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定常波と定在波の違いは何でしょうか?また超伝導と超電導の違いは?

A 回答 (4件)

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定常波と定在波


気になったのでちょっと調べてみました。
電気系のハンドブック(電気工学ハンドブック、電気通信情報ハンドブック)には定在波はありましたが、定常波の説明は無し。
物理学事典(朝倉)では、定常波=定在波。
岩波の理科学辞典(5版)では、「定在波の意味にも用いるが、波形を変えないまま一定速度で伝播する波を言うこともある」
ということで、定常波は定在波以外の意味で使われることもあるようです。(前後の文脈を読む必要がありそうです)

超伝導と超電導
#3さんの回答にあるように、分野で使い分けることが多いようです。
物理、文部省は超伝導を、電気、通産省系は超電導を使うことが多いような。
(超伝導には電気抵抗0以外にも、熱伝導の異常、反磁性など種々の現象があるので、物理屋は意味合いの広い超伝導を使い、電気屋はその中でも電気伝導度が無限大(電気抵抗が0)に着目して超電導を使うのだ、という説明を聞いた記憶があります。)
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この回答へのお礼

わかりました。ありがとうございます。

お礼日時:2006/04/08 17:20

定常波、定在波については、No.1、No.2 さんの言うのが現実でしょう。


 読む本で違うといった具合で、統一されていないと思っています。
 誰がどちらを使い始めたか個人的好みと考えたらよいでしょう。あなた同様気になったまま過したというところです。損しました。
ドイツ語(科学はヨーロッパから始まりアメリカに)か、英語の訳の違いに過ぎないと考えます。それにしても、日本語は表意文字なため、気になり、ストレスの分人生のロスです。今は手元に本が無いので、紹介できませんが語源の英語で納得しましょう。両者に科学的違いはありません。

超電導もsuper connductivity(スーパー・コンダクティビティー、訳の違いです。物理学の方が超伝導、電気工学系統が超電導と思っています。私電気工学なのでと言うわけがありませんが、世の中すべて電気で行なわれていることを考え、超電導を使います。このとき私は必ず読者が迷わないように説明することにしています。超電導にし括弧()をつけて超電導(超伝導)とし、超伝導は物理学で、超電導は電気工学と訳し、語源は super conductivity(スパーコンダクティビティー)ですと。

conductivityは電気工学では、導電率(電気の通りやすさを表す率)と訳しています。電気抵抗と反対なので、単位もオームohm Ωをひっくり返しmho(モー)
Ωをさかさまにして使用しています。

 参考
 同様なことに、electric field (field部分を、物理学では場所の場を用いて ★電場、電気工学では世界の界を用いて ★電界 と訳して使っています)と用語には、読者が迷わないように必ず紹介しています。
  
 magnetic field は、物理で磁場、電気工学では
磁界と訳して使います。

 参考
 私の時代は、物理学と電気工学の両方学びました。まだドイツ語の原書もある時代でしたし、日本語訳には欄外に語源も付いていた本(物理学書、電気工学の書)が多かったものです。

定常波・定在波も物理と電気工の違いだったかもしれませんが、習う側の受身の状態で読み漁っていたので区別は有ったかどうか定かではありません。超電導は発見当時に立ち会ってますので。

 内心、どうして仲がわるいのだろうと思っています。物理学が基本であり先輩?と言う自負心がある
のかもしれません。

 ★参考 超伝導の伝は表意文字通り、伝わる意味をとり、超電導は、電気作用であることを取ったと思います。
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わかるところだけ、



>定常波と定在波の違いは何でしょうか?

専門用語は分野によって異なる仕様をしていることもあるので、検討ちがいの回答になるかもしれませんが(ちなみに私の分野は建築工学)

定常波とは地震工学、耐震工学などの分野で、一般に周期性のある波のことを指しています。時間とともに周波数性状が変化しない波のことを。
周波数分析でよく使用されるフーリエ解析(FFT)は切り取った部分の波が周期性を持つこと(定常波であること)を前提に解析する手法ですので、非定常波は正確に言うとフーリエ解析できないというような説明をよく見ますので。

http://www.mathforum.jp/gakusei/thema/senshu/yas …


一方、定在波は建築音響学などでよく使用しますが、波長の等しい波が互いに、逆方向に進むとき、ある適当な位置において、常に同位相となって、振幅が最大になる点(腹)と逆位相になって振幅が0になる点(節)ができて、交互に並ぶようになります。
その波形は各店で同じ運動をくりかえしているので、進んでいるように見えないので、定在波と言われるようです。

だから私の建築分野では、定常波は振動の周波数特性に関する用語で、定在波は2つの波の干渉に関する用語として区別して使われています。

でも、ネットで検索してみたら定常波を定在波と同じ意味で使用しているのもありましたので、やはり分野によって違うのではないでしょうか?
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