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炭水化物は糖になり、糖をエネルギーに変換できるのは知っています。


では、タンパク質にカロリーがあるということは、アミノ酸をエネルギーに変える仕組みが体の中にあるということでしょうか?

もしあるのならどんな仕組みでアミノ酸を燃焼しているのかを教えてください。

A 回答 (3件)

#2です。


1タンパク質はアミノ酸と糖質や脂質が結合して作られているものもありますし、それ自体がエネルギー源(TCAサイクル)となります。
また、そのサイクルの前段階において各要素と結びついて燃焼系に必要な成分になります。
タンパク質は食べた後、消化され一度バラバラに分解された状態(アミノ酸など)で各々吸収され、体内で再び都合の良い形に組み合わされます。
つまり、タンパク質の一部はアミノ酸で燃焼系や体内の組織となりますが、それ以外にもエネルギー源となります。また、糖質や脂質は脂肪として蓄えられるように、タンパク質も体の組織として体内に留まります。
ただし、タンパク質はエネルギー源以外に体を組成し細胞などの新陳代謝に必要(栄養的にはこちらが主な役目)なので、エネルギー源には糖質・脂質をあてがうことが望ましいです。
これが不足(糖質・脂質もゼロ)すると、最終的には筋肉を分解してエネルギー源に回してしまうようですし、さまざまな病気の原因にもなります。
理想としては、基礎代謝エネルギーの60%程度は炭水化物・脂質で賄われるのが良いようです。

2糖質が脂質に変換されるのは、体内でエネルギーになるまでの一時的な段階です。ですから、エネルギーが必要で在ればすぐに燃焼され燃えてしまいます。最終的に皮下脂肪になるのは、脂肪になったまま使われることなく余ったモノです。
つまり、運動量(基礎代謝含む)に比べて食べ過ぎた分です。

商品で例えると、
入荷した糖質はすぐに売場に並べられ「陳列商品」として売られます。
その予備の「適正在庫」が脂質といえます。
結果的に売れ残って、まぁ捨てるにはもったいないから倉庫にしまっておけ、という「過剰在庫」が皮下脂肪です。
つまり、並べた端からどんどん売れていく分には、過剰在庫はゼロですし、不足すれば前回・前々回の時の過剰在庫を処分して補います。

つまり、糖質→脂質=皮下脂肪ではなく、エネルギー予備と考えて下さい。
太るのは糖質や脂質の摂りすぎ(またはエネルギー消費が少なすぎ)と言うことです。


糖質・脂質・タンパク質といっても、細かく見ると組成が異なり、各々数種類~あります。それぞれ体の維持に都合のよう状態に作り替えられます。体(生命)に都合の良い状態=自己に都合の良い状態とはならないようです。

でも、摂らないのもいけませんが。

人間の体ってホントに複雑で、実に上手くできてます。
私がわかるのはこのくらいまでです。
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この回答へのお礼

めちゃくちゃ参考になりました。
巷のカロリー計算はそれほど間違っていないのですね。

エネルギーは糖質だけだと思っていましたので・・・

確かに炭素を含んでいれば、何でも燃えそうですね。

お礼日時:2006/04/23 09:46

タンパク質は胃や小腸で膵液などで分解されアミノ酸となり、絨毛から吸収され肝臓に送られ、更に体内の各組織に血液を介して運ばれます。



当然筋肉や血液の原料となるので重要ですし、アミノ酸のうち幾つかは人間の体内で合成出来ないので、必ず食物から摂取する必要があります。(必須アミノ酸)

各組織では、古いアミノ酸と新しいアミノ酸を入れ替えます。
古いアミノ酸や使われることのない余分なアミノ酸は、腎臓から尿として排泄されたり、糖質が燃焼するサイクル(TCAサイクル)に材料として使われ、それによってエネルギー(熱)が起き、最終的には水と二酸化炭素に変わります。

つまり、アミノ酸自身がエネルギーとして燃えるのではなく燃焼系に使われると言うことです。
アミノ酸ダイエットは、燃焼時に必要なアミノ酸を補うことで、糖質(脂質)を燃焼させ易い環境にするってことですね。

炭水化物→糖は正解ですが、摂取しすぎた糖は脂質に変えられ皮下脂肪としてエネルギー貯蔵されます。さらに、摂取した糖質のうち、直接エネルギーになるのは半分程度って知ってますか?

つまり、糖質(炭水化物→糖質を含む)は口に入れて吸収されたら半分はエネルギーとして直接燃焼します。
つまり、残りの半分は一度脂肪になるってことです。

ただ、ご飯などは粒食で消化吸収に時間差がありますので適量なら心配要りませんが、砂糖はほとんどすぐに吸収出来る状態です。
だから、ダイエットには禁物って言われるんですね。

まぁ、何でも適量を食べなきゃダメって事です。
多すぎても、少なすぎても、体にいいことはありません!

絶食ダイエットなんて、もの凄い長期的な自殺・自傷行為以外の何者でもない!と思っています。個人的に。。。
でも、美しさこそ重要な女性の存在価値なのでしょうか?
それなら納得できますが。。。
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この回答へのお礼

早速のお返事ありがとうございます。
大変勉強になりました。

何個か質問があります。

1.アミノ酸が燃焼系の補助にしかならないのであれば、タンパク質100g=400キロカロリーもあるのはどういう理由なのでしょうか?
糖質と同様にアミノ酸をエネルギーする回路があって、100g取ると400キロカロリーのエネルギーが得れるのではないのでしょうか?


2.糖質を取ると半分が脂肪になるというお話ですが、1日に2000キロ消費したとして、米を2000キロカロリー取っても、1000キロカロリー分脂肪が付くということでしょうか?


すみません。お手数ですがよろしくお願いします。

お礼日時:2006/04/22 22:43

アミノ酸の一部はアミノ基移転反応でα-ケト酸になり、更にα-ケト酸はクエン酸回路に関連のある化合物に変換されます。



参考URL:http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=TCA&ki …
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この回答へのお礼

早速のお返事ありがとうございます。

もう少し宜しいでしょうか?
アミノ酸のごく一部はエネルギーに変換される回路に回されるということでしょうか?

もしそうであれば、巷のカロリー計算で、タンパク質は炭水化物と同じだけカロリーがある(エネルギーになりうる)ということになっているのですが、なんだかおかしくないでしょうか?

それについてはどのようなご意見がありますか?

お礼日時:2006/04/22 22:51

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