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共焦点レーザー顕微鏡をつかって血球成分を観察したのですが、そのとき使った染色蛍光色素が核にTO-PRO3、細胞骨格にRhodamine Phalloidinを使用しました。ここでふと思ったのですが、共焦点レーザー顕微鏡を使った観察にはほとんどこの二つの蛍光色素を使っているのですが、何か理由があるのでしょうか?どなたかご教授くだされば幸いです。

A 回答 (2件)

血球成分をお使いとのことですので、おそらくヘモグロビンによって蛍光が吸収されないものを使っているのだと思います。

ヘモグロビン中のヘムは色で言うと青や緑の光を吸収してしまうので、DAPI(青色蛍光を発する核染色試薬)やFITC(緑色蛍光物質)は使えないのでしょう。rhodamineは赤、TO-PRO-3は赤外の蛍光を発しますし、よく使われているものですから業者から入手しやすいのだと思います。
蛍光物質についてはMolecular Probes (Invitrogen)が多種多様なものを扱っています。
http://www.invitrogen.co.jp/catalogue/molecular_ …

参考URL:http://www.kiriya-chem.co.jp/q&a/q56.html
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「細胞骨格を観察する」目的でしか共焦点レーザー顕微鏡を使った


ことがないからでしょう。他のものを観察する人は、他の色素を使
います。
教科書や顕微鏡のメニューを見ると、FITCとか、GFPとか、Cy-5と
か、TexasRedとか、よくまぁこんなにと思うくらい、蛍光色素の種
類がありますよ。

この回答への補足

つまり細胞骨格の観察に用いるRhodamineにあわせてTO-PRO-3を核の染色に選んでいたということになるのでしょうか?

補足日時:2006/06/13 12:34
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