プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

最近はPCやソフトなどのデジタル技術が進歩したおかげで、技術さえあれば音楽・グラフィック・プログラミングなどの作品をアマチュアでもプロ並みのハイクオリティな状態に仕上げることが可能になりました。家のプリンタが相当古いものなので買い換えようと思い「プリンタもかなり進化しているはずだ」と考え情報を収集、先日大型電気店を何点か実機を見てきました。

スペック的には解像度の「数値」がめちゃめちゃ高かったりスキャナやコピーなどの機能が付いた複合型があったりと僕の予想通りだったのですが、問題は実際に紙に印刷してみたときのことです。

お店においてあるサンプルは写真専用の光沢紙を使ったもので、解像度の高さと相まってかなり綺麗でした。が、もちろん僕の使用用途はそれだけではないため、お店の人に頼んで普通紙で僕が選んだ画像やその場で書いた簡単な図形のような絵をプリントさせてもらいました。すると驚くほど写真はノイジーでグラデーションはトーンジャンプのように段階的で僕の予想・期待を大きく裏切るものでした。

僕の使用用途というのは、自分で書いたイラスト・CGなどをカラー印刷したいというもので、紙は光沢紙とかではなく普通紙で十分なんです。もともとはデジタルコミックの技術(スクリーントーンをデジタルで再現したり等)を試してみたいというのが一番の目的でしたが、できれば他の写真・カラーイラスト・CGなどの印刷も綺麗にできたらうれしいなと思いまして。

このことを店員に話したら「そこまでのクオリティを求めるならデータを印刷所に持っていった方が良い」といわれました。まだ民生用プリンタはそこまでのクオリティには近づいてないのでしょうか?あとこれは余談ですが、CD/DVDのレーベル印刷も、民生機では市販されている製品のようなクオリティには近づけないのでしょうか?

A 回答 (7件)

一般にある印刷物も紙は光沢紙とかじゃないでしょうか。


普通紙の様な物に高品位な印刷が出来てる物は無いと思います。
普通紙でもそれなりに出したいのなら顔料インク使用の物もそこそこまではいけますが、低価格のカラーレーザーの方がインクジェットよりは幾分マシな出力ができますよ。
写真のプリントだと専用紙使ったインクジェットより格段に画質は下になってしまいますけどね。
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印刷するときにプリンタードライバーで調整はしましたか?


そのまま推奨設定で印刷すると色が出ませんよ。
詳細設定でドライバー設定をいろいろ変えると出るはずなんですけど。
インクも染料系、顔料系両方試しましたか?
これも特色があって、紙の種類とあいまってかなり変わってきます。
業務用のプリンターですが、CMYKで印刷するので、どうしても色の範囲が狭くなり、RGBで印刷する一般的なプリンターに比べどうも今一です。
Photoshop上でRGBで加工して、CMYKに変更すると鮮やかな緑色がくすんでしまったりします。
CDのレーベル印刷も同様で、私はPX-G900ですが、高画質印刷にして、画像も最初から色の違いを見込んだ色でやりますから、ほぼ満足のいくレベルです。
推奨設定では見苦しい。
お店の方も商業用プリンターに関してよく分からないような変な説明をしているようですが、美術年鑑のような印刷は、用紙を吟味して試し刷り(試し刷り1回で数万円)をやって色を合わせてやっと出る印刷結果で、私レベルでは試し刷りの予算が出ないので、レーザープリンターで全体の概略を見て、せいぜい2ページ程度を試し刷りしてもらって製本印刷をかけます。
業務用はCMYKのドットで印刷していきますから、普通紙ですとぼろぼろ感が出ると思いますよ。
それより一般の顔料系プリンターでドライバーは調整した方が、私の経験ではきれいにいきます。
当方、PX-G900と5000です。
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これは、インクジェットでは対応し切れない部分ですね。



インクジェットの、高画質は解像度の数値を高めることで達成しています。
「解像度の「数値」がめちゃめちゃ高かった」
というのがミソなのです。
まあ、これは他のプリンタでも理論的には同じことなのですが、液体のインクを使う場合はこれが大きな問題になります。

インクジェットプリンタでは、普通紙に最高画質の印刷ができません。
理由は、インクの吐出量が普通紙では多すぎて紙に乗り切らずインクが溢れてしまうためです。印刷設定時に用紙の選択を無理に光沢紙やマット紙にすれば可能ですが、今度は印刷後にインクが手に付く、滲む、インクが乾かないためプリンタが目詰まりし寿命が短くなるなどの問題が起きる可能性があります。

何故そうなるのかというと、高画質にするために同じドットに複数のインクを飛ばし、一つのフルカラードット階調を構成するためで、画質が上がるほどフルカラーのドット一つを形成するのに使うドットの数が大幅に増えるためです。最近のプリンタでは9600dpiという製品もあるが、9600dpiというのは確かに高画質になる。しかし、逆に言えば9600回定量のインクを飛ばすということは、よりインクの使用量が増え、専用紙以外では滲みやすくなります。

これを解決するには、紙をマット用紙などのイラストやCGなどの画像用の用紙にするか、インクジェット以外のプリンタを買うしかありません。
主に、イラストなどの印刷に向くのは、レーザープリンタや昇華型のプリンタになるでしょう。

これはクオリティの問題ではなく、技術的な限界と考えても良いでしょう。
それを補うために、インクジェットでは多様な用紙の種類があります。これは、用紙を替えることで、インクの浸透、吸水率を高めより高精細な印刷ができるものと、逆にコストを抑える物などと分けているのです。そうすることでその目的にあった最高画質/高コストパフォーマンスの印刷を提供できるためです。逆に、これができないレーザープリンタは、写真の光沢印刷などが苦手なのですよ。

紙さえ良ければ、CD/DVDレーベルも光沢写真や非光沢の市販品に近いレベルにすることもインクジェットでは可能なレベルになっています。ただ、1.2mm厚という規格があるCDやDVDではレーベルに使える部分にも制限がありそれが難しいからなかなかできないのです。
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 インクジェットというのはインク自体の「色の濃さ」は変えられませんから。

非常に細かいインク粒子を密に打つか疎に打つかで擬似的に階調を表現しているだけです。あらかじめ濃いインクと薄いインクを用意する物もありますが、それでも無段階で変えられるわけではありません。

 そのインクが滲んでしまうとその効果が薄れてしまうので、滲みにくい専用用紙に印刷するときに最高の画質になるわけです。滲みやすくて効果が出にくい普通紙ではあまり細かい印刷はしないようになっているでしょう。

 これはもう原理的な物ですから、インクジェットとしての画質向上はほぼ限界になっていると見ていいでしょう。数年前まではプリンタの新製品といえば画質向上がウリでしたが、最近は使い勝手に重点が置かれて画質を競うということは目立たなくなっているぐらいです。
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アルプス電気のMD-5500というプリンターが有ります。


熱転写プリンターですが、フォト印刷が、コピー用紙にもできます。

印刷と同じ色具合になりますので、印刷前の試し印刷などにも使われます。
普通紙へのカラーイラストなどの印刷には、最も適したプリンターであると思います。
ただし、レーベル印刷はできません。

5年ほど前に発売された製品ですので、機能的に現在の最新機種に劣るところが有りますが、現在でも通販で購入できます。

参考URL:http://www.alps.co.jp/brand/printer/md5500/index …
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おっしゃる事は私も感じています、市販のプリンターはあくまでも家庭用でしかなく、素人さんの使用範囲は写真の光沢紙によるプリントが綺麗で、あとはワードやエクセルなどの文字印刷が正確であれば多少の色の違いがあっても合格品なのです。


私も自作イラスト・CGや自作地図などのプリントをしますが、パソコン上のものとはどうしても色が違ってプリントされます。
店員さんの言うように正確な色彩でプリントする場合、印刷屋さんが使っているスクリプトプリンターでないと無理なようです。
一般的にはそこまでの品質を求めなくても充分通用しますからね。
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その問題は、結局インクを飛ばして使うプリンタの最大の問題なのです。



どうしても、インクというのは滲んでしまう為に紙質によってはぼやけてしまうのです。
現在は、ヘッド(インクが出る場所)の穴を出来るだけ小さくしてインクが滲んでもあまり気がつかないような感じにしているのです。
(後は、用途によって紙質を変えることでにじみを最小限にするなど)

印刷所の印刷も、インクを使っていますが吹き付けるという印刷方法ではないので鮮やかな印刷が出来るのです。

インクジェットという方式の印刷方法ではこれ以上の品質は望めないでしょう。
そのためにスキャナ搭載などの複合機にしたり印刷の画質よりも付加価値に走っているということもあります。
レーベルの印刷も、印刷所や専門のプリンタで使われている方式とぜんぜん違うのでやはり近づけるのは難しいでしょ。
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