プロが教えるわが家の防犯対策術!

 中国に留学経験があるものです。友人宛てに輸出を考えています。商品・販路等は決まっていますが、貿易の知識は皆無なのです・・・。

 皆様ご助言よろしくお願いします!

EMS

1、商品価格が50万円・100万円を超えるような場合はやはり申告が必要なのでしょうか?(用途が個人使用なら問題ないですか?)
発送物が販売用となるとやはり状況は変わってくるのでしょうか? もしも必要なら、それはどのような申告でしょうか?

2、例えば、総額20万円を超えれば税金がかかるのであれば、1箱60万円の物を1箱20万円以下に詰め替えて、3箱で送れば税金はかからなくなるのでしょうか? それでも税金が発生するのであれば、1日1箱で3日に分けて発送してはいかがでしょうか?

3、消費税の還付は個人でもありますか?もしもあるのであればそれはどういった資格・手続き・書類が必要なのでしょうか?

4、起業し、法人間貿易する事に何かアドバンテージはあるのでしょうか?


船便で大量輸出

1、船便の際は、中国現地で直接友人が引き取る予定です。個人貿易で貿易許可証等ない場合、受け取りに必要な特別な書類はありますか? 

2、その船便は過去の実績から保険をかけないでも大丈夫と判断していますが、実際のところは、船でコンテナ利用の輸出には盗難等多いのでしょうか?

3、関税がかかる場合は、受け取りの中国側で手続きをするのでしょうか? それとも発送の際?

4、船便利用の際は、乙仲・通関士などを通さずに在宅で申請できるのでしょうか? 

5、代金の決済は手形などを利用したほうが、手数料・為替リスク等を抑えることができたりするのでしょうか?

6、個人貿易でも税務署に届ける必要がありますか? 確定申告だけでOK?

以上、1つでもアドバイス・体験談等教えていただけたら幸いです。

具体的な答えのある本やサイトがありましたら是非ご教授お願いします。

A 回答 (3件)

通常の商売ー 船便で輸送。



1) 陸揚げ港での貨物引取り
輸入者が心配することです。  輸入許可、輸入枠、輸入通関等は輸入者が事前に調べて無事に貨物を引き取れると確認後注文すべき問題で輸出者が直接関与する必要の無いことに感じます。

2)海上貨物保険、
過去に無事故で貨物が届いたとしても、売主、買主どちらが保険をかけるか注文決定確認時に取り決めておくことは商売上の基本的な必要条件です。

例えば商売に携わる者が知っていて当然の「共同海損」があります。
籍荷の一部を捨てなければ本船が沈没する、航行不能不能になると判断された場合には、荷主の同意無しで海上投棄出来ると船荷証券B/Lの裏に船会社の免責条件として書いてあります。  この場合、船会社は責任をとらないので海上保険無付保なら何の保証もありません。

3)関税、
前のご回答者の仰る通り、これも輸入者側の問題でShipperが心配することではありません。  こう言うことを教えなければならない受け荷主(買い手)と商売するのは私ならやめておきます。

4)乙仲、海貨業者に委託か自身で通関船積
片手間に船積する程度なら、手間隙を惜しまなければ自分でやって出来ないことはないでしょうが、知識の無い者が、実際にやってみるととてもやっかいです。  こんな苦労をするなら乙仲に任せた方が数段楽と感じます。

5)決済条件、
売り手、買い手が互いに都合の良い条件を合意して決めます。  手形条件と為替リスクとは直接関係しません。
ー 信用状L/Cのような支払日が確定する条件なら為替予約が出来ます。

6)どんな所得でも申告する義務があります。

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以下は蛇足です。

輸入者の値段見積 ー
輸出者の乙波値(prices offered)に必要経費、関税、銀行手数料、その他諸掛一切を加え、それで客先につなぐ、又は販売可能と判断します。

輸出者の輸入者に対する乙波値 -
同じことですが、仕入れ値に予想される全ての必要経費を加えて採算の合う値段を提示します。

海上陸送運賃は勿論、海上保険、運賃以外の船積諸掛、(輸入者にとっては関税も)輸出者、輸入者どちらが負担するにしても等必要経費は見積に込めておきます。  因みに厳しいところでは、通信費用、見本発送
経費まで乙波時の見積に込める会社もあります。

拙文でくどくど書きましたがご参考になれば幸です。

次回からは「ビジネスー その他ビジネス、キャリア」の項目で質問されたらもっと早く、多くの回答がつくように思います。
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この回答へのお礼

詳しくてわかりやすい説明ありがとうございます!

1・3.実は、販路開拓を先に行い、これから大きく軌道に乗せていくために、ちゃんとした貿易を始めようという始まりでして、輸入に関しては、相手が政府とコネがあるので、中国側のことは一切任せて問題ないと言われているのです。が、何の知識もないままではいけない、しっかり勉強しないと思い勉強を始めました。しかし、本に書いてあることは、どれも企業間取引の話で、実際の個人取引に関する詳細記事はどこを調べても見当たらなかったので、皆様にご意見賜り勉強したいと思ったしだいです。

2.保険は商品総額の何パーセントかにより条件を見てかけていくつもりです。ただ、商品に送料・諸経費・私の利益を乗せた金額で買い取ってもらうため、個人間のうちは節約できるものなら節約したいと考えていました。

4.当然第三者にお任せすれば簡単なのは良くわかるのですが、勉強を兼ねて最初のうちは自分でやってみたいと思っています。大変でも、なんとかなるのですね!がんばってみます!!

5.現段階でEMSを使う個人間取引では、中国銀行を通して振り込んでもらっています。ただ、手形にすれば経費が抑えられるのかしら?・・・なんて思っていました・・・話にならないですね。前の方のご指摘どおり、手形についてちゃんと勉強します。

6.はい。そうしていきたいと思っています。

明日、JETROの方とお会いするので、いろいろ聞いて勉強してきます。

私の周りで実際に個人貿易をしている人たちのやり方と、ちゃんとした企業で貿易を行っている方々との距離を肌で感じてきます。

上手に・正々堂々と貿易ができるようにがんばっていくつもりですので、これからもアドバイス等よろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/06 10:50

起業するにしては、正直言って、あまりにも初歩的なことをご存じない段階だなーと思います。


NO.1の方も言われていますが、1つ疑問が解決しても次々と疑問が出てきます。奥が深く、かつ範囲も広いのが貿易の起業です。それぞれプロに相談することがお奨めです。

消費税還付→税務署に相談
 課税業者選択の届出証を提出すると、翌年度から課税業者になることが出来、還付の権利が生じます。ただ経理処理・還付手続き(通常の確定申告も含めて)は税理士を雇わないと難易度が高いかなー。

関税→基本的に中国側の問題 輸入者予定の方に、中国側ルールを調べてもらいましょう。中国側では、多分会社にしないと個人での輸入(個人消費は別)は困難なはず。会社の輸入の権利とか---いろいろあるはず---日本側で心配してもしょうがない。
いろいろな輸入規制の問題も同様。中古機電産品の規制、安全規格CCCマーク、いろいろあります。この辺はJETROのホームページでもある程度分かる。

日本での輸出通関他 → 通関業者、海貨業者に相談
 NO.1の方のアドバイスの通りです。郵便物ならともかく、海上貨物は自分で輸出申告は無理と考えてください。

決済 ---手形? もっと勉強してください!?

起業されるにしても、最低数ヶ月は時間をかけてこつこつ勉強されることですね。貿易・起業の一般論は、狭い業界とはいえ、本屋の参考書でも勉強でき、このBBSでもある程度勉強できるでしょう。日本側では原則貿易自由の考えあるので、日本側輸出手続きだけなら、割と簡単でしょう。(初心しゃには基本的な仕組みや、ルール、用語を覚えるには勉強と経験と時間が必要ですが)。
一番難しいのは、中国のいろいろな輸入制度等中国側の問題です。

厳しいことを言いましたが、若く起業を考えておられることには敬意を評します。がんばってほしいですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

会社を設立できるようになるまでは地味に頑張ります。

ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/05 03:48

まず、”個人輸出”は定義がはっきりしていませんので、使うべきではないと思います。


(輸入側にとっても、自己消費ではないですし、輸出する側も輸入する側も、双方ともビジネスベースの話となっているので、この呼び方は、第三者に誤解されてしまう恐れがあります。)

単に「未経験者がやるから」というニュアンスを伝えたいのであれば、予備知識のないことをタイトルにすれば済むことです。


本題ですが、この件は、最寄りの海貨業者(乙仲)に、諸々相談された方が話が早いと思います。

貿易の基本知識がないと、たとえ、場当たり的に1つの疑問が解決しても、すぐにまた新たな疑問がわいてくる可能性が大きく、そういうことでは、いつまで経っても、事を実行に移せない(本業に集中できない)と思えるからです。

既にお気づきのように、経験がモノを言う世界ですので、いちいち、自分で解決しようとするのは労力や時間の無駄というものです。

次に示す業者は一例にすぎませんが、ある程度、ご参考になろうかと思います。

http://www.tounichi.net/
http://www.art-sanyo.com/

ちなみに、私はメーカーにいたとき、日本通運にお世話になったことがありますが、ここも相談に乗ってくれるかもしれません。
(とにかく、商社でさえも、頻繁に相談を持ちかけるくらいですし、お客さんなのだからと思えば、相談することを恥ずかしがる必要はありません。)

http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=900902
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。真摯に受け止めさせていただきます。

>>既にお気づきのように、経験がモノを言う世界ですので、いちいち、自分で解決しようとするのは労力や時間の無駄というものです。

よくわかりました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/05 03:30

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