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1ヶ月程前から左手親指から薬指半分(親指側)までがしびれたため、整形外科にかかったところ、1ヶ所では頚椎症(6,7番が狭いため神経を圧迫)、もう1ヶ所では手根管症候群と言われました。
どちらも授乳中のため、薬は飲まずシップのみにして様子を見ましょう、ということになりました。
それもあって、鍼灸指圧に行き、2回程マッサージと首をゴキッとやり、針を打ちました。
未だしびれはとれず、右側も軽いしびれが出てきました。夜中は両手に正座した後のようなしびれがひじから手のひらにかけてあります。夜中には、またにですがひじの裏側に痛みも発生します(腕枕をしたからしびれた訳ではないようです)。
この様な症状で、鍼灸などの治療をされた方、症状の緩和や回復はどうですか?回復されたかたはどのくらいかかりましたか?

A 回答 (1件)

■まず、頚椎症からくるのか手根管症候群からなのか、あるいは両方なのかは、神経伝導速度検査と筋電図検査で確実に区別をすることができます。



■夜中、眠っている間に手のしびれで目が覚めたり、しびれがひどくなるようであれば、手根管症候群のためである可能性が高いものです。

■妊娠-出産で手根幹症候群が出現悪化することは珍しくありません。問題は「放置してよいか」どうか、です。手の筋(親指の付け根の丸く膨らんだ筋肉の塊)が痩せてくるようなら手術をしないと治ることは稀です。また、進行してくると「しびれも感じない」という状態になりますから「しびれが軽くなった」だけで判断はできません。

■おそらく頚椎症の有無にかかわらず、手根管症候群はあるような気がします。針灸や指圧には行かず、手首の安静を保つことです。

■また、神経伝導速度検査を繰り返し行うことです。同時に肘や頚の状態もわかります。悪化傾向があれば手術を考えるものです。

■一番の問題は、神経伝導速度検査をきちんとできる技量をもった医者が極端に少ない点です。手根管症候群の診断くらいはできますが、悪化したのか変わらないかを判断するためには、安定した技術が必要だからです。肘や頚の病変を的確に判断するのは更に高度な技術が必要です。

■繰り返しますが、この時点では鍼灸や指圧は行うべきではないと考えます。
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この回答へのお礼

大変詳しく解説して頂き、ありがとうございました。
まずは2つの検査をして、原因をはっきりさせたいと思います。

お礼日時:2006/04/27 10:28

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