模写画伯・和田氏の事件

文化庁と選考委員のことなのですが、
スギ氏の存在を告発で知っていたのに、
何故、和田氏に賞を与えた彼らは責任を追及されないのですか？

マスコミは面白がって和田氏ばかりいじりますが、賞取り消しだけの
子供でもできる行為だけで被害者面している彼らは、何故放って
おかれているのでしょう？
高い税金から報酬をもらって選考委員をしている著名な老人達は責任
をとって辞職。文化庁の担当官は左遷が順当だと思うのですが・・・。
何か、そうできない裏事情があるのでしょうか？

No.1 ベストアンサー 回答者： ipa222 回答日時： 2006/06/07 17:47

選考委員よりも、それに至るまでの推薦者等に問題があったと思います。

選考委員のところに上がってくるまでの間に、多くのハードルを越えています。
超える力が何であったのか？
どこの画廊とつきあっていて、賞を貰ったら、どれだけの利潤が誰のところに発生し、それをどのように配分する予定だったのか？
ということですね。

この回答へのお礼

回答していただきありがとうございました。
なんとなく選考委員と画商との癒着は想像していましたが、推薦者たち
の存在は思いもよらなかったです。
元来、画壇には利益を追求するための村社会的なシステムがあるとは
関係者から聞いたことはあったので、今回の事件の背景はもっと
根深いものなんだろうなぁと考えておりました。
和田氏が一人でやっていたことではなく、幾人かの画商、画廊、美術
系官僚たちがからんでいるんでしょうね。

一般の人間が、（ワイドショーとかで二人の絵を並べるなど）
もっぱら和田氏の盗作ぶりばかりに関心を持つのは、
それが分かりやすいことなので、画壇の腐敗なんかには興味わきません
ものね。
どっちにしろ、一般人は何万円も出して絵を売買しませんし
美術館に足を運ぶ人も少ないのですから、仕方がないことでしょう。
でも、今回の和田氏の事件の最大の被害者は、税金を納めている
一般人なんじゃないかなぁ。
和田氏の絵にもっとも金をじゃぶじゃぶ使って絵の制作依頼・購入をし
ていた文化庁、地方の美術館など芸術官僚たちでしょう。

スギ氏が告訴しなかったのは、そういった裏事情が表面化されるのを
恐れた関係者が、日本での同氏作品の販売を確約したので
スギ氏も納得したのでしょう。所詮彼も和田氏と似たり寄ったりなんだろうなぁ。

和田氏もさんざん利用されて使い捨て状態。
税金の横領、私腹化はこれだけじゃないから、やっぱり自分には
直接関係ないですね。

お礼日時：2006/06/08 02:08