アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

 解剖学と組織学に関する教科書を探しているのですが、できるだけ廉価で内容も充実したお勧めの教科書を教えてください。

A 回答 (1件)

医学生です。



解剖学は、解剖学講義(南山堂、11550円)がお勧めです。
ところどころ、誤植や誤りの記述もありますが、初学者が実際に読んで解剖を学ぶには最適かと思います。目で見て学ぶにはネッター解剖学アトラス(10500円)も便利です。ただ、こちらはなくても何とかなると思います。ちなみに一番詳しい教科書としては、岡嶋解剖学(21000円)もありますが、辞書的に読むならともかく、教科書として使うには疑問符がつくと思います。値段もはりますし。。

組織学の教科書としては、現代の組織学(金原出版、9991円)がいいと思います。ただ、こちらも誤植などは見受けられます。また、この本には、組織標本の光顕および電顕写真はまったく載っていません。すべてイラストと文章による説明です。文章は他の組織学書に比べると平易で分かりやすいので、通読も可能だと思います。組織の写真が載っている本は多く見受けられますが、カラーイラストで分かりやすく載っているものでは、人体組織図譜(南江堂、7646円)がお勧めです。現代の組織学と併せて使うといいと思います。また、組織学をもっと詳しく学びたいなら、標準組織学 総論(医学書院、8925円)、標準組織学 各論(医学書院、12600円)があります。ただ、読んでいる分には面白いですが、これも岡嶋解剖学と同じで教科書として使うのは厳しいと思います。

色々と購入すると、金額も馬鹿にならないので、とりあえずは、解剖学講義と現代の組織学だけ購入してみてはどうでしょうか?あとは必要に応じて買い足せばいい思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 丁寧な回答ありがとうございます。参考にしたいと思います。

お礼日時:2006/04/26 18:57

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!