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よろしくお願い致します。
ネット証券を利用して株の現物、投資信託の売買を利用している投資初心者です。基本的に長期運用を目指しています。

最近リターンに対する外債ファンドの手数料の高さに辟易し始めました。アメリカの金利上昇も近々停止するのではないか?と考え、ポートフォリオの一部として100~200万円程度アメリカのゼロクーポン債(10~15年後償還)を購入したいと考えています。

為替の問題もありますが、今後10年位の間は70円~150円の間位で推移するだろうと思っています。

ホームページでの説明が理解しやすかったため大和証券に口座を開設後、気が付いたのですが外貨の買い付けと売却それぞれに1$あたり50銭、口座維持管理料に年間3150円、債券自体の売買にもスプレッドがあり、かなりコストがかかるなぁと感じています。

極力コストを低く抑えた形で投資を行いたいと思い、以下の3点に関してご教授ください。

1.上記の私が理解している他に発生するコストは何かあるでしょうか?
2.私の様な小口の投資家に利用しやすい料金体系の証券会社はないでしょうか?ただし強制円転は好ましくないと思っています。
3.その他ゼロクーポン債を購入するに当たって注意する点等あればアドバイスをお願い致します。

A 回答 (1件)

1)小口であれば、これだけ把握できていれば十分です。



2)基本的には、米ドル建て投資商品が多い証券会社を選ぶべきだと思います。
外債投資をやっていて、もっと有利な商品が見つかれば、外貨のままそこへ投資できる為です。
私は野村證券を使っていますが、ゼロクーポン債を売却した時にBST(ボンド・セレクト・トラスト)に入れて実質非課税運用をしました。
但し、BSTは信託終了が2013年12月31日ですので、これよりも前に売却した場合は金利部分も非課税です。
その他にも、米国株式ETFを買い付ける事や野村通貨選択型日経225投信(米ドル、ユーロ、豪ドルなど6通貨)へも投資できます。

3)ここが重要です。
ゼロクーポン債は満期前売却が有利です(有利な譲渡所得特典が利用できます)。
満期前売却は年間50万円までの非課税枠が利用できる他、これを超えた場合でも保有期間が5年以上の場合は、50万円超過分の半分しか課税されません。
売却損が出た場合は、確定申告をすると損益通算によって、給与所得から差し引く事も可能なので、税金が安くなります。

但し、償還まで保有した場合は雑所得になるので、1円でも利益が出たら住民税申告(20万1円以上は確定申告)の義務がある他、損益通算が出来ません。

だから、満期前に売却した方が税法上有利になるのです。
それから、売却損が出た時は確定申告で税金を浮かせるだけではなく、外貨MMFに入れて円転のタイミングを図ったり、もっと有利な米ドル建て商品で運用する事も考えてみましょう。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答ありがとうございます。
非常にわかりやすく、また有益なアドバイスばかりで大変参考になりました。
外債の売却後はMMFかな?と漠然と考えていましたが、証券会社さんによってはBSTや$立てのETFという選択肢もあるのですね。野村證券さんも検討してみたいと思いますが、私の様に小口だとやはりコストは高めですね(^^;)
また、売却時の税金の部分は全く調べておらず、ただ20%だと考えていました。直接リターンに関わる部分ですのでもうすこし調べて、途中売却の方向で考えます。しかし、ここでも売買スプレッドの問題が関わってきますね。なかなか難しいものです。
大変ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/17 10:01

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