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 私は医師から発作性心房細動と診断され、血栓防止のためバイアスピリンを処方されています。

 この薬、血を固まりにくくする薬というのは判るのですが、血小板の数を減らす作用があるのでしょうか?それとも血小板の量はそのままで、その働きのみを抑制する作用があるのでしょうか?

 詳しい方、ご教授ください。

A 回答 (4件)

ご質問の主旨は薬理作用であって、副作用の話ではないと思うので、その線でお答えすると、血小板の数は減らさずに働きを抑える、ということになります。

こういった薬を抗血小板薬とよんでおります。
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます。
 服薬以前と以後の血液検査の数値上で血小板の量がほとんど同じだったので、薬の効果が出ていないのではと心配になり質問したのですが、「血小板の数は減らさずに働きを抑える」と判り一安心です。

お礼日時:2006/05/03 17:02

バイアスピリンとはアスピリンの100mg錠のことです。


アスピリンは「バファリン」の商品名でよく知られていますが、大量に投与すると解熱、鎮痛作用を示します。一方、バイアスピリンのように少量投与の場合は血を固まりにくくして血栓、塞栓などの形成を防ぎます。

血小板において、「アラキドン酸」という物質が「シクロオキシゲナーゼ」と「トロンボキサンA2合成酵素」という酵素の働きによって「トロンボキサンA2」になります。この「トロンボキサンA2」が血を固めるわけです。バイアスピリンを使うと、「シクロオキシゲナーゼ」の働きを邪魔するため、結果的に「トロンボキサンA2」ができにくくなり、血が固まりにくくなります。なので血小板の量は変わりません。
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます。
 「アスピリン」という名称からの第一印象が頭痛薬だったのですが、まさにその通りなのですね。
 大変参考になりました。

お礼日時:2006/05/03 17:06

バイアスピリン(アスピリン)の作用は難しい言葉で言うと、血小板凝集抑制作用です。



血小板が働くためには、いくらかが集まって凝集(塊になる)必要があるのですが、その塊になるための酵素(トロンボキサンA2とかいいますけど…)を邪魔するのがアスピリンの作用です。

つまり、血小板は存在するけれどもそれらが手をつないで効果を発揮するのを邪魔する薬と言うことですね。血小板の数自体は減りませんよ。
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この回答へのお礼

 詳しくご説明いただきありがとうございます。
 #2の方のお礼に書いたような理由で質問させていただいたのですが、安心しました。

お礼日時:2006/05/03 17:04

o.1%以下で,貧血、白血球減少、血小板減少、血小板機能低下(出血時間延長)の副作用はあります.



だから,出血傾向のある患者[血小板機能異常が起こることがあるため、出血傾向を助長するおそれがある]には使用しないことになっています.
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この回答へのお礼

 アドバイスありがとうございます。
 副作用についてはネットで調べると大体判るのですが、その薬の本来の作用が判らないのです・・・。

お礼日時:2006/05/03 16:59

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