マグリットの初期の作品のスタイル
ある高校生用の英語読本の検定教科書にRene Magritteの美術評論が出てきます。(三省堂"Crown English Reading"の第2課)
ある箇所では
(1)
「彼の最初の絵画(複数形)は当時(20世紀初頭)の他の絵画と同様に写実主義の技法で(in an Realist style)、カラーリトグラフを用いた」
という記述があります。
他方、彼の生涯年表のなかでは、
(2)
「1916-18年 、ベルギーのブリュッセルにある"the Academie des Beaux-Arts" で学び、初期の絵画(複数形)を印象派の技法で(in an Impressionist style)描いた」
となっています。
一方は写実主義、他方は印象派の技法でとなっている点で、この2つの記述は素人の私には矛盾しているように思うんですがいかがでしょうか?。
回答(2件)
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No.2ベストアンサー20pt
私はこの回答を、1988年の東京国立近代美術館ルネ・マグリット展の図録を見ながら回答してるのですが…(笑)
>(1)そもそも、いつの時点のどの作品をもって・・・
1919年に級友と共同アトリエを持った、とあるのでこの頃では?
図録には1919年『我がワロンの詩人へ』と1920年『詩人ブルジョワへ』という人物画が載ってます。
>(2)その作品のスタイル・・・
図録には「新印象主義的手法で…」と書かれてます。
他にもキュビズムの影響を受けて描かれた抽象画も数点載ってます。
この回答へのお礼
2度にわたりご回答をいただき、ありがとうございます。
1年ずれはあるものの、私の最初の質問で挙げた2つのうちでは(2)ということなのでしょうか…。
「写実主義」と「印象派の技法」は、狭義で使っていると思うけど?
マグリットの有名な作品は寓意的で非現実の主題を、固有色による明確な輪郭を持たせる細かな筆使いで描いてますね。
これに対し初期の作品は、実際のモデルを見て(写実)、鮮やかで多彩な絵の具を荒い筆使い(印象派の技法)で塗ってます。
この回答へのお礼
ご回答ありがとうございます。
マグリットは1898年生まれで、1916年にブリュッセルの美術学校に入り、1922年に出きりこの「愛の唄」に出会いいわゆるシュールリアリズムに傾くまでに印象主義、写実主義等のいくつかのスタイルを経たようです。
私の疑問は、彼がいわゆる画家を目指した時点、あるいは画家として歩み始めた時期の「最初の絵画(複数形)」あるいは「初期の絵画(複数形)」についてのことで、
(1)そもそも、いつの時点のどの作品をもって「彼の最初の絵画(複数形)」あるいは「初期の絵画(複数形)」の作品といっているのか?
(2)その作品のスタイルが写実主義、あるいは印象派のスタイル、あるいはどんなスタイルといえるもものであったのか?
という点です?
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