結局、筆者の小川洋子さんが物語を通して伝えたかった事は何なんですか??
一通り読んだのですがなかなか文章にできなくて・・・。

A 回答 (4件)

No.2です。



『世にも美しい数学入門』での藤原先生と小川さんの対談によると、
阪神時代の江夏の背番号が完全数の28ということがこの作品のカギだそうです。
トレードされてからの背番号は28ではないので、
トレードされる前の1976年、江夏の全盛期で博士の記憶を途切れさせた、
ということです。
天才中の天才ピッチャーである江夏の背番号が完全数だと気付いたときが
この小説が書ける、と確信した瞬間だと書いてあります。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

なるほど、そんな裏話があったんですか~!
始まりは江夏だっだんですね。
2度も回答有り難うございました。

お礼日時:2006/04/01 22:33

「博士」は決して完璧な人間ではありませんでしたよね?


記憶の問題以外にも、博士には様々な欠陥がありました。
しかし、その諸々の欠陥さえも人間的な魅力に変えてしまったのが博士の純粋な「愛情」です。
 「愛情」という言葉を、私たちは「恋愛の情」と解釈してしまいがちですが、本来愛情には数え切れないほど多くの形があります。
「博士」の、数学や、子どもや、江夏に向けた愛情。
「私」の、博士や、ルートや、数学や、(もしかしたら)ルートの父に向けた愛情。
「ルート」の、母や、博士に向けた愛情。
「義姉」の、博士に向けた愛情。
どれも、「恋愛感情」ではないけれど、それが「愛情」であることは確かです。
小川さんはそんな様々な「愛情」の形を描きたかったのではないでしょうか?

まあ、小説の本当の意味は、神様のノートではなく作家さんの頭の中にあるわけですから。
一つの答えを見つけるのは非常に難解であり、おそらくはフェルマーの定理を証明するよりも難しいのでしょうね。
    • good
    • 3
この回答へのお礼

>>まあ、小説の本当の意味は、神様のノートではなく作家さんの頭の中にあるわけですから。
一つの答えを見つけるのは非常に難解であり、おそらくはフェルマーの定理を証明するよりも難しいのでしょうね。

おっしゃる通りです!!
とても参考になりました。
何か自分は大きな勘違いをしていた気がします。

お礼日時:2006/04/01 22:27

ちくまプリマー新書の『世にも美しい数学入門』藤原正彦/小川洋子著をお読みになるといいと思います。


小川洋子さんが『博士の愛した数式』を書こうと思ったきっかけなどが、対談形式で書いてあります。
自然の持っている美しさと数学の持っている美しさについて、文学的観点から書こうとした、という感じのようです。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480687 …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
今度読んでみようと思います。
記憶障害と数学との繋がりについては何か意図的なものがあるのでしょうか?

お礼日時:2006/04/01 22:08

家政婦という、数学に縁のない女性が数学に触れることを描きたかったのではないでしょうか・・・



私はそれに加えて、これからの高齢化社会での介護というテーマを感じましたけどね・・・
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
確かに老人に対しての優しさというテーマは指摘されて共感しました!!

お礼日時:2006/04/01 21:41

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

今、見られている記事はコレ!

おしトピ編集部からのゆる~い質問を出題中

お題をもっとみる

このQ&Aを見た人が検索しているワード


このカテゴリの人気Q&Aランキング

おすすめ情報

カテゴリ