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UNIXとWindowsコマンドプロンプトって同一のものですか?
もし違うものであればそれぞれの特徴をおしえてください><;

A 回答 (6件)

似てはいるが別物です、互換性はありません。


DOS用に書き直されたBourneやCorneのシェルはありますから、これをシェルとして使えば見た目、操作をそっくりにすることはできますが、元になるフィルシステム(Linkノードがないとか)やシステムコールが違うので、全く同じにはなりません。

Windowsのコマンドプロンプトは、Windowsの一プロセスとしてウィンドウを作り、その中でシェルである、COMMAND.COM(95/98、Meは手許にないので)やCMD.EXE(NT系)が動きます。コマンドをやりとりしているのはWindows直接ではなく、シェルを通してですから、動きとしては、BやCのシェルを介してシステムとやりとりするunixと似ています。

MicrosoftがMS-DOSを開発したとき、CP/M互換のQD-DOSを書き換えました。その際、CP/Mのコマンドをそのまま使うわけにはいかないので、unix(だったか、ZENIXだったか)のものに似せたという話を聞いたことがあります(真偽は不明)。

また、MS-DOS自体、PC版のunixであるZENIXとの互換性を持つように作られており、システムコールの中にはZENIX互換のものもありました。

ですから、シェルであるCOMMAND.COMやCMD.EXEがunixのBourneのシェルに似ているのは出自からといえるでしょう。
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No.5


>QD-DOS
QD-DOS(Quick Dirty Dos)というのは、86-DOSの俗称というか
蔑称にあたります。
ですから、使うのであれば正式な製品名である86-DOSの事も
明記するべきだと思います。
#ちょっと気になりました。
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こんにちわ



沢山回答が寄せられてよかったですね!
皆さんがいろいろな回答なので混乱すると思いますが、整理するとこうなります。

二十何年も前、「パソコン」という機械の能力は非常に小さく弱いおもちゃみたいなものでした。
しかし、今から見ればそんなおもちゃみたいな物でも、「コンピューター」が「パーソナル」な個人の持ち物にできる、ということだけで凄かったのでした。

その頃、このおもちゃ程度のパソコンに、できるだけ幅広く何にでも使えるOSをのせるにはどうしよう? と智恵を絞った結果IBMなどの機械メーカーが採用したのが、UNIXワークステーションのコマンドをおもちゃレベルの能力しかないパーソナルコンピュータ用に縮小したもの=MS-DOSでした。

したがって、MS-DOSはUNIXよりもはるかに能力の低いパーソナルな機械でも充分軽々と動いて、なおかつ初めてコンピューターというものに触れる初心者でもあまり困らないで済むようUNIXより簡単な覚えやすいコマンドに「縮小」「変更」されて登場しました。

#1の経験者さんが、
>例えば、、フォルダの表示命令なら
>コマンドプロンプト dir
>UNIX      ls
>となります。
・・・とおっしゃってくださっている部分や、
#2の先生の方が、
>ただWindowsを作る際参考にしたのがUnixですので
>コマンド自体似たような機能を持っています。
・・・とお答え下さっているのは、上記のような経過があっての結果、ということになります。

一方Windowsは何だったかと言うと、本来はコマンド入力しかできないはずのMS-DOSでしたが、パソコンの機械側の日進月歩により能力が向上してもっと負担の重い動作をさせることが可能になって来たので、「MS-DOSをもっと便利にするため絵で見える外観の皮をかぶせよう!」という考えでスタートしました。
(Windows95よりも前のバージョンのWindowsはすべてMS-DOSの上にかぶせる別売商品で、ちょっと変ったことや便利な使い方をしたい人だけが買う特別なソフトでした)

この「絵で見える外観の皮」をかぶせたことは、アップル社がマッキントッシュのまねをしたとして訴訟を起こしましたが、コマンド入力しかなかったUNIXが「絵で見える外観の皮」をかぶせたのと同じ考えで計画されたものでした。
つまり、UNIXのウインドウシステムとMS-DOSがWindowsに発展したのは同じ考えにあって、この差は研究開発用か、個人使用か、というだけの違いです。
(見方によってはアップルの訴訟は、研究開発用UNIXワークステーションはいいが、個人使用コンピュータにおける絵の見える操作が他にあっては許せない、という間尺の合わない観点だったともいえそうです)

#3の経験者さんが語って下さっている、
>UNIX及びLinuxで使用されているのはシェルと呼ばれていて
>入力補完機能・履歴処理を含む編集機能やプログラム言語
>並の機能をもった処理を記述・実行できます。
>またUNIXコマンドと組合わせるせる事により、さらに複雑な
>処理も可能です。
・・・というお話は初心者の方にはとても受け取り方が難しいのですが、噛み砕きますとこのようになります。

シェルという物は、人間がコンピュータに向かって対話する窓口担当ソフトのことを指します。
MS-DOSのシェルはCOMMAND.COMという窓口担当ソフト名でした。
このCOMMAND.COM受付嬢が私たち人間の要望命令を受付して、大組織MS-DOS株式会社(?)に所定の処理をさせるよう各部署へ連絡をしてくれる仕組みです。
UNIXの場合は「Bシェル」「Cシェル」といった2大シェルが人気ですが、MS-DOS版Bシェル/Cシェル(もどき)が篤志によって配布され、UNIXと同じ操作感を求めたい人がCOMMAND.COMと取り替えて使っていました。
この仕組みは、先に説明しましたとおり「MS-DOSは貧弱な個人用パソコン機械の能力に合わせた縮小版UNIX」ですから実はUNIXとほぼ同じ複雑な処理が出来るようになっています(商品としてマイクロソフトの標準添付にないUNIX機能はMS-DOS版UNIXコマンドとして篤志からフリー配布されて大変充実していました。できないことは「当初貧弱な個人用機器ゆえに縮小規定」されてしまった部分だけはどうしようもありませんでした)。

そのうちパソコンの機械部分がどんどん高性能化して、もはやオモチャと侮ることはできずひと昔、ふた昔前の大企業向け基幹業務用コンピュータと変らない性能の機械が、今ではすっかり初心者用パソコンとして販売されるまでになりました。

その結果、いままでは孤立した私物として完全にひとりじめされていたパーソナルコンピュータは、多数の人が持ち回りでログインしたり、ネットワークでつながったりして、もういまやすっかりパーソナル、とはいえないコンピュータになってきました。

そうすると「当初貧弱な個人用機器ゆえに縮小規定」されてしまった部分、が大変困った問題点として浮上してくることになりました。
能力の限界のためにあえて当初削っていたそれらを、躍起になって後から補おうと努力されたものがWindowsNTの系統から今のXPまでの品物です。

Windowsはすっかり「目で見えるOS」になりましたので、躍起になって後から補った機能はほとんどがマウスで操作する「目に見える操作」になりました。
(したがって、そういう意味で当初から大能力のUNIXに古くからあったコマンドの機能が、後から高性能化されたパソコンWindowsではコマンドにない、ということが起こりました)
・・・しかしこれも、やはり篤志の努力で配布されるUNIX版コマンドのWindows移植版でほぼ同等に近いことが(特別やりたい人には)可能になってきています。

このように「もとが貧弱だった」個人用パソコンが、後から必死で元通りのUNIX的な能力に戻ろうとしたことによる逆向きの苦労の分が、
「UNIXとWindowsコマンドプロンプトって同一のもの」
ではなくなっている部分になる、とお考えいただくとすっきりできると思います。

もうひとつすっきりできない所が「コマンドプロンプト」という名前だと思います。
これは実は「コマンドプロンプト」の本当の意味は、手入力用の黒画面でチカチカと「ここにコマンド文字を入力してください!」と「促している」(促す=プロンプト)部分のことを指します。
ですから、商品名(?)としてのコマンドプロンプトはWindowsであえて使う手入力黒画面のことを指していますが、UNIXでも他のさまざまなOSでも、コマンドを促す部分はすべてコマンドプロンプトだと思えば混乱しないで済むと思います。

こんなんで何かのお役に立てましたら幸いです。
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この回答へのお礼

丁寧に説明して頂いてありがとうございます!!
とても参考になりました^^
ほんとにここまでしていただいちゃってもうしわけないです;;
ありがとうございました!!

お礼日時:2006/03/30 17:57

Windowsのコマンドプロンプトはファイル操作用の基本的


なコマンドと簡単な編集機能、プログラム及びバッチ処理
の実行を行えます。

UNIX及びLinuxで使用されているのはシェルと呼ばれていて
入力補完機能・履歴処理を含む編集機能やプログラム言語
並の機能をもった処理を記述・実行できます。
またUNIXコマンドと組合わせるせる事により、さらに複雑な
処理も可能です。

実際に使ってみれば、その差がどれほど大きいか判るはず
です。
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同一の物かと言われればそれは違います。


WindowsのコマンドファイルをUNIXに移して
実行しても動きません。

ただWindowsを作る際参考にしたのがUnixですので
コマンド自体似たような機能を持っています。
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 UNIXとWindowsコマンドプロンプト(MD-DOS相当)は、違うモノです。


 同様な命令のコマンドも違いがあります。
 異なる各々のOS(UNIXとMS-DOS)の命令コードですので、一口に違いと言われても、、困りますねぇ。

例えば、、フォルダの表示命令なら
コマンドプロンプト dir
UNIX      ls
となります。
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