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5月中旬頃、自家用車のバッテリー(55D23L)を買い換えるつもりで、ネットショップやネットオークションで各社の商品を調べていましたら、オークションで[劣化バッテリーの強力再生装置]の出品商品を見つけました。
商品名:[バッテリー再生『フレッシュ・キーパー』強力・再生装置(12V用)』
この商品の説明には「劣化の要因」と「回復の原理・効果」が次の様に記載されていました。
▲殆どのバッテリーは、電極板に硫酸鉛等(サルフェーション)が付着する事により、これが電気の流れの妨げとなり、電圧の低下[劣化]を引き起こします。このサルフェーションは、使用期間に拘りなく余り運転されない場合の方が多く生じます。
▲フレッシュ・キーパーから半永久的に生じる微量電気パルスで、このサルフェーションを電極板から、電解液に離脱させ,元の綺麗な状態に戻り,キープさせるとともに、電子等の流れ(電流)をスムーズにさせ、バッテリーの延命をはかります。
これを読んで、当方の搭載バッテリーも、1年半を経過し、普段余り運転しない方なので、サルフェーションが多く付着して、最近弱ってきたのだと納得、新品バッテリーを買うより安く、物は試しに購入してみました。以前、有る人のHPで同様なパルスを用いてバッテリーの復活実験の回路や検証実験の記事を読んだ事があるので、まんざらウソでも無い様な気がしますが、この様な商品で本当にサルフェーションを電極板から離脱させ、元の綺麗な状態に戻す事が出来るのでしょうか?

同様の商品を搭載の方やこの技術に堪能な方のアドバイスをお待ちしています。

A 回答 (2件)

オークションのはどうかわかりませんが、この種の装置はアメリカで発売されたのが10年以上前で、試してみたことがあります。



結論としては、装着前にはバッテリーのケースそのものが気持ち膨らんでいましたが、装着中は少し痩せていきましたから、蘇っていたようです。
ただ、車を売る前にはずしたら、1ヶ月もしないうちに、このバッテリーは死んだそうです。はずしたらサルフェーションが一気に進んだのか? という感じでしたね。

時は流れて約10年、質問者さんの見つけたHPのメーカーのものを現在試しています。
パルスをあえて弱くしてあるので、ジワジワ効き目が出るらしいのですが、確かに、一回完全に放電(スモールランプ消し忘れで3日間、トホホ・・・)してしまったバッテリーに付けっ放しで使っていたら、現在は問題なく使用中できる状態になっています。

この種の装置の効果を計る目安として、いくら充電しても上がらなかった液の比重が上がるようになりますし、CCAという指標値も上がってきます。これは、短時間に流せる大電流の指標と考えてください。
電極がサルフェーションのみで覆われたバッテリーはこれらのサルフェーション成分が電解液に戻ることで復活するようですが、電極が機械的に破壊されたものは、バッテリーそのものの寿命と考えていいみたいです。
現在使用中のバッテリーは、CCA値が新品時とほとんど変わらないので、バッテリー屋が不思議がっています。通常、半年も使うと新品時とは明らかな差が出ているとのことですが、
「おまえのは、何で下がらんのやろう?」
といわれましたから・・・。

ま、結論としては、容量が大きくて高価なバッテリーだと、費用対効果がいいかもしれませんが、安いバッテリーだと? ですね。

私のは、5.7リッターのV8エンジン車ですので、バッテリーそのものが安くないので使っています。

ただ、効果が実感できるのは、多分、数年後です。
液量管理は必要なんで、注意が必要です。
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この回答へのお礼

shin163様 回答有難うございます。
この種の製品は10年も前からUSAで発売されていたんですか!全然知りませんでした。
ご回答の内容では、既に色々試されている様で、完全放電されてしまったバッテリーも問題なく使用できる状態まで回復されているとか、それも効果なのでしょうか?
当方は比重もCCAもまだ計った事が有りませんが、バッテリーに付けっ放しで使っているのでその効果がじわじわと出てきたらいいと思っています。
一度、知り合いの電装屋へ行って、CCAを計ってもらいます。

お礼日時:2006/05/23 15:36

 公式HP見てみたんですけど、説明が全く足りておらず、信用に値する文章とは思えません。


 バッテリーというのは「電流を使い続けることで劣化する」わけですから、そこに電流を流してもますます劣化するだけです。よって、「特殊パルス電流で綺麗にする」という記述は嘘であるか、もしくは説明が間違っているか、製作者の勘違いであると言い切れます。

 また、バッテリーという分かりやすい装置のための回復装置であるにも関わらず、実験結果が数値でしか示されていません。
 それに、実験方法自身も「どうやって主観の入り込みを除去するか」という方法論が確立していません。
(自動車の燃費は、プラシーボ効果によって10%程度の誤差があります。また、当該の実験結果一覧には、実験方法の具体的なところが何も書かれておらず、報告書とはとても呼べません)

 そして、下記の3点
1.使用者自身が「まんざらでもない」と感じている
2.装置にプラス/マイナスプラグがあり、外部動力の供給路がない
3.自動車のボルト数によって種類が分かれている
 により、「もしかして、中にコンデンサ入ってんのとちゃう?」という疑問が浮かびます。

 もしこの想像が正しければ、エンジン電圧が上がってコイルが安定するのですから、バッテリーの調子がよくなったように感じるのは当然です。
 ただし継続利用によって車内の「12V専用電子機器」が破壊されます。(12V/24V共用のものは平気)

この回答への補足

当方が購入した製品とメーカーは違いますが、同様に微弱な特殊パルス電流を電極に流し、サルフェーションを分解、機能回復をするメーカーのHPがありました。
URLは:http://www.hi-grove.com/?gclid=CIfgirfKi4UCFSrTJ … でした。

補足日時:2006/05/22 18:21
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この回答へのお礼

deagleさんご回答有難うございました。
公式のHPを見て頂いた上でのアドバイス大変参考になりました。
回復装置の中身にどの様なパーツが詰まっているか分かりませんが、ネットオークションにはこの装置と同様にバッテリーの +・- 端子に常時接続する、
巨大な容量を持つコンデンサも多数出品されています。これらの商品も下欄に記載されている事態が発生する可能性を抱えている訳ですね?

とり合えず、今少し様子を見てみたいと思います。

お礼日時:2006/05/22 17:54

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