プロが教えるわが家の防犯対策術!

はじめまして。現在就職活動中の4年生です。大学では農村社会学という分野でお祭など農村文化を勉強しています。

将来は地元に帰って面白いもの・わくわくするものを作り出して社会に貢献する人になりたいなと思ってます。また社会科の教職もとっているので広い視野を持った人になりたいと考えています。


私は社会人生活を大学の授業のように教養科目・専門科目という風に分けて考えていました。具体的にいうと

◎社会人の教養科目⇒社会全体を見ることができる人材会社の営業等
◎社会人の専門科目⇒デザイナー・クリエイター・ライターなど


つまりまず社会全体を見た後に専門職についたほうが発想の幅も広がるのでいいのではないかと考えていたわけです。


ただ、この前ある会社のライターさんのお話を伺ったところ、「ライターなど制作系で生きていこうとおもうなら初めから制作系に入ることをおすすめする。余計な固定観念のないほうが吸収が早いから」ということを言われました。考え方が営業と制作では違うからだそうです。


なので私がお聞きしたいのは
(1)営業などの一般業務はクリエイティブの転向する際に弊害となるのか?

(2)年齢が若い時こそクリエイティブ系の職に就くべきか

(3)社会のことも知ることのできる制作系のお仕事にはどのようなものがあるか?


実際にクリエイティブに携わっているか方達のアドバイスをお聞きしたいです。宜しくお願いします。

A 回答 (10件)

広告代理店のクリエイティブ局に勤務していた、WEBディレクターです。



>(1)営業などの一般業務はクリエイティブの転向する際に弊害となるのか?
なります。有能な営業職は会社の宝です。営業部門はもとより経営陣が、そうやすやすとクリエイティブへの転向を許すはずがありません。もちろん既に解答された方々がおっしゃるとおり、営業から転向した有名クリエイターが大勢いるのは知っています。しかし、その方々は営業からクリエイティブへの転局を目指した人の中でも、ほんの一部でしょう。私の勤務先も、元営業のクリエイターはいます。確かに優秀です。しかしそれは、1名だけ。クリエイティブ志望の営業は、何十名もいるのに。

>(2)年齢が若い時こそクリエイティブ系の職に就くべきか
営業職に就くことを否定はしませんが、志望がクリエイティブ職なのであれば、まずはそれを突き通すべきではないかと考えます。わざわざ回り道をする必要はありません。ただ、知り合いのライターさんがおっしゃっている「余計な固定観念のない方が吸収が早い」というのは、私には理解できません。

>(3)社会のことも知ることのできる制作系のお仕事にはどのようなものがあるか?
どんなクリエイティブの仕事でも、社会のことを知ることはできます。あなたが知ろうとするか、しないかだけの話でしょう。ただ、クライアントに近い(仕事の上流工程にいる)方が、より視野は広まるとは考えます。
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kalimantanさんの回答に


>営業経験のない私から見たら、ある意味「特殊」な仕事と言えます
とありますが、私も同感…。営業も簡単なことではないと思います。
営業が苦手で、制作に専念するためにフリーにならない人もいるようで。
フリーになったら営業必須ですから。プレゼン能力とか。

そして一般の企業にしたって、クリエイティブ能力は必要ですよね。
>面白いもの・わくわくするものを作り出して社会に貢献する人
は、専門職とは限らないでしょう。企画課とかありますし。
むしろ専門職は企画に合ったものを作らなくちゃいけないので、自分の好きなものが作れるとは限りません。

(営業も、自分は「これ、どうかなぁ?」と思うものでも
 勧めなきゃいけなくて辛いイメージがあるんですが…メーカーさんとかはね)

ちなみに。
>余計な固定観念のないほうが吸収が早いから
デザイン系会社で未経験しか取らないようなところもありました。
やっぱり余計なものをもたず、自分の会社色に染まって欲しいからというような理由でした。

何がしたいのかもうちょっと絞って、新卒狙うのが一番いいかと思います。
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そもそも具体的に何のクリエイターなのか書かれていないので回答に困るのですが、



(1)業務経験云々よりも「もの」を知っているかが重要。「世間知らず」「ものを知らない奴」からはまともなものは生まれてこないし、生んでも売り込めないし信頼ももらえない。だから一般常識を得るためならどんな経験も有益。

(2)何を生み出すにせよ、技術が必要なら就職後などと言っていないですぐに始めること。仕事に就いたから生み出せるというものではないし、仕事に就いていないから生み出せないというものでもない。

(3)ものを生み出すために役に立たない仕事はない。そもそも仕事をそういう目でレベル分けしていてはダメ。将来どんなクライアントから仕事をもらう事になるのか判らないのだから、知っている事は多ければ多いほど役に立つし、他の仕事を見上げたり見下ろしたりしていたら、それが必ず作品や態度に出て見透かされるか嫌われる。

という感じでしょうか。
自分は製品のデザインに詰まると、ホームセンターを1日中歩き回ります。先端を行く家電製品のアイデアやデザインを、農業資材置き場にあるありふれた商品から思いつくこともあります。どこの農家でも使っているようなものでも、知らない自分にとっては新鮮に映るのです。クリエイティブってのはそんな決りもルールもないものです。
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>営業などの一般業務



このように仰る意図が不明ですが…
ご質問者様は、クリエイティブが特殊な仕事だと思っていらっしゃるようですが、それは考えを改められた方がいいですね。
確かにクリエイティブは、専門スキルを時間をかけて取得しなければならない職業ではありますが、営業だって世の中全ての人が気軽にトライできる職種だとは思えません。
どちらかというと営業の方が、向き・不向きが割とはっきりしていますし、営業経験のない私から見たら、ある意味「特殊」な仕事と言えます。

営業が、直接人とコミュニケーションを取る仕事だとしたら、クリエイターは、自らが世に送り出した制作物を介して、人とコミュニケーションを取る仕事です。
目的は同じで、ただ手段が違うだけです。
そういう意味では、営業とクリエイティブには相通ずるものがあると言っていいでしょう。

ただ、現実的に考えて、

>(1)営業などの一般業務はクリエイティブの転向する際に弊害となるのか?

人次第ですが、クリエイターとしてのスタートが遅いという点で、不利になる人の方が圧倒的に多いと思います。
既出の回答にも登場していますが、電通の多田さんや佐藤雅彦さんの場合は、他部門からの転向組としてたまたま成功しただけであって、実際に世の中のクリエイターのほとんどは、営業等の経験なしに、最初からクリエイティブを目指した方々がほとんどです。

>(2)年齢が若い時こそクリエイティブ系の職に就くべきか

これも、人次第ですよね。
ただ、クリエイターとしてのピークは、個人差はあれど、大体20代後半~30代半ばにかけてですので、この時期に手応えのある仕事を経験していないと、その後のクリエイター人生が厳しいものとなります。

>(3)社会のことも知ることのできる制作系のお仕事にはどのようなものがあるか?

「社会」というのが、これまた曖昧な定義ですが…
報道関係の仕事とかならご希望に添えることができるのでは。
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1.ならない


2.どっちでもいい
3.パン屋さんケーキ屋さん、ほかetc.

 すごーく難しく考えてるから、あれこれ参段するよりもやりたい事をしてください、会社員になってからクリエイティブな事やってもいいし、クリエイティブやってから会社員やってもいいし

 
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私は最初にメーカーにつとめており、その後広告の仕事に転職しました。

メーカーでは商品企画部だったので営業ではありませんが、全くの異業種への転職という点では共通する点もあるかもしれません。

まず、教養科目、専門科目と分けている点ですが、考え方はわからなくはありません。ですが、社会でひとつの仕事をきちんと把握し、理解し、こなしていくには、おそらくあなたが想像している以上に時間がかかります。人材会社の営業という例をあげていますが、その仕事を一人前にできるようになるには(あなたのいう社会を見るという意味においても)何年間かを要しますね。営業というのも「専門職」ですからね。まあ5年くらいとしましょうか。

社会を学ぶためとはいえ、その5年間はその仕事に集中してみっちりつきあう必要がありますから、当然クリエイティブの勉強はできません。終業後にやるなどの方法はありますが、優先順位はどうしても仕事にならざるを得ません。
はじめからクリエイティブを目指して仕事を始めた人とは、ここで5年の差ができますよね。
採用する方の立場で考えて、同じ年齢(20代後半)で、まだその分野で実務経験のない人と5年の実績がある人のどちらをとりがたるかは自明ですよね。

さっきも書きましたが、営業だって専門職です。そして、営業とクリエイティブは仕事の方向が全く違います。下の方が元電通の有名なクリエイターを挙げていますが、これは「電通」という超一流広告代理店という場での話であることを忘れない方がよいと思います。

私の場合、今になってみれば、メーカーで働いていたのは役に立っていると言えるとは思っています。ですが、これはまったく個人的な表現の部分での話ですから、採用等においては理解してもらいにくいです。
「営業をやっていたからクリエイティブもきっといいだろう」とはなかなか思ってもらえないということです。はっきり言って転職活動も大変でした。根性で転職しましたけど。

で、長くなりましたが結論としては
(1)営業が直接の弊害とはならないとしても、結果的にそれに費やした時間は認めてはもらいにくいので、得策とはいえない。

ただし、クリエイティブの何の仕事かで若干は変わってくる。プランナーやライターなど、頭とペンだけなら、デザイナーなどよりはまだいいかもしれない。若干、ですが。

または、どうしても営業をやってみたいなら電通をめざす。

(2)あなたが本当にやりたいことがクリエイティブなら、始めるのに早いにこしたことはありません。クリエイターが第一線で活躍できる時間は決して長くはないし、色んなことを敏感に感じとることのできる若い時代はさらに短いです。

(3)広告は確かに世の中のことがよくわかります。
なぜかというと、様々な企業の内側に入ることができるからです。世の中の企業がどんなふうに動いているか、世間とどういうふうにかかわっているかが実に良くわかります。これは代理店でもプロダクションでも同様です。

いつか地元に帰ってクリエイティブをやりたいなら、クリエイティブ関係の仕事に始めから入って、いろんなつながりをつくっておくのがいいんじゃないいかなと思いますが。
ご参考になれば。
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グラフィックデザイナーです。



1) プラスにはなっても弊害はありません。
個人的には、どのような職種に就くにしても、営業は経験しておくべきだと思っています。仕事がどのように発生して流れて収まるかを知ってるのと知らないのとでは、制作物のリアリティに差が出ます。

2) クリエイティブ系に就くと決めたら、最初からそうして置いた方がいいでしょう。1) の回答と矛盾しますが、と言うのも、後々の路線変更は大変難しく、佐藤雅彦氏などは希有な例で、普通はそうはいきません。営業は学生時代にバイトで接客業でもして経験しておけばいいでしょう。

3) 制作物はすべて最終的には世の中に放たれます。社会の反応に目を向けられない人は、あっという間に枯れてホサれてしまうでしょう。時代の流れというものに常に敏感でなければこの仕事は勤まりません。実体験しなくとも、人々の生活をリアルに想像する能力を養いましょう。
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30代後半のコピーライターです。


私の知っている範囲で、ご質問にお答えします。

(1)営業などの業務経験は、クリエイティブにプラスにはなります。
クリエイティブ職しか経験していないスタッフは、商品流通や市場背景を考慮しない、ただ見映えがよいだけの広告を作りがちです。
特に広告代理店の営業部門などは、一般企業の従業員と接する機会が多いので社会全体を見られるうえ、制作だけでない広告全体の流れを知ることができます。
電通などの大手代理店には「クリエイティブ転局制度」というものがあり、営業やマーケティングなど他の部門からクリエイティブ職に移る社員が何人かいます。

●佐藤雅彦…電通で営業やSP局などに所属した後クリエイティブに移る。『バザールでござーる』などのCMを作ったのち独立、『だんご3兄弟』『ピタゴラスイッチ』などを手がける。
●多田琢…電通で営業からクリエイティブに移り、アコム『むじんくん』などのCMを制作。独立した後は富士通FMVのCMなどの他、映画『SURVIVE STYLE5+』の脚本やSMAPなどの曲の作詞も行う。
●高松聡…電通で営業からクリエイティブに移り、ポカリスエットや日清カップヌードル『NO BORDER』シリーズでの宇宙でのCM制作が話題になる。現在は独立し、日清カップヌードルの『FREEDOM』シリーズなどを手がける。
高松氏は特にインタビューで、宇宙でのCM制作や『FREEDOM』には営業で築いたネットワークが非常に役立っていると語っています。


(2)「若い時こそ就くべき」というより、若くないとクリエイティブ職に就くのが困難です。
たとえば上記の電通でのクリエイティブ転局には年齢制限があり(確か30歳までだったと思います)、しかもこの試験に受かるのは年に数人だけです。
また中途採用でも、クリエイティブ未経験なら20代までが採用条件ギリギリでしょう。
大手代理店だったら中途採用はほぼ経験者しか採りませんし。
代理店の他の職種からクリエイティブに移るのも難しいのですから、広告以外の業種からクリエイティブに入るのは推して知るべしです。

また現在の広告業界は、代理店を中心に動いています。
大きなキャンペーンなどの制作業務はほぼ代理店のクリエイター主導で行われます。
代理店に勤めるクリエイターは新卒か、クリエイティブ経験者の中途採用のどちらかです。
つまり制作で大きな仕事をしようとすれば、新卒で代理店を受けるのが最善なのです。
代理店のクリエイターは20代のうちに大きな仕事を経験し、30代に入ればもう中堅&ベテランの域に達し独立したりします。
対して第2新卒などでクリエイティブ職に(運よく)就けば、まずスタートラインで数年の差がつきます。
しかも代理店に入れる可能性はまずないので仕事の内容も異なり、経験の質から見てさらに数年分の差がついてしまいます。
新卒ならやはり最初からクリエイティブ職、または広告関連の仕事を探すほうがよいでしょう。


(3)たとえば一般企業の宣伝部・広告部などが考えられますが・・・
KDDIや新潮文庫の広告を手がけるコピーライターの谷山雅計氏は博報堂出身ですが、その志望動機は「広告代理店なら社会を広く見ることができそうだから」だったそうです。
制作プロダクションだと制作だけの狭量な見方になってしまいそうですが、広告代理店ならいろいろな部署のスタッフと接することで広く社会を見ることができそうです。

ただし私の考えとして、社会を知るのは結局は個人の日常的な努力に左右されると思います。
一般企業にいても自分の置かれた業界や職務にしか目を向けていなければ、社会の見方は非常に狭くなってしまうでしょう。
逆にクリエイティブ職しか経験していなくても、多くの報道や街の生の情報に接するようにしていれば、広範な視野が獲得できるはずです。
かつて担当したクライアントの社長は、年商数百億にもなる企業のトップなのに、齢70歳にして毎日地下鉄で通勤しています。
その理由はやはり、街(=市場・消費者)の生の姿に接し、視野を広げるためだそうです。
社会をいかに知ることができるかは、自分の置かれた視座でなく、自分で獲得した視野にかかっている、そう思います。
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会社所属のライターです。



個人的な意見として、
クリエイティブという専門職に最初から走りすぎると、
社会的な知識や常識を欠けた人間になりがちだと思ってます。

一般常識や社会の仕組みなどを身に付けたり学んだりできるという点で、
普通の会社に勤めてからのライターは
悪くないとは思います。


ただ、未経験のままクリエイティブ系に転職するとなると、
やはり専門のスキルを持ってないということで、
不利になることは否めません。
特に年齢を重ねるにつれて。


難しいところです
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この回答へのお礼

>>社会的な知識や常識を欠けた人間になりがちだと思ってます。

これがこわいんですよね。型破りというのはいったん型に入らないと型破りにならないって先輩が言っていました。ただのぶっ飛んじゃった人にはなりたくないのです。

ライターさんからの意見が聴けてとても参考になります。ありがとうございます!

お礼日時:2006/06/14 21:48

デザイナー等のクエイティブな職は、経験や実力が物を言います。


いくら大学や専門学校で勉強したといっても、自分の作品を持ってアピールできないのであれば、就職は難しいです。
20代で、それなりに実力や可能性があるなら、他の業界からの未経験者でも可能かもしれませんが、それ以上の年齢だとかなりきついです。(前職の給料なども殆ど考慮されない事が多いはず)

デザイナーを暫らく続けていけば、チーフやディレクターといった立場になってくるので、嫌でも営業のような事もやらされるようになるかもしれませんよ。
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この回答へのお礼

お返事が遅くなってしまい申し訳ありません。

デザイナーやクリエイティブ職を続けることで営業をしなければいけない状況になる。ひとつの新しい視点になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2006/06/14 21:44

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