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微積の勉強をしています。問題はそこそこ解けているのですが「dx」って結局どういう意味なのかわかりません。積分の式の後ろに「dx」を付けるのはなぜでしょうか?単独の「dx」ってどういう意味ですか?問題を解く上では困ってないのですが釈然としません。

A 回答 (7件)

dxは、微小の長さというニュアンスのある記号


です。
例えば、単位長さ当たりの質量がρ(x)で
与えられるような、長さaの真直ぐの棒があるとします。
棒の0から距離xのところの単位長さ当たりの
質量がρ(x)ということです。つまり、位置によって
密度が違う棒です。この棒の全体の質量を求めたい時
∫ρ(x)dx[0~a]で求まります。
で、ρ(x)dxというのは、『距離xの位置における
微小長さdxの棒の質量』という意味です。
単位長さの質量×長さですから、当然といえば当然
です。

∫というのは、それらの微小部分の質量を、棒の端から端まで全て加えるぞ、ということです。微小部分は
無限にあるけど、負けずに無限に加えていくという操作です。

なお、Δxとdxは違います。Δxは純粋に「数」として
扱ってよいのですが、dxというのは、Δを極限まで
小さくしたときのΔxという意味です。dxというのはdy/dxとか
∫f(x)dxとか、前者は無限小と無限小の比、後者は
無限小量の無限の足しこみ操作、というものですが
そういうものが付随する形でしかつかえないのであり
dx単独では、本当にほぼ0となるので、使えません。
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No.5 です。


「高校の微積分」とわざわざ断っている質問に,単独のdx すなわち「微分」という数値でない概念を中途半端に教えるより,高校での微積分学で教えているように「単独では意味がない」という方が教育です。
もし教えるなら,よくわかるように解説してあげてください。
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#4で回答した者です。



「dx」単独でも、ちゃーんと意味ありますよ。
x軸(に平行な)方向の、xの次元を持った微小な幅です。
例えば、解析力学やってると、dx だの(dx)^2 だの、しょっちゅう出てきます。

分母に来るのもありますね。
電磁気学で必須である、∇という記号は、3次元ベクトルの3成分
∂/∂x、∂/∂y、∂/∂z
ですね。


逆に、微分のほうでは、
「何で微分するのか」が一目見て分からないのがありますよね?
高校では、yの微分はy’と書きますし、物理の回転運動で角速度はθ’ですけど、・・・一体何の変数で微分するんだ?
y’は、xでの微分であることが多く、x’や θ’は、時間tでの微分であることが多い・・・って、滅茶苦茶で、わけわかんなくねぇ?(笑)
あと、qの上にドットを1個付けてみたり、2個つけてみたり。(それぞれ、tで1回微分、2回微分)

約束事や慣習を知っている人でなければ、一目見て絶対に分かるはずがありません。
郷に入らば郷に従えってかぁ。(笑)


いずれ、「dx」は、単独でもちゃんとした意味があり実用性もある、実に立派な記号です。
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dx や dy 単独では意味がありません。


dy/dx で yをxで微分した導関数
∫y dx で yをxで積分した不定積分
を表します。
もし dx がなかったら,何で微分するか,何で積分するかわかりませんね。
定積分の場合,∫の上下につけた数を何に代入するかも dx の部分で指定しています。ですから置換積分のときに,正しく対応した値を∫の上下に書かなくてはいけません。
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微積分は、歴史的にも現代でも物理学(およびその応用)と密接な関係があります。



まず、
xを積分したら∫xdx=x^2/2+定数
x^2積分したら∫x^2dx=x^3/3+定数
といった具合に、どんどん次数が1個増えていきますよね?
xの単位がメートルだとすれば、長さ→面積→体積 です。
つまり、1回積分するごとに「メートル」を1回掛け算しています。

ただ、この時点で記号「dx」を付けるメリットは見えてこないですね。


今度は、速さと距離、時刻t(秒)について考えましょう。
時刻ゼロにスタート地点にいる人が、一定速度v(メートル/秒)で時刻Tまでに進む距離は、

距離=速さ×時間=vT

これは、すごく簡単でしたね。
ですけど、積分でも求まります。

距離=∫v・dt=v∫1・dt=vt+積分定数

区間t=0~t=Tの定積分なので、
v・T-v・0=vT

今度は、vがtの関数だとしましょう。
よくあるパターンで、重力加速度9.8m/s^2 で等加速度直線運動する問題を考えましょうか。
時刻t=0で速さv=0として、T秒後の速さは
v=9.8T
になりますが、積分で書けばさっきと同じで。
v=∫9.8・dt=9.8∫1・dt
 =9.8t+積分定数
区間t=0→Tなので、
 =9.8×T-9.8×0
 =9.8T
Tは、時刻tと時刻ゼロの差でしかたら、結局
v=9.8t

さて、ここからが味噌です。
t秒後の到達距離を求めましょう。

距離=速さ×時間=vt=9.8t^2
ではありません。(=物理の教科書を参照)
vは定数ではなく、tの関数ですから、それを考慮しないと間違いです。
つまり、単純な掛け算では求められません。
そこで、
任意の時刻tにおける瞬間速度vを考えましょう。
すると、時刻tにおける、非常に短い時間幅Δtを考えれば、Δtに進む距離はvΔtです。
そして、v=9.8tですから、短い時間Δtに進む距離は、
Δtの間に進む距離=vΔt=9.8tΔt
となります。
Δをdに書き換えれば、
微小時間dtに進む距離=vdt=9.8tdt
そして、区間t=0からt=Tまでに進むトータルの距離は
進む距離(の合計)=∫9.8tdt
 =9.8∫tdt =9.8t^2/2+積分定数
 = 9.8×T^2/2-9.8×0^2/2
 = 9.8×T^2/2

さらに、
もしも、初速があって、v=初速+9.8tであれば
進む距離=∫(初速+9.8t)dt
 =(計算途中省略)= 初速×T+9.8T^2
です。
(たぶん、高校物理の教科書だと、微積分でなく図解でやってると思います。)

以上のことからわかるように、
積分というのは、実は、掛け算です。
掛けた数に単位が付いていれば、その分、掛け算の答えは次元が変わりますから、それと同じように、
「積分(掛け算)すれば、次元が変わりますよ。」
という記号がdxだと思ってください。
物理に限らず、大切な考え方なんですよ。


もうちょっと例を挙げてみましょうか。

【底辺A、高さBの直角三角形の面積】
これは、座標(0,0)と座標(A,B)を結ぶ直線の下側部分の、幅がdx、長さがB/A・xの短ざくの集合体である。
だから、1つの短冊の面積は、B/A・x・dx

直角三角形の面積 =∫B/A・x・dx
 =B/A・x^2/2+積分定数
(区間がx=0→Aなので)
=B/A・A^2/2 =AB/2
=底辺×高さ÷2


【円の面積】
円周率πの定義より、円周の長さ=2πr (rは半径)
中心をx=0とし、半径方向の距離をxと置けば、
円の面積とはすなわち、微小厚さdxで1周の長さ2πxの、細いドーナツ型の集合体。
1つのドーナツの面積は、太さdxで長さ2πxの短冊と同じなので、2πx・dx
だから、これを合計(積分)すれば円の面積になる。
∫2πx・dx=πx^2+積分定数 (区間x=0→r)
 =πr^2 =半径×半径×3.14


【円錐や角錐の体積】
底面積をS、高さをhと置く。
底面を高さに垂直に切った断面は、底面と相似な図形であり、その面積は頂点からの距離xの2乗に比例する。
頂点からの距離xにおける断面積は、(ちょっと途中の説明をはしょりますが)x^2・S/h^2
これに厚さdxを与えれば、厚さdxの薄い板の体積は、
x^2S/h^2・dx
これをx=0からx=hまで合計(積分)すれば、円錐・角錐の体積。
∫x^2S/h^2・dx = S/h^2・∫x^2dx
 = S/h^2・x^3/3 +積分定数
(区間x=0→hなので)
 = S・h/3
 = 底面積×高さ÷3


以上の私の説明の式において、等号で結ばれている左と右の量の次元(単位)が常に一致していることを確認してみてください。
「dx」という「単位のある量」を表す記号をつける意味というのは、まさに、そこにあるんですよ。
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dx ていうのは微小変化のことでございます。



ちょいと難しい説明になるのですが…
 たとえばy=x^2っていうグラフがありました。
このグラフはどっからどうみてもy=x^2です。しかし、このグラフ。xを2から2.000000000000001まで増加したとき、その増加の仕方はy=2xとなんら差がありません。微小変化の世界では、y=x^2はy=2xと同一視できるわけです。
 ある有名な都市にでかけました。人がたくさんいて騒がしいです。しかし、この景色を上空からみたら人間は米粒程度にも見えず、ビルなどだいたいの景色が見えるくらいです。
 上空から見ると、y=x^2だったのに、地上に降りてみると、y=2xに見えるようなものです。
 普通に見ると、y=x^2に見えたのに、微小変化の世界に入ったら、y=2xに見えちゃった。というのが微分です。
 微分というのは、上空から見ていたものを、地上に降りて見ることです。微小変化の世界に入りこむと、y=x^2がy=2xに見える。ほんとうに微細に分けてみたら、グラフがどう見えるの?というのが微分です。
 はい。微分の意味はこんな感じです。難しい言葉を使えばミクロとマクロです。
 
 dxっていうのは例えばxが2から2.0000000000001に増加したときのように微小変化のことです。微小変化の世界に入ったことを示します。
 dy/dxっていうのは、微小変化の世界の平均変化率のことです。
 積分というのは微分の世界で微細に分けた部品を積み重ねる作業です。インテグラル記号はΣ記号とほとんど同義語で微細に分けたdxを全部足すという意味です。
 
 なんか分かりにくくてすみません。微分理解の手がかりになればうれしいです。
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dxってxで微分しているってコトだと思います。



∫が積分記号で、dxはその式がxで微分しているってコトだと思っていたんですが。

例えば
y´=2x

の場合 y=∫2xdx ですが

2xはxで微分しているよってことでdx付けてるはずです。
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