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イージス艦とはどんな船であり、何がどうすごいのか、なるべく分かりやすく教えてください。
ウィキペディアをはじめ、いくつかのサイトを見たのですが、説明が難しくていまいち良く理解できませんでした。
お恥ずかしい話で恐縮ですが、よろしくお願いします。

A 回答 (10件)

イージスとはギリシャ神話に出てくる神のことです、どんな剣をも受け付けない強力な盾(たて)を持っています。


イージス艦は精密なレーダーやソナーと高性能コンピューターを搭載し、敵のミサイルや航空機に艦船など位置や場所深度に高度など細かく分析追跡する「これをイージスシステムという」ことができ、攻撃兵器はそれほど搭載していませんが迎撃(迎え撃つこと)能力は非常に高く、アメリカで開発されました、同盟国でもスペインと日本しか持っていない最新兵器です。「専守防衛」を掲げる日本には最適の兵器なので海上自衛隊に3艦配備されています(と思います)。複数の目標を同時に追跡・迎撃することができます。

日本は憲法上の制約で先制攻撃が許されていませんのでこういう高性能迎撃システムが必要とされたのですね。例えば相手国からミサイルが発射されたのをすぐに察知し、わが国に着弾する前に打ち落とすことが出来ると言われています。
各国海軍がうらやむ高性能ですが、それを使いこなせるかどうかは政府の頭の柔軟性次第ですね。
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この回答へのお礼

ウィキペディアに書いてあることと内容は近いですが、この説明の方が分かりやすかったです。
レーダー以外のイージス艦の特徴を理解することができました。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/27 21:05

複数の目標を同時に補足し、同時に迎撃といった作業を同時多発的にコンピュータ制御で行う能力を持つ航空隊も真っ青な戦闘艦のことです。


*レーダーからミサイル・機関砲まで、統合的に運用し複数の目標に同時多発的に対応するシステムが必要なので、フェイズドアレイレーダーを装備しているだけではイージスシステムとは言いません。
(間違ってるかもだから「自信なし」)
フルスペックのイージスシステムを持っているのはアメリカ合衆国だけであり、日本や韓国のイージスシステムはそこから複数の機能を削除した「縮小版」です。
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この回答へのお礼

スペインだけでなく、韓国も持っているのですね。
しかしながら、極めて高性能のようなので、いずれにしても所有国は少ないみたいですね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/29 12:08

イージス艦の名前の由来の「イージス」は、ギリシャ神話に登場する最高神ゼウスが娘アテナに与えた「あらゆる邪悪を払う盾(胸当)の名称」です。

つまりイージス艦は防御能力を他の艦船よりも高めた艦船です。

で、その実現方法がイージスシステムと呼ばれるものですね。
何をしているかというとすでに回答のあるとおり、より早く危険を察知するために特殊なレーダシステムを採用し、その情報を迎撃システムと共有しています。このレーダシステムと迎撃システムがべらぼうな建造費の原因ですね。

通常の艦船では、「自艦に向かってくる危険を察知する防空部門がミサイルを発見し、艦橋に報告、迎撃のための火器管制部門が必要な情報を入力し、命令で発射」していたものを、システムを統合することで情報入力の手間を省いたものですね。
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この回答へのお礼

攻撃能力では防御能力に特徴がある点が、ポイントなのですね。
多くの方の説明で少しずつイージス艦のことが分かってきました。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/28 14:53

難しすぎましたね。


まず、既存のレーダーより遠くから発見できるフェイズドアレイレーダーを装備しているため、より早期の攻撃を察知できる。

自分の艦隊に向けて同時にミサイル攻撃をされたとき、、
16個までなら、全部同時にレーダで捕らえて、
「アレをターゲットA」、「そっちをターゲットB」とそれぞれに名前を付け、
「Aには自艦のスタンダードミサイル」、「Bは先頭艦に向かっていて距離が近くてミサイルでは自艦にも被害が出るため、その先頭艦の大型機関銃で」「Cは自艦に向かっているが最後尾艦のスタンダードミサイルで」
と役割を振り分け、連絡し、迎撃させます。
イージス艦が無い時代は、こういうシチュエーションになると艦艇は個々に自艦に向かってくる敵を最優先したり、同じ敵に複数の艦艇から迎撃して無駄をしたりしていました。

スタンダードミサイルはセミアクティブホーミング
(発射した艦が発するレーダー波の反射を受信しながら、方向転換し誘導されつつ攻撃する方式)
の為、普通のフリゲイト艦では同時に2発までしか発射(管制誘導)出来ません。
終末誘導が必要とも、打ちっ放しが出来ないとも言います。
命中するまでレーダーで追尾して、サポートが必要なわけです。

イージスだとこれが最低16個出来ます。
それ以上の数で一斉に攻撃(飽和攻撃)を受けると無理ですが。

このように戦場での頭脳として稼働できるレーダーとコンピュータと連絡・管制システム、
以上を総合してイージスシステム・イージス艦と呼びます。
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この回答へのお礼

レーダーを一面グルグルではなく、四面にすると八倍の効果があるわけですね。
今度の説明は分かりやすかったです。
二度にわたってのご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/28 14:47

アメリカが開発したイージスシステムを搭載した艦艇です。


これで終わり・・・じゃ答えになりませんね。
イージスの開発目的であり、もっとも真価を発揮するのは艦隊に随伴(実際は旗艦の場合が殆ど)しての艦隊防衛(個艦防衛ではなく)で威力を発揮します。
アメリカはWW2の経験から空母の重要性を学びました。
逆に対抗勢力はいかに個艦防衛能力のない空母を攻略するかが目標でした。
空母は搭載している航空機による防空能力は一番ですが、
常時CAP任務を留守番部隊にさせなくては、レスポンスが非常に悪く、先手を取られると回復不可能でした。
その為、艦隊には普通広域防空を任務とするフリゲートや、対潜能力の優れたヘリ、が必ず随伴しています。
これに対しては、シースキミング可能な対艦ミサイルを航空機によって飽和攻撃する計画をソビエトは準備してきました。
飽和攻撃を艦隊が仕掛けられると、どのミサイルがどの艦を狙っているか?などが判らず、個艦防衛システムでは無駄な迎撃が多くなり、自滅します。
艦隊側はミサイルの迎撃に最初はVLS、そして単装砲、CIWSと彼我の距離によって選択するだけで攻撃命令は各艦に任されていました。
しかも終末誘導が必要な迎撃ミサイルではせいぜい2つ、
その他の兵器では1つしか同時攻撃能力がありません。

イージスの真価は艦隊索敵距離の長くレスポンスもいいフェイズドアレイレーダによって敵対目標の早期発見、及び艦隊全部の個艦防御兵器の管制が可能な点です。
少なくとも16個の目標を発見識別し、それぞれに対して一番成功率の高い迎撃方法を計算、伴走するフリゲートなどに目標・発射指示・終末誘導が出来ます。
これにより飽和攻撃から逃れることが出来ます。
それ以上の飽和攻撃が有ればダメですが。
又対潜ヘリ、アスロックなどを搭載し、掃海活動も出来る艦隊の守り神です。
このシステム上ではミサイルフリゲートなどの伴走艦は只のミサイルベッドとなってしまいます。
このように艦隊防衛の要であるため艦隊指揮官が座乗することが多く、従って旗艦となります。
空のAWACSに攻撃能力を足した仕事をしています。
更に対艦ミサイルのSM-2や対地攻撃用のトマホークも装備でき、航空部隊の管制も可能なため、アメリカ軍の要とも呼べます。

日本のDDGはこれをモデルとしてシュリンクし、同時迎撃可能目標数を半分に減らしたスモールシステムです。

一番凄いのは金額だと思います。
日本のイージス艦「あたご」クラスのネームシップ1番艦「あたご」の建造費用は約1450億円です。
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この回答へのお礼

前半部分の説明は残念ながら難しくてよく分かりませんでした。
1450億円とはすごいですね。この点はよく分かりました。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/27 21:14

高度に情報化されたハイテク巡洋艦だと思っていればいいです。

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この回答へのお礼

他の方の回答を見ると、一言で表せばそう言うことのようですね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/27 21:06

No,1です.


簡単にいうと,他の軍艦より目標の発見が早いと言うことです.
4つ貼られたレーダーから電波を出し跳ね返った電波を受信し目標を発見します.この動作が4つのレーダーで行われるから目標の発見が早いのです.
従来のレーダーだと,回りながら1方向にしか電波を発射できないからイージス艦は,すごいのです.
イージス艦の強力なレーダーはレーダー作動中は,甲板には,絶対に出れません.
なぜかと言うと,体にすごく影響があるくらい電波が強いからです.
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この回答へのお礼

一面をぐるぐる回転させるのではなく、四面でレーダーを作動させるわけですね。
一見なんでもない仕組みのようですが、そこが際立ったポイントのようですね。
二度にわたってのご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/27 21:02

質問を拝見しました。

私も正確にお答えできる自信はあまりないのですが、知っている限り申し上げます。
イージス艦とは最新の防空システムを備えた護衛艦の事を指し、特徴としては航空機、ミサイル、水上艦、潜水艦が同時に多数襲ってきた際に自艦にとって脅威となる目標のみを瞬時で判別し対処できる能力を持っている事です。従来、同時に多数の敵性目標に襲われた場合、対処しきれない場合が多かったのですが、イージス艦は従来の防空システムの弱点を補う為に開発されました。専守防衛を第一任務とする日本では最近の近隣諸国の脅威にうってつけの軍艦になります。
あくまで簡単に述べたので専門の方からみれば不十分だと思いますが、できるだけ分かり易く申しあげた次第です。
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この回答へのお礼

やはりポイントはレーダー能力に優れているというところにあるわけですね。
そしてただすごいだけでなく、それが日本にとって適切な船であると言うことなのですね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/27 20:59

強力なレーダーや飛行機を打ち落とすミサイルを積んだ、空から来る敵を倒すための船です。



一つの船が情報収集基地であり、ミサイル発射基地と同じです。
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この回答へのお礼

船と言うより基地に近いイメージなのですね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/27 20:55

こんにちは,イージス艦とは,ほかの軍艦(駆逐艦,巡洋艦)などと違いイージスシステムがあり


イージスシステムとは,ブリッジ(操舵室)付近に
Spyレーダ(通称スパイ)がありこのレーダーは,
普通,レーダーがぐるぐる回っていますが,このレーダーは,4つ貼りつけてあり,全方向をリアルタイムに監視でき,対空(飛行機)対水上(船など)の目標を
随時発見できます.
さらにこのデータをデータリンク(他の船に知らせる)機能が発達しています.
さらにこのレーダで目標をとらえミサイルなどの場合
イージス艦からミサイルを射ち迎撃(打ち落とす)することもできます.
ファランクスという機関砲でもできます.
さらにこのレーダをつかい瞬時に北朝鮮のミサイルをとらえるために日本海側に配備されています.
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この回答へのお礼

要するにレーダー機能が発達しているわけですね。
イージスシステムについて分かりやすい説明でした。
早速のご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/27 20:54

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