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先日、MRSAに感染した患者さんの遺族が、訴訟を起こして勝った、というニュースを聞きました。
じつは、知り合いの家族の方が、やはり病気で手術したあとから、発熱し、
MRSAに感染していると、病院に言われ、結局亡くなってしまいました。
手術そのものは成功したのに・・です。
知人はひどく嘆き、病院からの説明を求めましたが、「MRSAは通常は発病しない菌です。体力が弱っていたから、発病してしまった」という回答で、亡くなった方に体力がなかったため、仕方なかった、とのことで、病院側の対応には非はない、といった内容だったそうです。この場合も、病院の責任を問うことはできるのでしょうか?よろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

法律の専門家でないため一般人としての書き込みです。



MRSAの問題はいまや社会的な問題となっています。院内感染という言葉からもわかるように問題になるのは病院内ですが、MRSAという細菌自体は(ブドウ球菌でなくMRとなったブドウ球菌自体)一般人でも保菌者として存在しています。つまり感染の可能性は病院内だけではないのです。

そこで『MRSAに感染した患者さんの遺族が、訴訟を起こして勝つ』ためにはどういう条件が必要か考えてみます。通常の病院では感染に対して対策をしていますよね。その感染対策の程度と実際の方法…これです。

結論を書けば、世間一般で必要とされている細菌感染への対策を行い、実際に施行した上での感染か否かです。不可抗力という言葉がありますが、院内感染についても同様の考え方をするべきだと思います。
知人の家族の方が入院された病院が、世間一般で必要とされている対策を十分に講じていたかどうか。その上での感染であり、さらに感染に対して遅滞ない対応を取られたのであればその責任はないものと思います。逆に対策に明らかな手落ちがあり(必要な手洗い処置をしていないなど)その結果であれば当然ですが責任を問うことができると思います。また可能性を考えて処置するのが遅くても責任はあるでしょう。またその点について明らかでなければ責任の追及は難しいでしょう。実際に責任を追及できる病院は…それほどは多くないと思いますよ。たいていの病院は厳しく管理されています。それでも感染を防ぎきれないのが・・現状ですからね。
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この回答へのお礼

shu_sさん、お返事を頂きましてありがとうございました。
なるほど・・病院がきちんとした対応をしても、それでも感染してしまうこともあるわけですね。そしてその場合は、責任は問えないのですね。
大変参考になりました。ありがとうございます。
病院のミスで亡くなったとしたらすごく残念なことではあるのですが、
そうとも言いきれないとなると、やはり寿命だったのかな・・と
少し納得もいきます。
知人にも話してみます。ありがとうございました。

お礼日時:2002/02/04 14:06

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