宝塚歌劇の地方公演は本公演とはかなり違うものなのでしょうか？

Question

宝塚歌劇の地方公演は本公演とはかなり違うものなのでしょうか？
というのは、今回梅田芸術劇場での「ベルばら」のチケットが手に入り、初めて地方公演を観に行くので、大劇場とはいろいろ違う事があるのだろうとは想像しますが、たとえば、フィナーレの大階段がないとか、もちろん銀橋は無いだろうし、オケボックッスはどうなるんだろうとか、いろいろ疑問が出てきます。
観に行けばわかる事なんですが、やはり、大劇場と同じくらいオーケストラの生演奏でプロローグもフィナーレも楽しみたいと思っているんですが、いかがなものなんでしょうか？
当然、地方公演ですから、その劇場の設備やなんかで変わる事は間違いないでしょうが、大道具さんやオケのメンバーさんも付いては行かれるのでしょう。
どの程度違いが有るのかな？と思いまして、大劇場公演、地方公演共にお詳しい方、よろしくお願いいたします。

todoroki · Accepted Answer

大階段は電動式で短時間でセットチェンジできるようになっている精密なシステムですから
よその会場に持っていけるという代物ではないですね。
梅田芸術劇場は全国ツアーの会場としては最大規模の会場ですが
ほとんどは市民会館クラスの会場で行われますから
セットもそういう小さいホールの間口に合わせて、持ち運びが簡単なようにつくられます。
ですから大劇場公演と同じ演目でも、全国ツアーのセットは大幅に変更になりますね。
人数は減りますが大道具さんももちろん帯同して、
制約の多い中お客さんに楽しんでもらえるよう努力されていますよ。

　オーケストラの生演奏は魅力的ですが、あれはものすごく経費がかかります。
大劇場でも、経費節減のためにオーケストラの人数を減らすというくらいで・・・。
地方の会場にオーケストラピットを設置できるところは余りありませんから
１００％録音になるでしょう。
「アーネスト・イン・ラブ」は舞台の後方にオーケストラが入りましたが
あれは約１ヶ月同じところで公演するからできたことで
毎日移動が続く全国ツアーではそんな余裕はありません。
それに編成も普段より少なくなっていましたね。
ドラマシティクラスならバンドも数人でまかなえますが
自前のオーケストラを連れて全国巡業なんてサブちゃんでもしないはず（笑）

　必ずトップスターは参加するものの（今度の雪組公演は異例中の異例です）
そのほかは若手中心になってしまうので
大劇場公演に比べると未熟なところは否めませんが
普段はせりふもあまりないジェンヌさんが地方公演で意外な活躍をしたり
脚本に手を加えられたり、そういうところを楽しむこともできます。
梅田は地方とはいえませんが、お芝居の中でその地方の方言や名物を言ったりというお楽しみも。
でもベルばらはシリアスなお芝居なので、アドリブは期待できないかもしれません。
銀橋はない方がステージが近くて絶対うれしいと思いますけどね。
地方公演には地方なりの楽しみもありますから心配は要りません。

aobeta · Answer

＞確か、銀橋は博多座にはあるはずです。地方に全くないということはないと思います。

博多座での宝塚公演は生オケではなく録音になりますので、オーケストラボックスと銀橋部分は客席になります。

ちなみに博多座の階段も数段の小階段です（全ツよりは少し多かったかな？）
大階段の運搬するのはもちろん大変なのでしょうが、出演人数が半分ですので、大階段に少しずつ降りてくるのも寂しいですし、一遍に降りて来るとあっという間に階段降りが終わって歌のタイミングも合わなくなり変ですし・・・
小階段でバランスが取れていると思います。

cat-and-dog · Answer

みなさんがおっしゃる通り、生演奏ではありませんね。録音したものを流すと思いますよ。
けれど、そんなに言うほど違和感は感じられないと思います。
大階段もありません。ただ、フィナーレの時に、５～８段ほどの階段がある場合もあります。
「宝塚歌劇団生徒の公演場」という劇場で公演をするのではないので、大劇場と違い銀橋などはありません。

しかし、生演奏をする公演も地方公演でもあることもあるらしいですよ。（一部で。劇場にもよるとは思いますが）
『アーネスト・イン・ラブ』は生演奏だったらしいです。
宙組の『Ｗ－ＷＩＮＧ』も生でした。舞台上にオケメンバーの方がいて、舞台上で演奏してくださってましたよ。客席からはあまり見えないような位置だったんですが。

『ベルサイユのばら』、楽しんできてください♪

masuling21 · Answer

もうひとつ。

セリなし、盆なし、銀橋なし、大階段なし、これでどうなるのかと思いますが、宝塚は、やはり宝塚なのです。

豪華絢爛、愛と夢、スターさんは凄いです。どこにいても輝いています。

masuling21 · Answer

出演者が３５人前後になりますので、本公演の半数以下です。登場人物がカットされたり、場面も変わったりと、変更点がいくつも出てきます。そこが見ものなのです。地方公演は、地方公演なりに楽しめます。

音楽は、録音です。しかし、トランペットが音を外すようなことがないので、安心です。本公演は生演奏だけに、ヘタなトランペットも聴かないといけませんね。

ミラーボールが小さいというのもありますが、それはそれで良いです。

＞オーケストラの生演奏でプロローグもフィナーレも楽しみたいと思っているんですが

残念ながら、質問者さんのご希望は、本公演でないと実現できないでしょう。梅田へ行くことができるなら、大劇場は近いです。

確か、銀橋は博多座にはあるはずです。地方に全くないということはないと思います。

そうは言っても、羽根衣装は本公演と同じです。

Willyt · Answer

No.1 の訂正です(^_^;)

３行目の頭『必要が出て来ます』→『削減する必要が出てきます』

aobeta · Answer

大道具さんはついて行かれるでしょうが、オーケストラは生演奏でなく録音した物です（もしかしたら劇場によるかもしれませんが）　
人数が半分に減りますので、群舞など大勢に人数のシーンは確かに迫力は欠けますね。
大階段も小階段（数段）です。
本公演を見ていると、物足りなさは感じると思います。
銀橋で歌うシーンの時は代わりに客席降りする場合もあります。
しかし、本公演ではあまり台詞も無いような下級生も、出番や台詞が増えるので、下級生ファンにとっては嬉しいかもしれないですね。
あと、本公演ではフィナーレ後の舞台挨拶は、初日と千秋楽くらいしかありませんが、全国ツアーの場合は、フィナーレの幕が降りた後、再び幕が上がり挨拶があります。　その地方出身の生徒さんがいると、トップさんか組長さんが紹介してくれます。
アドリブなどもその地ならではです（方言で台詞を言ったり、名産品を出してきたり）
本公演では味わえない楽しみもありますよ。

Willyt · Answer

宝塚の演物は宝塚の舞台を前提として組立られています。宝塚の舞台は間口、奥行ともに世界一クラスの劇場と肩をを並べる大きさなので、これを地方へ持って行くとこれはかなりの舞台装置、人員を必要が出て来ます。オーケストラボックスも幅が狭くなる分収容人数が減少します。

したがって宝塚で見るスペクタキュラーなシーンから見るとかなりみすぼらしいものになってしまうのはやむを得ないことだと言えます。特に大階段と銀橋を使ったフィナーレは地方劇場で不可能です。銀橋は宝塚と東京にしかないでしょうからね。

宝塚歌劇の地方公演は本公演とはかなり違うものなのでしょうか？

大階段は電動式で短時間でセットチェンジできるようになっている精密なシステムですから

＞確か、銀橋は博多座にはあるはずです。

みなさんがおっしゃる通り、生演奏ではありませんね。

もうひとつ。

出演者が３５人前後になりますので、本公演の半数以下です。

No.1 の訂正です(^_^;)

大道具さんはついて行かれるでしょうが、オーケストラは生演奏でなく録音した物です（もしかしたら劇場によるかもしれませんが）

この回答への補足

宝塚の演物は宝塚の舞台を前提として組立られています。

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　大階段は電動式で短時間でセットチェンジできるようになっている精密なシステムですから

大道具さんはついて行かれるでしょうが、オーケストラは生演奏でなく録音した物です（もしかしたら劇場によるかもしれませんが）　