プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

現在では学校での情報教育の状況はどのようなものなのでしょうか?それはどのように行われ、効果的なものなのでしょうか?
また、これからの情報教育をどのように考えるか、皆様のご意見をお聞きしたいと思っています。よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

私は、学生ですが、若干の関係者ともいえないような、


関係者です。

 小学生では今現在、お絵かきソフトと使っての学習、
もうすこし高度になると、算数のソフトや理科のビデオ
をCD-ROMを使って行われているのが現状
のようです。

 しなしながら、このような学習用CD-ROMは、
出しているソフト屋が少なく、先生方は選択の余地が
ないと聞いています。

 また、著作権の関係からも、パソコン1台につき
1枚のディスクを購入しなければならないため、
また、同じ内容を2度学習することは(例えば理科の
ビデオCDなど)無駄になるため、実際問題として
これらのCDーROMを買う学校は、私立の学校か
村に一つの学校など、経済的にゆとりがある学校に
限られているようです。

 ホームぺ-ジの閲覧も同様で、大きな市では、
一つの学校だけに取り入れるわけも行かず、予算の都合
か知りませんが、学校にはIT革命が少々遠い
存在だと聞いています。

 これから、文部省では「総合的な学習」「生きる力」
として、その一環でパソコン教育も出てくると思いますが、
それはかなり難しいとおもいます。

 先生が、パソコンを使えないのですから。先生は
エクセルやワードはできるでしょう。ただ、
インターネットの設定接続、さらにLANの仕組などまで
熟知している先生が各学校にそんなに多くはなく、
また、各種トラブルに対しても先生方がまだついていけ
ないといった問題があるようです。

 僕個人的に、パソコンは小学生のうちから必要だと
思いますが、それ以上に授業として取り入れるような
例えば「心の教育」など、もっと重要なことが
あると思います。
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この回答へのお礼

利益を追求する日本では需要の少ないものはあまり作られないというのは、当然といえば当然なのでしょう。しかし、これからの文部省の方針にもよりますが、こういった面をバックアップしていくことも国としての勤めではないでしょうか。それに伴い教師としての質もあげなけらばならないでしょう。
国の言う「IT革命」を少し見守ってみるしかないですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2000/12/24 11:36

直接の回答ではありませんが、情報処理学会が


高校での情報科導入のための教科書試案を出し
ています。すでに回答のあった、マナーなどの
問題に加え、Web上での情報デザインの観点も
市販書ではなかなかみられない水準のものになっ
ており、高校生だけに読ませておくのはもった
いない仕上りになっていると思います。

コンピュータ・アプリケーションの使い方を教
えるといっても、しばしば特定の私企業が作った
にすぎない特定商品の使い方を教えるに過ぎない
ものになっちゃ情報教育ではなく、単に企業の
促販の一翼を学校が担うことになってしまいます。
たとえばレポートの書き方を正しく章節構造にそっ
て書かせるだけでも、情報デザインの基礎教育に
は十分なるはずなのに、現状は……という感じが
します。

大修館書店から出ていた『コンピュータが子どもの
心を変える』は、アメリカでの教育へのコン
ピュータ導入を扱った書籍として、非常に興味
深いものでした。お見かけになったら、一度
手に取られてはどうか、と思います。

なお、情報処理学会の教科書試案は、以下のサイト
で公開されています。

参考URL:http://www.ics.teikyo-u.ac.jp/InformationStudy/
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この回答へのお礼

とても参考になりました。これからは本当に求められる教育の質を追及していくことを願います。
ありがとうございました。

お礼日時:2000/12/28 14:51

 先ず、個人的な意見としては小中学校でのPCを使った授業では、ワープロができるとか、エクセル(表計算)ができるとかよりも、メールを使うときのマナーだとか、インターネットの問題点(ウイルス、ハッカーなど)、著作権の概念などを教える事の方が大切ではないでしょうか。


 ワープロの使い方、表計算の仕方などというのは、興味がある子は自分で身に付けるでしょうし、練習の課程で誰に迷惑をかけることもありません。高校、大学、専門学校で身に付けても手遅れにはならないでしょう。
 逆に、メール・チャットなどは、ボタン1つで不特定多数の人に送れる為、マナーを知らなくては自分にも相手にも不利益になります。例えば、メールだと奇麗事も言える反面、相手を傷つけることも簡単に言えます。ML(メーリングリスト)等では、先に名前を名乗っておかなくては、誰であるのか判断できません。この教えてgooでも、質問文に個人を攻撃する文章や、プライベートに関する質問ばかりが載っていたら嫌ですよね。
 下に載せたアドレスは、三宅なほみさんという「インターネットの子どもたち」(岩波書店)という本の著者のHP
です。是非、この本も読んでみて下さい。

参考URL:http://yoshio.sccs.chukyo-u.ac.jp/nasemi/
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この回答へのお礼

私が高校生の時ですが、授業のパソコンの授業でパソコンやマナーについての概説などは一切せずに、ワードとエクセルから入っていった記憶があります。
どちらも将来のために知っておかなくてはならないものなのに、あやふやにしてしまっているのか、教育の指標が見えていないのか、どちらにしろ教育の問題点だと感じます。
これからは世界との通信をより簡単に可能にするインターネット。だからこそ知っておかなければならない事もたくさんあります。どこまで実現するか心配なところですね。大変参考になりました、ありがとうございます。

お礼日時:2000/12/24 11:08

小学校でも中学校でもパソコンが導入されているようですが、実際授業に活用されているのかどうか少し疑問です。

息子(中2)と娘(小6)の話を聞くとクラブ活動や課外として日誌を書いたりするのに使われているようです。もっと進んだ使い方ができている学校もあるのでしょうが今後に期待します。我が家のパソコンも高いゲーム機になってしまわないように、どんどん活用したいので、早く子供たちに情報収集の手段として活用できるようになってほしいと思っています。
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この回答へのお礼

マルチメディアと教育の不均等というのが問題ですね。
ゲームやビデオなどの発達は著しいものの、それに対する教育の在り方がしっかり考えられていないと感じます。
もっと情報を活用できるような教育が成り立つことでインターネットを含め、パソコンは新たなメディアとしての地位を確立していくのではないでしょうか。
貴重な意見ありがとうございました。

お礼日時:2000/12/24 10:54

 小学校の情報教育、特にパソコンについて、我が子が3年生ですが、楽しく教えてくれました。


 コンピュータ室がありLANでつながったPCが4人に1台の割合であるそうです。(実は教室はのぞいていません。先生のPCと生徒のPCが線でつながっていて、やり取りができると子供が言っていました)
 2年のときは、子供たちのほうが良く知っていて、これがマウス、クリックやドラッグすると言った言葉を知っていて先生に教えていたそうです。
 3年になると、ワープロソフトやお絵かきソフトを使って、何か表現させているようですが、ひらがな入力を基本としています。ローマ字の学習がまだのためです。英語のアルファベットは教えているのにと少し疑問に思いますが、言わないことにしています。
 
 これからの情報教育ですが、基本的に日本語を大事にするかどうかだと思います。自分の考えをわかりやすいきれいな日本語で表現する、このことに尽きると思います。疑問が生じたとき、自分で考え、その考えを明確な言葉にし、その考えを他の人々に伝え、時には他の人を説得する。同時に他の人の意見考えを良く聞き、理解し、そして自分のものとし教養の一部としていく。それを母国語で行う。これに尽きると思います。PCやネットを使いこなすことは、やはり文房具を使いこなす感覚で教育をしてもらいたいと思っています。
 私はラジオからテレビ、鉛筆からシャープペン・ボールペンの世代ですが、我が子は、PCもネットも単にテレビと同じ日用品感覚の世代です。この差をどれだけ教育現場のお偉いさん方が、そして教師の方々が理解されているかちょっと心配です。
 回答にならなくてすみません。
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この回答へのお礼

とてもこれからの情報教育を考えるための手立てになる回答でした。
今後の教育制度の中で情報教育は絶対不可欠だと考えます。文部省の動きに注目ですね。
貴重なご意見ありがとうございました。

お礼日時:2000/12/23 16:15

その学校にいる先生方によって全然違うと思うのでしょうけど、タイピング練習や、ウインドウズの基本操作の練習とかかもしれませんね。

そういうことをしているところがあるという話は聞いたことがあります。

それぞれの校種・学年でどこまでの技能を修得することが求められているか、ということがまだ見えないような気がします。そういうものがある程度見えてから、本格的な情報教育が始まると思います。

この場を使ってそういう話し合いもできるといいかもしれませんね。
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この回答へのお礼

そうですね、まだ未発達の分野といえますからカリキュラム作成は難しいと思います。とくに子供なんかは好奇心旺盛ですから、教えている内容に関して知っている子と知らない子という区別等が出てきてしまうのではないでしょうか。現在の学校教育にも同じことが言えます。塾へ行っている子と行っていない子、このようなギャップが生じているという事実も大きな教育の壁といえるのではないのでしょうか。
ありがとうございました。

お礼日時:2000/12/23 16:22

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