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 有機ELに用いられる色素は通常は絶縁性で、そのため発光層をなるべく均質に薄くすることが重要だと言われていますが、最近ある雑誌で「アントラセンの単分子ワイヤーの合成に成功し、その導電率を測定したところ結晶に比べておよそ10万倍となった。」という記事を読みました。
 そこで疑問に思ったのですが、それを集積しEL素子に用いた場合、ELは見られるのでしょうか?
 私は導電性が発現すると、ホール・電子の移動及び再結合が起こらず、励起されないと思うのですが・・・。
 宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

アントラセンの絶縁物としての抵抗値が10の16乗オームだったとすると10万倍でも10の10乗程度でしかありません。

半導体の領域です。キャリアーは正孔か電子か不明ですのが、バイポーラではないでしょうからどちらかです。このアントラセンを例えば正孔輸送層として、バンドギャップの大きい絶縁物を挟んで電子輸送層を設定すれば=Pin接合のような状況です。=発光すると想像しています。

この回答への補足

アントラセンの単分子ワイヤーについて論文が出ているわけではないようなので詳しいことは分からないのですが、分子をゼオライト細孔中で配列させると電子雲を接触して導電性が向上したと書いてありました。

補足日時:2006/05/12 15:56
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
発光の原理に関してはまだまだ勉強不足のようなので、さらに勉強したいと思います。

お礼日時:2006/05/18 04:05

僕が思うに、アントラセンの発光条件は特殊なので光らないような気もします


僕も有機ELは、色々勉強しているんですが、
今、確実に均一にするのは、インクジェット方式が妥当だと思います
シャドーマスクやなんかは、マスクのずれなどで100%均一ということはかなり不可能にちかいですしね!!
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
発光の原理に関してはまだまだ勉強不足のようなので、さらに勉強したいと思います。

お礼日時:2006/05/18 04:05

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