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よく将棋番組を見てると一手勝ちを目指した手ですね。って解説者が言ってますがなぜプロは、一手勝ちを目指すでしょうか?プロでも色々居ると思いますが・・・。プロ同士の対局だとそんな大差は、開くことがないと思いますが私なら1手勝ちより2手勝ちの方がいいと思うですが?よろしくお願いします。

A 回答 (8件)

#5です。

2手勝ち以上について

将棋において、勝ち=優勢を目指して、結果的に2手勝ち以上になることはあります。
プロでは、終盤の2手差は大差であり、そういうときは普通の手=俗手を指せば勝てます。
だから、特別に2手勝ちを目指す手とかは言いません。

2手勝ち以上にするテクニックとしては、自玉をゼットにするというのがあります。ゼットとは絶対詰まない形なんですが、自玉が絶対詰まない状態で、相手の玉を寄せて即詰めにすると2手以上の勝ちになります。ただし、ギリギリの寄せ合いの時は自玉も相当危険でゼットにする余裕は普通はないです。
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この回答へのお礼

皆さん回答ありがとうございます。また機会がりましたらよろしくお願いします。

お礼日時:2006/06/11 18:59

一手勝ちを目指し、最短距離で勝たないと、力量の差が少ないので逆転される恐れがあります。

プロ同士での力量の差は実は紙一重で、四段と名人が仮に100番指したとすると、四段は30勝は可能だといわれています。また、テレビ将棋は持ち時間が少ないので、最短距離で勝っていかないと時間が持ちませんので一手勝ちに持っていかないと時間に迫られて悪手を指す恐れが有ります。
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一手勝ちを目指すといっても色々な意味合いがあります。


形勢不明な時点で手番を握っている方が寄せを目指した場合でも
使われることがあります。

ご質問のケースは2手勝ちを狙える立場ということで、
有利な立場にある側が一手勝ちを狙うケースについて絞ります。

有利な立場にあるものが一手勝ちを狙った場合、
ほとんどは読み易い直線コースに入ったといえます。
形勢の悪い方は敷かれたレールの上に乗るよりないですから、
読み切ってしまえば、一番楽な勝ち方といえます。

問題は有利さが拡大できそうなときで、
まさにご質問のように1手勝ちより2手勝ちを狙えるときです。

これはまさしく棋風といいましょうか、
プロも早く終わって帰りたいと思う時もあるでしょうし、その都度で様々です。

こういった場面に遭遇すれば丸山や森内などは長引く指し手を選ぶでしょう。
谷川や郷田なんかは踏み込んでいくタイプです。

ただ、こういった将棋で相手の面倒をみて受け切る力がないと、
タイトルの獲得は難しいといいます。

将棋世界誌で先崎九段が興味深い話をしていた記憶がありますが、
さすがに失念してしまいました。

内容がいいときは攻めの手があっても、ギリギリまで考えて
結局は受けの手を指すとかいうことだったと思います。
順位戦での戦い方を説いたものだったと思いますが、ご参考までに。
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将棋において、大差を目指すのは序盤から中盤にかけてです。

所謂、作戦勝ちというものです。なお、プロにおいても、大差の将棋はたくさんあります。名人戦などのタイトル戦でも、一方的な大差の将棋になり、早い段階で投了したりすることがあります。

将棋において、一手勝ちを目指すというのは、終盤の急所で決めに行くという意味です。こういう手は激しくて危険ですが、変化が少なく読み切りやすいので、ある意味、読みぬけがなくて確実性が高いのです。こういう急所の決め所を逃して、あくまで完封勝ちを目指すと往々にして、将棋が長くなりその内どこかで悪手を指して逆転されます。こういうのを手が震えたと言います。
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サッカーで例えると、ゴール前でもらったパスを、直接シュートしてはずしてしまった選手に、「パスをじかに蹴らないで、一度お腹でキャッチして、地面に落としてから狙いをつけて蹴ればいいのに」って言うようなものです。


小学生の同好会のサッカーじゃないんだから、そんな余裕ないですよね。プロでは、もたもたしてたらボールはすぐにディファンダーに奪われてしまいます。
プロでは一手大差ということばもあります。同じ一手差なのに、これは大差だ。しょうもない将棋だって意味です。
お互い下手な場合はともかく、2手差勝ちが目指せるような相手とは、駒落ちで指すべきなんです。
ボクシングでいうと、相手のパンチを1mm差でかわせるから、カウンターが打てるんです。10cmも20cmもよけていたら体勢が崩れてしまいます。
詰みが読めない人には、すれすれの危険な手順に見えるでしょうが、詰みを読みきって指すプロには、一手差でも、読みきっていれば負け様の無い確実な手順なのです。
二手差を目指すような手は、読みきっていない局面を出現させてしまいますので、そこには、びっくりするような好手がある可能性がありますから、優勢な側にはかえって危険を増大させる手です。
要は、一手差を目指す手順の方が二手差を目指す手順より、読む量が少なくて済むってことです。少ないといっても、百兆じゃなく百億ですむって様な感じの世界ですが。
それに、プロは一手差でもそれが確実に見えてしまったなら投了してしまいます。たとえ相手がイジワルで、二手差になる手を指せるなら指す相手でも、そんな局面になる前に投了してしまう人がほとんどです。
終盤で「一手勝ちを目指した手」を指したというのは、優勢な側が勝ちを読みきったって意味です。
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ヘボな自分がいうのも何ですが、プロでなくても一手勝ちを目指すことがよくあります。



終盤は駒得より手得と言われるように、捨て駒してでも自分の攻めを速めたり相手の攻めを遅らせたりします。お互いそれを狙っていますから、代償無しで手得になることはないでしょう。

一手勝ちが確定したら、更なる代償を払って二手勝ちを目指す必要はないのです。
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プロが一手勝ちを目指すのには理由があります。



終盤のねじりあいで、自陣も危ういところがあり、派手に討ち取りに行くよりも堅実に一手勝ちに近い手を指す。いわゆる「堅い手」。ごくわずかなリードをはずさないように慎重に打ちまわすということです。

こればっかりは性格です。ごくわずかなリードをさらに広げようとはっとするような勝負手を指したがる棋士もいれば、ど鉄板のように守りに入って堅実に堅実に差し回したがる棋士もいます。

9回表、0-0でノーアウト、ランナー一塁のとき、堅実派なら送りバントですね。
勝負手派ならばヒットエンドランでしょう。
どっちをとるかは監督次第です。将棋は自分が監督ですから好きなほうを選べます。

この回答への補足

やはりプロは、すごいですね。ごく僅かなリードを保つって勝つことは、大変な読みが必要ですよね。私なら怖くて僅かなリードを広げようとしちゃいますね。もう少し色んな人の意見を聞きたいので締め切りませんのでよろしくお願いします。

補足日時:2006/06/08 17:43
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プロの対局だからこそ差が開かないから、少しでもリードするために1手勝ちを目指すのでは?


そりゃ確かに2手勝ち、3手勝ちの方が良いですよ、誰だって。だけど、実際に2手勝ち、3手勝ちが出てくるのはレベル(段位、級位)が違う人との対局ぐらいなものでしょう。
それに最近では「一手損角換わり」戦法が大人気です。角交換を早めに仕掛ける後手が一手損(正確には二手損)して先手に挑んでいくからこそ1手勝ちを狙おうとしているんじゃないですかね。
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