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先日某コンパクトカー(18年式)のドアスピーカーを交換のため外してみました。
全体が樹脂製なのはまだしも、コーン紙駆動用のマグネット部が直径3センチほどしかなく、ドライバーの先をほとんど吸い付けることもありません。(小ビスはつきます)重量もとても軽く、とてもスピーカーとは思えませんでした。
**本題です。**
(1)このようなスピーカーは新しいテクノロジーか何かに基づく新製品でしょうか?
(2)それとも単にコストダウンの産物でしょうか?

磁力もほとんどなく3センチほどのものですが、音質はともかく不自由なく聞ける以上の音量は出ていました。
個人的には(1)かな?とも思うのですが、この分野は知識がなく、興味本位ではありますが、どなたかお詳しい方、教えて頂けますでしょうか?

A 回答 (2件)

マグネットメーカーに勤めていたことがあります。


判別方法として見た目が、
・灰(黒)色っぽい(昔からある黒板にくっつけるような磁石)
 これだとフェライト磁石ですから遙か昔からあるものです。ただしフェライト磁石にもいろいろありますが見た目での区別は出来ません。
・灰色っぽいがプラスティック
 磁力はフェライト磁石より高いものもありますがスピーカー用には使わないでしょう。
・銀色等のメッキがしてある。
 これはネオジウム磁石といいフェライト磁石より遙かに強い磁力です(一桁以上)
 これらは小さくても高い磁力を発生できるためヘッドホンに使用されることが多いです。
これの他にスピーカー用としてはアルニコ磁石(アルミ・ニッケル・コバルトからきている名前)がありますが高級オーディオで使われることはありますがこの場合は違うでしょう。他にサマリウムーコバルト磁石(高磁力)やゴム磁石(冷蔵庫の扉とかにある)(低磁力)がありますがいずれもスピーカー用には使われていないと思います。

なお、ドライバーの先がほとんどつかないとありますが磁気回路をくんでいるので外に出る磁力は小さくなっているところがあるかもしれません。どこを触ってもたいしたこと無いのであればフェライト磁石でしかもその中でももっとも安い(多分海外製の)バリウム-フェライト磁石かもしれません。高い方はストロンチウム-フェライト磁石です。
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この回答へのお礼

裏側は銀色で中央に5ミリほどの穴が開いて中がピンクに見えます。銀色部はほとんど磁力を感じず、ピンク部がビス程度なら吸い付けます。ドアから外したスピーカー全体の重量は180グラム程度です。本体の外周部や取付部などほとんど全体は樹脂の一体整形です。ドアにはクリップ?ではめ込むだけで取り付けてありました。
#1の方が言われるようにコスト優先のものなんでしょうかね? それにしてもこれで音が出ること自体が不思議です。
ついていた車種からしても海外製のものなんでしょうね。

お礼日時:2006/04/09 17:20

純正装着スピーカなんてそんなものですよ、昔からです。


昔と多少違うのは、ヘッドユニット側で"へなちょこ"のスピーカに合わせて再生可能周波数領域の両端を持ち上げて、"ドンシャリ"の音にして誤魔化している事ぐらいだと思います。
ですから純正装着カーステの音に不満の場合、高価なヘッドユニットに交換するよりも1万円程度のトレード・イン・スピーカに交換する方がよっぽど効果的です。

ちなみに国産車の場合、"BOSE"の文字の入っている純正装着カーステの中には BOSE はコーディネィトしているだけで中身は BOSE でなく東南アジア産のへなちょこスピーカというのがけっこう目にしました。
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この回答へのお礼

ラジオを聞く程度ならまったく不自由なく聞こえていましたが、CDを聞くには大変不満足でした。
新しいテクノロジーなんて言うものではなく、単に安物だったのでしょうね。

お礼日時:2006/04/09 17:22

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