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底砂の、硫化水素を発生させる硫酸還元層というのはどうしたら防げるんですか?酸化還元電位とか複雑な説明を見ても全然わかりません。。

A 回答 (2件)

こんにちは。


硫化水素は結構ビビリますよね。最近ではベルリンがはやっているので、硫化水素事故はちょくちょく聞きます。硫化還元層は嫌気的な部分にできますので、私は自作の還元ボックスを濾過槽に設置し、水槽内には以下の方法で嫌気層を作らないようにしています。

1)底砂はパウダー+小粒を混ぜ、厚さは3センチ程度。
  飼育を始めたころは大粒のみを敷いていたのですが、デタトリスがたまりやすくなってしまいました。

2)水流を満遍なくあてる。
  パワーヘッドを複数(私の場合は90センチで4台)設置し、底砂の上にも水が流れるようにします。これは結構重要でして、いくら底砂の厚さが薄くても砂の上に水がきちんと流れていないと部分的に嫌気的になるようです。必要ならライブロックに下駄を履かせ、水槽内の循環をよくします。

3)生物の導入
  マガキガイ、エビ、ヤドカリを導入し、常に底砂がいじられている状態にする。また、ライブロックを入れるとゴカイなども底砂に繁殖し、底砂の攪拌に結構役に立ってくれます。またこれらの生物は残飯処理部隊にもなってくれます。日本では嫌われているウミケムシも、最近のアメリカのアクアリストから、よほど大型ではない限り排除すべきではないと言われました。これはやはり底砂の攪拌と残飯・デタトリス処理などに役立ってくれるからということでした。これを聞いて、今はウミケムシも放置しています。

大体以上の方法で嫌気層を防いでいます。重要なのはNO1さんがおっしゃっているとおり、酸素(=水)を循環させて底砂が嫌気的にならないようにすることです。

ご参考まで。
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こんにちは。


>硫酸還元層というのはどうしたら防げるんですか
嫌気性のバクテリアによって硫酸が作られてしまうことですね。嫌気性ですから、底砂の下の部分で酸素が無くなった止水域で発生しますからこの事を理解できれば対処は簡単です。
(1)パウダー状のサンゴ砂を厚く敷かない事。
 パウダーサンゴは3センチ以上になると嫌気域の恐れが有るよう言われています。
(2)2週間毎に底砂を掘り返し嫌気域を作らない事
 掘り返すことでゴミが水中に舞い上がり危険な水質となりますから濾過設備がしっかりして無いと怖くて出来ませんね。
(3) 水流弱い底面濾過を設置する事
私の友人がベルリンシステムで底砂を触ったときには、何匹かの犠牲魚が出ています。

>酸化還元電位
電位は良く解かりませんが、酸化は好気性のバクテリアによってアンモニア→亜硝酸→硝酸塩の酸化作用に対して、硝酸塩→亜硝酸→窒素ガスの放出による還元作用と理解しています。間違っていたらごめんなさい。

 海水魚飼育には還元濾過を設置する事で硝酸塩の除去とpHの低下を防ぐことが出来るので各メーカーさんがもっと研究してくれると良いですね。還元濾過について詳しいショップさんのURLを貼って置きます。

参考URL:http://www4.kcn.ne.jp/~tafcorp/zaiko/kasseiteime …
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