雑誌の表紙写真が同じ！？

いい画像がないんですけど・・・。
雑誌Urb去年７月号があります。出版社： ベルシステム24. 。
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&q=urb%20 …
ちょっと大きめの写真は
http://www.mediage.co.jp/media/assets/urb_7_200. …

一方、もう一冊の雑誌GLITTER今年４月号があります。出版社：　トランスメディア。
http://www.fujisan.co.jp/Product/1281681580/b/11 …

どちらの雑誌もアメリカの俳優アンジェリーナ・ジョリーが表紙写真を飾っていますが、
どう見ても（多少色の濃度が違うだけで）同じ写真に見えるのですが・・・。
実際、手元に雑誌がある方はご覧になってみてほしいです。

これはなぜでしょうか？
実は出版社は同じ会社の系列？
カメラマンがフリーで、お互いの雑誌で了解済みとか？

後発のグリッターを見たときにはびっくりしました。
どなたか謎を解いてほしいです。

No.1 ベストアンサー 回答者： nidonen 回答日時： 2006/04/02 20:08

　出版関係者です。

とても興味深いケースを紹介して
くださって有難うございます (^_^) 。あくまで予想と
いうことでご了承ください。

　まず写真の出所ですが、海外スターの写真では特定の
エージェントが日本向けの版権を握っており、どの出版
社も同じエージェントから写真を買っていたりします。
とくにスターの写真はバリエーションが少ないこともあり、
少ない中からチョイスした結果、被ってしまったのでしょう。

　次に、本来であれば後に出るほうの雑誌（ このケース
では GLITTER ）は、絶対に表紙の写真が被ることを避け
なければなりません。通常、出版社や編集プロダクション
では対抗誌を購入していろいろと比較・検討しています。

　ところが GLITTER から見ると、Urb は対抗誌ではない
ことから、関係者の誰も Urb をチェックしていなかった
んでしょう。ViVi Glamorous や PINKY が相手だったら表
紙が被ることは考えられませんが、おそらく美容雑誌だと
美的あたりしかチェックしていないかもしれません。

　そういう意味で、これは後発の GLITTER の大ポカと
考えるのが妥当です。もっとも、分野が被っていないので
どちらにも実害はないとも言えます。まあ、エージェントが
なにかしら言っても良かったのではと思いますが、編集ペー
ジに同じ写真が使われることは珍しくないので、いちいち
クチを出すこともないんでしょうね。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます！
わくわくしながら拝見いたしました。
そんな裏事情が！

実は、この話を（GLITTERの"大ポカ"なんて思わなかったものですから;^_^A）
いろんな人にしてしまったのです。
雑誌2冊揃えて人に見せびらかしまくったのです。。。
そうしたら、そのうちの一人が直接、GLITTERの出版社さんに問い合わせてくれまして。
ただ、わかったことはといえば
「GLITTERの編集部では一切関知していなかった」ということだけみたいです。
ご回答も話していたので、「写真は外部から買ったりしていらっしゃるからですか？」等聞いたのだそうですが、
「そういったことは社内だけのことでして」と、
「有無をいわさず『あと3秒でお電話切らせて頂きます！』という雰囲気に持ちこまれ」（メール本文まま：本人了解済み^^）
電話が終わったとか。

確かにGLITTERとUrbでは、カテゴリが違いすぎますよね。
「BE-PAL」とか「囲碁の世界」チェックするほど遠くはないかもしれないけどww

ところでなぜ、美容雑誌にはほかにもVOCEとかMAQUIAとか
（完全に美容雑誌ではないけれど）CREAとかあるのに、美的を名指しなさったんですか？
特にVOCEは海外のゴシップ的な記事もほぼ毎回載っていると思いますし、
チェックするならVOCEでは？と素人なりに思ったのですが・・。

とにかくご回答ありがとうございました。
エージェントというのも、「その俳優自身のエージェントではなく、
ハリウッドの写真を日本に売るエージェントがいて、そこから日本の出版社が買っている」と
理解してよろしいでしょうか。
ニュース報道と同じように。
違う雑誌なのに中の写真が同じ、ということは今まで（特に海外の写真で）
経験していたので想像はついたのですが、
表紙は独自のものを撮影していたと信じていたのでびっくりしました。
（Urbのほうにはアンジーのインタビューも載っていましたし・・・）

ご回答ありがとうございました。
すごく楽しかったです。
本や雑誌が大好きなので、今後ますますのご活躍とご発展を、
個人的に勝手に心よりお祈り申し上げます。

お礼日時：2006/04/05 01:49