力価について

力価はなぜ分析化学で使われるようになったのでしょうか？
また、力価を使うと何が便利なのでしょうか？

No.1 ベストアンサー 回答者： shu5963 回答日時： 2002/02/13 22:42

力価＝ファクターですよね。

標準溶液を調製する場合において、理論の質量を誤差＝０ではかり取ることが困難な場合（液体試料、気化などで濃度に誤差が出やすいものなど）、およその量を量り取り、固体の標準物質（構造が安定なもの）から調製した溶液で濃度を決定できます。
標準物質として使用できるものであれば、採取する理論値と実際に量り取った量の比率が、ファクターになりますよね。
分析時に、常にｆ：１．０００の溶液を使用するのが理想ですが、困難な場合も有ますので、計算時に濃度係数（力価：ファクター）を考慮することで、数式の扱いが非常に楽になります。計算も、液調製も「楽になる」という事ではないでしょうか？
このように思いますが、如何なものでしょう？

この回答へのお礼

ありがとうございました！色々な本で調べていたのですが、いまいち良くわからなかったのです・・・本当に助かりました！

お礼日時：2002/02/14 08:46