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核エネルギーの場合、触媒にあたるものってないんでしょうか?
その物質があると、エネルギーの壁が低くなるというような。

A 回答 (3件)

核の場合は一般の物質同士の化学反応と異なり、物質を構成している原子自体が崩壊または融合するときにエネルギーを発生するので、エネルギーが発生する原理自体が異なるので、触媒といえるものはないと思います。

あえて言うのであれば核分裂反応では減速材がそれにあたるのかもしれません。
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siegmund です.



No.2 回答の
> ウランですと,自発核分裂による半減期が 10^(16) 程度だということです.

ウランですと,自発核分裂による半減期が 10^(16) 年程度だということです.
と訂正してください.
「年」が落ちてしまいました.
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こういう話は専門じゃないので,物理屋としての常識程度の回答です.


あまり突っ込まれるとボロが出ます.

触媒という表現が適当かどうかよくわかりませんが,
核分裂で外部から入射する中性子がそれに当たるかも知れません.
外から中性子が原子核に入射することなく起きる核分裂を
自発核分裂と呼んでいます.
エネルギー障壁を量子力学的トンネル効果で越えるので,
障壁が高いとなかなか起きません.
ウランですと,自発核分裂による半減期が 10^(16) 程度だということです.
中性子を原子核に打ち込むのはその障壁を乗り越えるだけのエネルギーを
与えていると言えます.
核分裂でまた中性子がいくつか出ますから,触媒みたいなものですかね.
入射した中性子と核分裂で出た中性子はエネルギーが同じとは限りませんから,
本来の意味での触媒とは違うかも知れませんが,似ているとは言えるでしょう.

原子番号が大きくなると自発核分裂が起きやすくなります.
カリホルニウムは手軽(?)な中性子源として使われているようです.
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