プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

お世話になります。

今まで、血液ガスの測定方法として、
プレザバックとかの乾燥ヘパリン入りシリンジを
使って行われる手技しか知らなかったのですが、
他にも、普通のシリンジを使ったりしても
図れる手技があるというのは、本当なのでしょうか?

A 回答 (1件)

はい。

ちゃんとありますよ。
というか、近頃の機材が出来るまでは、昔は普通のシリンジでやってました。

血液ガス分析で重要な事は、抗凝固剤にヘパリンを使う事(今日ではヘパリンナトリウムではなく、ヘパリンリチウムが使われます)、血液を空気に触れさせない事の2点です。

通常のシリンジを使う場合、シリンジ内にヘパリン液を引いて転倒し、シリンジを一杯に押して中の空気を押し出します。
採血針の中と採血筒の最上部のわずかな空間に残ったヘパリンで凝固を阻止します。

この状態で採血し、穿刺部位から針を抜いたら、針を外さずにゴム栓に刺し、器などに氷を盛った上に置いて検査室に持ち込みます。
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