてオールマイティーな攻撃ができ、爆撃機は爆弾による爆撃のみ。
No.10
- 回答日時:
いっぱい来てますね。
^^艦載爆撃機は、
爆弾を積んで急降下爆撃をする機体の事です。
爆弾が自由落下するので照準通りに落ちます。
後は、艦首辺りを経験やカンで狙うのです。
艦爆とも言います。
艦上攻撃機は、
魚雷を搭載出来ます。
大型爆弾も搭載出来ますが、水平爆撃しか出来ません。(急降下すると機体が壊れます^_^;)
艦攻と言います。
これらの機体は、7.7ミリ機銃しか持ちません。
戦闘機には無防備でした。
1式陸上攻撃機(海軍)は、
爆弾と、魚雷攻撃が出来ます。
陸攻と言います。
艦載機か、陸上機かの違いですね。
一方、陸軍は、魚雷を搭載出来ないので、
爆撃機です。
B-17や、B-29は、
陸軍機ですので爆撃機です。
(特にB-29は、戦略爆撃機と分類します)
戦後になり、
米海軍では、戦闘機と、攻撃機に分類していました。F-と、A(アタッカー)
A-6の場合、(多分。^_^;)
艦載の対地、対艦攻撃機ですね。(ミサイル、爆弾)
ミサイル化により、
艦載爆撃機は姿を消します。
空軍でも、対地攻撃用の機体を、A-10などと分類します。
海兵隊のA-4も、元はレーダーを搭載しない、
地上攻撃専門だったようです。
戦略爆撃機を、Bと称しました。(B-52など)
戦闘爆撃機の誕生から、
A,Bは姿を消しつつあります。
空軍のF-16や、海軍のF-4、F-18なども
戦闘爆撃機です。
ステルス君も、Fです。
見えないステルス君も、目視の機関砲掃射でいとも簡単に落とされてしまいました。^_^;
No.9
- 回答日時:
ミッドウェイ海戦で
日本の空母の攻撃に失敗したのが、攻撃機で
成功したのが爆撃機です
神風が初めて沈めた空母の艦載機は
17 FM-2 、 12 TBM-1C
戦闘機と攻撃機です
この艦隊約200機の搭載機を持っていますが
爆撃機は1機も、載せていません
No.8
- 回答日時:
先の皆さんのおっしゃられるように、国や時代により分類法は異なりますが、地上・海上の目標を攻撃する目的を持った機体、という点では同一です。
ちなみに第二次大戦でのアメリカ陸空軍(<まだ空軍として独立していない)の爆撃機(ボマー)は、中/高々度から編隊を組んで水平爆撃のための爆撃手と爆撃照準機、透明なキャノピーの機首(爆撃手の席)を持ちますが、攻撃機(アタッカー)は機首が金属製のソリッド・ノーズ、操縦手が低空に降下して個別に爆撃・銃撃するという戦い方です。
もっとも、後期のB25爆撃機などは機首に多数の機銃や大砲を搭載した攻撃機タイプの物もあるし、またA26インベーダー攻撃機は戦後、(従来のB26マローダーに代わって)B26に改名されたりしており、先述の「時代により分類法が異なる」を実証しています。
追記・低空での対地攻撃専用の爆撃/攻撃機は「襲撃機」と呼ばれる場合もあります。
No.7
- 回答日時:
明確な区別はありません。
たとえば旧帝国海軍では97式艦上攻撃機と99式艦上爆撃機がありましたが、どちらも対艦攻撃任務を目的に開発されていて現代の分類では「攻撃機」です。
ドイツの運用した急降下爆撃機「シュトゥーカ」は、現代の分類では攻撃機そのものですし、戦闘爆撃機(ヤーボ)は今、戦闘(攻撃)機と呼ばれます。
また、現代の航空自衛隊では攻撃機というジャンルそのものが存在せず、機動目標を攻撃する機体を「支援戦闘機」と呼びます。
1.の方のように「いつ・どこで」を指定しない限り、こういう「兵器の分類はできない」というのが本当のところです。
現代においても「攻撃手段でははっきり分けられない」状態です。たとえば爆撃機の代表B-52にも誘導弾頭による攻撃手段(巡航ミサイルなど)が有りますし、攻撃機の代表A-10にも自由落下爆弾は装備できます。
強いてあげれば「主として攻撃する対象の種類」で分類するのが良いでしょう。
地上の固定目標(建造物、都市など)を破壊するのが爆撃機。
地上・または海上の機動目標(陸戦部隊、艦船など)を破壊するのが攻撃機。
空中の機動目標(航空機、誘導弾など)を破壊するのが戦闘機。
と大雑把に分けてみるのが良いでしょう。ただし、これでも正確では有りません。装備によって攻撃対象は変えられますから。
No.6
- 回答日時:
カテゴリが歴史なのでおそらく第二次大戦のころのことをきかれているのでしょう。
当時は爆弾を投下する機体をどれでも爆撃機と言いましたが日本海軍のみ例外的に急降下爆撃できる機体のみ爆撃機と称し、それ以外を攻撃機と称しました。だから同じ中型の機体でも一式陸上攻撃機のように急降下爆撃ができないものは攻撃機、その後継機となった銀河は急降下爆撃ができたので爆撃機と称されました。
No.5
- 回答日時:
第二次大戦時には、日本の艦上攻撃機とは雷撃機つまり魚雷を船に当てる航空機のことであり、艦上爆撃機とは急降下爆撃機あるいは水平爆撃機のこと=爆弾を船に当てる航空機もことを言ったと思います。
陸上の場合には殆ど爆撃機になりますね。爆弾や魚雷を積まない戦闘機とは当時も区別していました。No.4
- 回答日時:
歴史的・技術的な背景などにより若干の違いがあります。
また、日本の自衛隊では攻撃機のことを支援戦闘機と呼んでいます。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%88%86%E6%92%83% …
大まかな位置づけでよければ、だいたい次のようになるでしょう。
○攻撃機
・大きさは戦闘機とほぼ同じ程度。
・主に艦船や戦闘車両などの移動目標や、小規模な固定目標を攻撃対象とする。
・一部を除き空戦能力も有する。
・爆弾の他、ミサイルによる攻撃が主。
○爆撃機
・大きさは戦闘機よりも大型。
・主に大規模な軍事施設や都市などの固定目標を対象とする。
・空戦能力を有する場合もあるが、あくまでも自衛用。
・爆弾による攻撃が主。
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