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マネーサプライの定義は「国内に流通する通貨のうち”金融機関の保有分”を除いたもの」「M1=現金+預金;M2=M1+定期性預金」などと本に書いてありましたが、預金や定期性預金は銀行に預けたお金であり金融機関が保有しているのではないでしょうか?ここでの「金融機関の保有分」とはどういったお金を指すのでしょうか?

もうひとつ質問させてください。

「政府が財政支出を増やしたり、減税をする場合、その財源を国債や地方債の発行に求める必要があります」
伊藤元重著「初めての経済学」P52より

という一文があったのですが、この場合は他の部門の支出を減らしてその分を財源に充てればいいのではないでしょうか?なぜ最初に国債発行ありきなのでしょうか?
私たちの生活で言うと、「欲しい物があっても買えない場合、買うのをあきらめるのではなく、消費者金融に借金して買わなければいけない」と言っているのと一緒だと思います。

どちらか一つだけでもいいので、回答お願いします。

A 回答 (2件)

 国内に流通する通貨(現金)のうち、「金融機関の保有分」とは銀行の金庫の中にある現金のことです。

これは世の中にどれだけ支払や決済に使えるカネが出回っているかと言うことと関係ないので除きます。
 普通預金や定期預金を保有しているのは預金者です。これがたくさんあれば、口座振り替えで決済に使えます。預金や定期預金を銀行が保有すると言うことはありえません。銀行は預金してもらったお金を保有するのでななく、他へ又貸しするのが仕事であると言うことを考えてみてください。

 伊藤先生の本の「政府が財政支出・・・」の話は、景気を良くするためにとられる政策のことですか?どちらも需要を増やして景気を良くする政策です。一方で政府の財政支出を減らせば、その分需要が減り、景気を悪化させます。
 家計と国の財政は全く違った論理が働くということを、理解してください。
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この回答へのお礼

返事が遅れて申し訳ありませんでした。金融機関のお金・財政支出の両方において大変納得できました。伊藤先生もうちょっと詳しく書いてほしかったですね。ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/22 16:55

> 「金融機関の保有分」とはどういったお金を指すのでしょうか?



日本の場合通常は、金融機関の日本銀行当座預金にある法定準備を指します。


> この場合は他の部門の支出を減らしてその分を財源に充てればいいのではないでしょうか?

この辺りは「他の一切を変えないならば」という仮定が暗黙のうちにおかれています。つまり歳出の他の項目を変化させないならば、という仮定です。

この仮定がなければ、指摘の通りです。
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この回答へのお礼

わかりました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/12 12:57

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