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学校の総合学習で調べているのですが、
自然林と人工林つまり原生林について
詳しく分かる方、教えていただきたいです。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

まだ締め切っていないので追加です。

調べたいことと違っていたらスミマセン。

[人工林]
目的があって作られた山や林の事を主に言う。人工っていうくらいだから、人間が植えた木がメインで、主に杉の人工林が多い。杉は生長が早く、建築材に使われる為に利用するのが一般的。
ただ、人工林の特徴としては、杉だけを植えることが多いので他の木々が生えていない林であるため、自然の中での多様性に関してはほぼ無視。実際に杉の林や山を見ての通り、下草や低い木がわずかに生えている程度。それらの草木は手入れがされている林では杉の生長に必要な養分を奪われる理由で刈り取られることが多い。しかし、こっちの山林ではそれほど徹底して下草を排除していないのでワラビやゼンマイなどのシダ類、タラの木、ウド、などの山菜がたくさん収穫できる。
また、植えられてある程度育つと間引きされ、間引かれた杉は間伐材として割り箸や杭などにも利用される。
完全に伐採された斜面は1年程ですぐに付近の自然林から風や野生動物に運ばれた種で緑を増す。しかし、急に丸裸にされた斜面は乾燥し土砂崩れを起こしやすく、すぐに次の苗(杉)が植えられるケースもある。
杉の他には先に述べた通り、浜からの風を遮る赤松などの防風林、伐採された斜面や山を切り開いてできた道路の斜面に、土砂崩れ防止を兼ねて成長が非常に早いアカシアなどが植えられる。これらも目的があって作られた林です。

[自然林][原生林]
どこからどこまでを自然林や原生林として区分するかは見ただけでは判断しかねますが、やはり「原生林=原始の森」などという表現から判断すると、ブナなどの広葉樹やドドマツなどの針葉樹がほぼ単体で生えているものや、一般にジャングルを表す場合が多い。いわゆる未開の地ですね。
こういう原生林は、人の手が加わると非常に脆い。しかも再生も遅く、アマゾンのジャングルのように、赤土の上に乗っているジャングルは伐採が始まるとそこからどんどん衰退して行く。衛星写真をTVで拝見したことがあるが、ある特殊なフィルターを通してみたアマゾンのジャングルは開発のために削られた部分が魚の骨のように色が変わっており、非常に痛ましい写真であった。
日本では屋久島、白神岳、知床、与那覇岳なども貴重な原生林で有名。あと、対馬も。こういう所にはそこにしか生息しない希少な動物(天然記念物)も多い。白神=クマゲラ(最大のキツツキ)、知床=川魚(岩魚みたいなヤツで名前忘れた)、与那覇=ヤンバルクイナ、対馬=西表山猫(イリオモテヤマネコ)、屋久島=特に覚えていないが、北緯30度で山頂に雪が降りふもとは熱帯雨林。屋久杉(縄文杉で有名、もののけ姫で参考にされた森)という非常に寿命が永い杉が生えている。これらはそこで独自の進化を遂げた生物であり、永いこと外敵(人や人が持ち込んだ家畜やペット)にさらされていないため、人間がちょっかいを出すと生態系を大きく壊す。そして回復には途方もない年月が必要。生物の多様性も重要な観点で、植物と動物や昆虫の共生の関係もそこで進化結果であり、どちらかを絶滅させるともう片方も絶滅する。そういった複雑で多様な生態系をもった森を表すと考えてよいのではないかと。

ちなみに、水源としても重要な位置を占めており、よく、高原と名前のつくところには阿呆な人間がゴルフ場などのレジャー施設を作り自然に囲まれたことを売りにしているが、ゴルフ場の芝に撒く農薬が水源を汚染しているのも有名。あと、白神は近いので何度も行ったことがあるが、原生林を守る保安林というものを知っていますか?。原生林の保護区域だけを守っても、その区域を守れません。地形によっては余分に周囲の森を残すことによってその区域を守ることが出来ます。無論、地元の私でも入山許可を取らなければ保護区域には立ち入り出来ません。その保安林なのですが、日本人のモラルの無さを見ることが出来ます。分かりますよね。不法投棄です。信じられますか?。目を疑いますよ。よくもまあ、あんな自然が分解できない物を捨てられるものです。冷蔵庫とかTVとか・・・。もし、保護区域でそんなことをされたら大変です。ある意味で、そういう不届き者から原生林を守るのも保安林の役目かも知れません。
保安林には人工林もあります。開発途中で保護区域に指定されても、周りの環境に敏感ですからね。湿地が干上がったり、風通しが良すぎて環境が変わってしまうからです。その辺は専門化が決めることですから、植生などはそこに影響が無いように木々を植林します。最近では、海の生物はそこに流れ込む川の上流の森林に影響するとされ、広葉樹を植えている傾向があります。自然は地球規模でどこにどんな変化が出るか分かりません。エルニーニョ、ラニーニョもそうですね。ほぼ地球の反対側の減少がアジアにまで当然のごとく影響します。
話が反れましたが、ここに書くにはスペースが足りません。自分で調べて見てください。調べきれないと思いますよ。奥が深いです。

山菜採りのおっさんより。
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こんばんは。


質問の内容が意味不明です。でも、言いたいことは何となく分かりますのでテキトーにコメントします。

自然林って多種多様な木々が生えている。下草も多種多様。

人工林は針葉樹、主にに杉などを目的があって植えたもの。手入れがされていて下草が少ない。仲間に防風林がある。これは松を使う場合が圧倒的に多い。似たような感じで山の斜面の土砂崩れを防ぐために成長がとても早いアカシアを植えることが多い。

原生林。人間が手を加えていない状態をいい、特にブナの原生林である白神山地(世界遺産)が有名。どちらかと言うと、途方も無く長い年月を保ち続け、生態系の重要な位置を占める。水源の役割も高く、最近は保護区域に指定されている山林は多くが原生林では無いだろうか。東北の原生林はブナが圧倒的に多いが、主に属が似ている落葉樹が集まっている植生もそれと言えなくも無い。
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