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レポートの課題で戦争と文化についてかかないといけないのですが、
みなさんの意見をききたいです。
おねがいします

A 回答 (2件)

 戦争は最終的には「勝敗」がつきます。

そして、勝った方は負けた方に「戦争責任」=「反省」を要求します。この反省が、負けた国の「文化」の変化を呼び起こします。
 例えば、太平洋戦争に負けた日本は、全世界から今のタリバンのように「非ー民主的国家だから戦争を引き起こした張本人なのだ」と断罪されました。
 「反省」を表すためには、何が非ー民主的だったか、国家再建の人々によって論議をされ、様々な制度が変えられました。もっとも身近な例としては、「すすめ兵隊」と書かれていた教科書が黒く塗りつぶされたことです。昨日まで鬼畜米英、一億総火の玉、アメリカ人をぶちころせ、と言っていた日本が、これからの世界で生き残るためには、違った考え方を理解しなければいけなくなったのです。
 日本の歴史と文化を教える「教育自体」の変更です。
 戦争と文化というのは、そういう関係にあります。
 また、逆に、勝った側は、勝手なもので、敗戦国の文化が培ったものでありながら、その国独自の美術品に異様な興味を示します。そして、それらを大量に持ち帰ります。長崎や広島にアメリカの学者が大挙して訪れ、原爆の放射能被害というのは人間にどんな影響を及ぼすのか、丹念に調べ上げたい、と意図したのと同じで、敗戦国なのだから、戦勝国はある程度に自由に調べ上げようとします。
 これが、後には戦勝国自体にも多くの影響を及ぼし、じわじわと、その国の文化の質を変えます。
 
 そして、最後には、五十年もたつと、昔の日本が、タリバンと同じく、全世界から総スカンを食っていたことを忘れ去り、「アフガンの真の民主化へ向け調整の労をとる先進国」のような顔をするのと同じで、文化というのは逞しいもので、戦勝国をすら食い散らかす勢いで、文化を発展させていくものです。

 戦争は、文化を混血化することで、補強され、また違った展開を示していきます。
 ただし、それが進歩であると決定するのは、間違っていると思います。
 歴史という長いスパンの中で、私たちは、そのように混血の強さをふるって生き抜いてきていると、私は考えています。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
とっても詳しく書いてあってとても参考になりました。

お礼日時:2002/02/02 00:09

一個人の考えとして聞いていただけたら幸いです。


私はいま広島に住んでいて、第二次世界大戦で祖父
をなくし、祖母は50年以上経った今でも戦争の惨禍
に恐怖心を抱きつづけています。
ですから戦争によって新たな文化が生まれるような
ことはありませんし、戦争によって残されるものは
多大な犠牲だけなのです。
まったく見当はずれなことになってしまったかもし
れませんがお許しください。
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