プロが教えるわが家の防犯対策術!

眠る前の2~30分のために、短めの話が何話も載っているような本を探しています。

また、星新一のような短い話専門のような作家がいたらぜひ読みたいなと思っています。星新一のほかにそういった作家はおりますでしょうか?

条件としましては、1話が30ページ以内くらい(もちろん2~3ページでも可)なら、なんでもOKです。

なにかオススメの作品、もしくは作家はいらっしゃいますでしょうか。もしあったらぜひ教えてください!

※ 以前、家にたまたまあった眉村卓さんの作品を呼んだのですが、オチがよくわからなくて受け付けませんでした。

A 回答 (13件中1~10件)

No.2です。


海外作家でもOKであれば、短編の名手フレドリック・ブラウンがお勧めです。
SFショートショートをはじめミステリ・サスペンス風の短編まで幅広いです。
驚くような結末や機知に富んだ作品やユーモアたっぷりの作品が多く、テンポよく読める作家で後味の悪さもありません。
お勧めは「スポンサーから一言」。最近、星新一翻訳の短編集「さあ、気ちがいになりなさい 」も出ています。

あと個人的好みでは、ジャック・フィニイ。
ファンタジックでノスタルジー溢れる短編を書いています。分野としてはSFやファンタジーになると思います。
ブラウンと違ってあっと驚くような機知に富んだ作品とは違いますが、読後にほんわかと心温まる作品が多く、なごむのにはもってこいです。
お勧めは「ゲイルズバーグの春を愛す」。

この回答への補足

みなさま、この度はいろいろな作家さんや、作品をご紹介いただき、本当にありがとうございました。現在すでに、ご紹介いただいた作家のを何冊か借りてきて、楽しく読ませてもらってます。
当初は、眠る前の一冊としてご質問しましたが、実は近々パソコンを修理に出さなければならず、1ヶ月近くは帰ってこなさそうなので、読書で過ごそうと思っております。パソコンを預ける前にこの質問をして本当に良かった・・・。

こんなにたくさんのご回答をいただいて、本当にありがとうございました。ご紹介いただいた作家や作品は、全て読ませていただきたいと思います。

補足日時:2006/05/27 00:19
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この回答へのお礼

再度のご回答、誠にありがとうございます!ブラウンという名前は、聞いたことがあります。星新一のエッセイに出てきててそれで知ったのかな・・?「驚くような結末」というのは星新一の作品を評するときにも使いますよね!ハァ・・、早く読んでみたい・・・。
フィニイというのは聞いたことありませんでした。読後にほんわかってのもまたイイですよね。星新一はあまり得意そうではないですけど(あ、たまにあるか・・)
ご紹介いただき、本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/05/27 00:19

はじめまして。


寝る前に本を読む、この時間は最高ですよね。
Lusarさまも星ファンなんですか。
私は中学生の時に国語教材で星作品を読んで以来です。
元(?)コバルトの新井素子のお父様とご友人だそうで、彼女のデビュー作の解説も星新一です。なんて星ファンなら知っていますね。すみません。
「進化した猿たち1~3」「アシモフの雑学コレクション」はもう読みましたか??短編ではないですけれど、星新一のセンスが光るいい作品だと思います。何かを学習してすぐ寝ると記憶によく焼きつくらしいですから、コネタ収集を兼ねたナイトキャップとして。

あと、星新一エッセイの中によく出てくる作家は結構短編を書いています。早川文庫でよくお目にかかる作家ですが、どうでしょうか?
アンブローズ・ビアス
特に個人的なオススメは「悪魔の辞典」短編ではありませんが、芥川龍之介も影響を受けた一品です。短編は岩波の「命の半ばに」。ひやりとします。
レイ・ブラッドベリ
ジェイムズ・サーバー
エドガー・アラン・ポー
訳が古いのが多く、それに古典と言えば古典になってしまいますが、短編が冴えてる作家というのは、長きに渡って読み継がれる名作家なんだと思えました。もし、星新一を読まなければ、これらの作家も読まなかったと思います。

私個人のオススメは
清水義範「河馬の夢」他多数(新潮社・講談社など)ショート・ショートとはまたちょっと一味違うパスティーシュという分野ですが、会話の部分のテンポが小気味いい作品です。
小松左京「ぬすまれた味」(ケイブンシャ文庫)真夏の夜向けのホラーな食べ物ばっかりのショート・ショート集です。夜食が欲しく...は決してならないと思います。
「エンサイクロペディア恋の国」「忘れられたバッハ」(ハヤカワ文庫)
ユーモア短編集です。マニアックな笑いが好きなら病み付きになるかも。
コーリィ・フォード「私を見かけませんでしたか?」(ハヤカワ文庫)
上記の短編集にも収録されています。全編ユーモアたっぷり、思わず「あるある」とうなづいてしまう物多数。一週間で五キロ痩せる方法も載っています。
エドモンド・デ・アミーチス「クオレ」(新潮文庫)
あの「母を訪ねて三千里」の原作も出てきます。説教くさい部分も否めませんが、分厚くて日記形式なので少しずつ読めば長持ちします。

ではではおやすみなさい。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。「進化した猿たち」は学生のころに見たことがあるのですが、その時はアメリカンジョークがあまり受けつけず・・でした。しかし、今読んでみる価値はあるかもしれません。「アシモフの~」はまだ読んだことがありません。併せて読んでみたいと思います!
その他いろいろとご紹介いただき、本当にありがとうございます。私は海外の作家なんて全く知らないので、ローズさんのご回答で、本の知識が増えた気がしています。「パスティーシュ」なんて分野、初めて聞きました!

お礼日時:2006/05/23 01:50

江國香織さんの「つめたい夜」になんてどうでしょうか?しっくりくるものや笑えるもの、同感できるものなどたくさんありますよ。

短編小説なら、お勧めです。
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この回答へのお礼

江國香織さんにも短編があるのですねー。星新一は「短編(特にショートショート)は金にならないので、誰も書きたがらない」とエッセイで言っていたのですが、けっこう書いているものなのですね!作家の方にとってチャレンジしてみたい分野なのでしょうか・・?
こちらも旬の作家なので借りづらいとは思いますが、リクエストして読んでみたいと思います。ありがとうございます。

お礼日時:2006/05/23 01:35

 長編も書きますが、草上仁さんの短編は合うのではないでしょうか。

「こちらITT」「くらげの日」「時間不動産」「無重力でも快適」などの短編集が出ています。
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この回答へのお礼

おお、この作家も初耳でした!ちょっと検索してみたところ、短編を得意としているようですね。しかもSF作家さんじゃないですか!短編・SFと、星さんと共通点が多いですね。期待大です。「時間不動産」なんて、どんな話なのか想像もつきません。楽しみです。ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/23 01:21

>ミステリーの短編も興味深々ですので


と書いて下さったので、、、
東野圭吾氏の短編をお薦めします
学校の先生が探偵役になる『おれは非常勤』『浪花少年探偵団』
『快笑小説』『毒笑小説』『黒笑小説』のシリーズ(でいいのか。。。??)
化学や物理がお好きなら『探偵ガリレオ』
『探偵倶楽部』など
長編で有名な方ですが 短編も楽しめます
寝る前に 短い通勤時間にちょうどいいくらいの長さだと思います
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この回答へのお礼

再びのご回答、誠にありがとうございます!東野圭吾さんも短編を書いていたとは・・。しかもけっこうたくさんあるのですねー。毒笑とか黒笑とか、とても気になりますね(笑
私は図書館で借りてみてから買うタイプなので、ぜひ借りて読んでみたいと思います。でも東野さんは旬の作家なので、借りられてるかなぁ~

お礼日時:2006/05/23 01:11

「おとなしい凶器」「チョコレート工場の秘密」で知られるロアルド・ダールはいかがでしょうか。



http://www.aga-search.com/292roalddahl.html

「キス・キス」という短編集が面白かったです。
この中では特に「牧師の愉しみ」というのが心に残っています。
ハラハラしながら読み進めると、なんとも皮肉な結末が待っています。
奇妙な味わい、独特な読後感を味わえる作品です。

同じくダールで「あなたに似た人 」 もお勧め。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150712 …

それからもうひと方。
クリスチアナ・ブランド 「招かれざる客たちのビュッフェ」

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488262 …

16篇からなる短編集で、それぞれを前菜から食後のコーヒーまでになぞらえた、大変贅沢な逸品です。
ジャンルとしてはミステリーですが、一筋縄ではいかない曲者ぶりを愉しめるものとなっています。
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この回答へのお礼

海外の作家もきましたね!皮肉な結末とは、これもまたそそられるフレーズです。ダールの名前は聞いたことがあるなぁくらいの認識でしたが、チョコレート工場の作者だったとは知りませんでした。映画のですよね?
「ビュッフェ」のほうは、これまた独特のコンセプトですね。1話が1品の料理ということでしょうか。ん~、どんな話が飛び出すのか想像がつきません。しかし、1冊16篇というのは私にとっては、まさにちょうどいい長さかもしれません。ありがとうございました!

お礼日時:2006/05/19 01:59

川端康成のその名も「掌編小説」というのがあります。


様々なパターンの2~3ページくらいの本当に短い話がたくさん詰まってます。私もこれを寝る前に読んでました。

村上春樹の「夜のくもざる」も掌編です。とぼけた感じの風味がします。

つい最近読んだ、穂村弘「にょっ記」も、日記の体裁になっている創作でした。1日の出来事として、ごく短い(半ページにも満たなかったり)話が載っています。これもとぼけてます。


「にょっ記」以外は、文庫になっています。「にょっ記」は最近出た本なので、図書館で借りました。

お好みに合うといいのですが(^^)
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この回答へのお礼

川端康成に2~3ページの話集があるとは・・。私は川端康成って全く読んだことがないのですが、堅苦しい感じのイメージを持っておりました。村上春樹はいつか読んでみよっかなと思いながら、読まずにおりました。短いのがあるのでしたら、入りやすいです。
また、「にょっ記」は独特っぽいですね。日記の体裁とは、ブログみたいな感じなのでしょうか。ぜひ読んでみたいと思います!誠にありがとうございました。

お礼日時:2006/05/19 01:41

都築道夫。


本来はミステリ作家だけど「阿蘭陀すてれん」「黒い招き猫」等優れたショートショート集あり。ちょっとレトロで不可思議な雰囲気があって好きです。
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この回答へのお礼

都築道夫さん・・・またもや初耳のお名前でございます。レトロ、不可思議、とそそられる言葉でご紹介いただき、おかげで少し興奮気味です(笑
ご紹介いただいた2冊から始めて見たいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/19 01:19

私も寝る前に短編を読むのが楽しみです



私も一番のお薦めは 阿刀田高氏ですね
ミステリーでもいいと言うのでしたら 
佐野洋氏も長編より短編のほうがキレがいいと思います
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この回答へのお礼

やはり阿刀田さんですか~。じつは私は、「ショートショートの広場」は、選者が阿刀田さんになる前の方が面白かったなぁーと、漠然とした印象がありまして、阿刀田さんの印象もあまり良くなかったんです・・。しかしこんなにも「短編と言えば阿刀田」とのご意見をいただき、ぜひご本人の作品も読んでみたくなりました。
ミステリーの短編も興味深々ですので、佐野洋さんもぜひ読んでみたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/19 01:08

こんにちは。



No.3さんの回答の補足を。
「ショートショートの広場」は講談社より
文庫化されており、1~20巻まで発行されております。
1~9巻までが星新一さん、10巻以降は阿刀田高さんの
選考となっております。
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この回答へのお礼

「ショートショートの広場」は1冊(第1巻)だけ持っております。これ、すごく面白かったのに忘れてた・・・。20巻も出ているんですね!まだ出ているのかな?チェックしてみます。ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/19 01:01

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