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薬について調べてみようと思ったときに、最初に見てしまうのが添付文書だっり、JAPICの医薬品集だったりします。

たとえば、授乳中の薬の場合、どうしても、子供への影響を考えると、心配になってしまうお母さんは多いと思います。

アメリカ小児科学会などによれば、授乳婦に禁忌は限られています。

一方、添付文書では、移行する可能性が0ではない以上、「回避」や「有益のみ」が多いです。

面分業もかなり広まってきており、薬局側としては応需する医療機関もかなり増えており、病院医院がお休みの日に薬局は営業しています。

そこで、医師や薬剤師の方にお伺いしたいのですが、患者さんから授乳中の服薬に関して、薬局に対して問い合わせがあった場合、

医師の皆様は、どのように答えてもらいたいと思うでしょうか?

また、薬剤師の皆様は、どのように答えているのでしょうか?

もちろん、薬にもよるし、処方医のお考えにもよるのですが、「自分だったら」という観点で結構ですので、教えて頂きたいと思います。

ちなみに、私は現場を離れて数年もたつ子育て中の薬剤師ですので、時代錯誤のような発言があったらお許しください。

A 回答 (2件)

 yunalescaさん こんばんは



 薬局を経営している薬剤師です。

 私の場合は、添付文章の記載事項を基準に考えます。

 添付文章で、妊産授乳婦に付いての記載が有るお薬は一応要注意のお薬として考えています。

 セルベックスを例にすると、妊産授乳婦の項には「妊婦または妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険を上回ると判断された場合のみ投与する」と記載が有ります。この文章を解釈すると、妊婦叉は妊娠している可能性のある人でも使う事があると言う事ですよね。この程度の記載の場合は、医師の経験で使って大丈夫と判断している場合がありますので概ねそのまま出しています。ただし、他の薬と違って、薬の説明時に「何か有ったら医師に問い合わせて下さい。」と言う事を必ず伝えるようにしています。
 例えばノルバスクみたいに「妊婦または妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと」と言う記載があるお薬が妊婦または妊娠している可能性のある人に出ている場合は、必ず医師に確認します。もし日曜日に薬局に持って来られた処方箋の場合は、日曜日で診療している時はその場で確認が取れるから良いのですが、日曜休診の場合は月曜日に確認取れるまで待ってもらっています。日曜休診の医師の処方箋と言う事は、土曜日以前に診察したわけですから差し迫って即服用しないと症状悪化する叉は辛くて患者さん自身が即服用したいと言う状態ではないんだろうと想像します。ですから月曜にまで待ってもらっています。

 授乳婦に付いては「授乳を避ける事」と言う記載が有るお薬については、「服用中止後1週間したら母乳に戻しても良い、それまでは粉ミルクを使って下さい」と言う説明をしています。

 普段良く受ける医師の処方箋の場合は、医師の考え方が解っているので問い合わせなくて済む(例えばセルベックス程度の記載内容の場合)と思いますが、初めての医師の場合は考え方等が解らないので最初だけは問い合わせた方が良いかかもしれませんね。
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この回答へのお礼

sionn123さん、とてもわかりやすい説明をありがとうございます。

セルベックスの例の場合は、投与する前提の書き方ということですね。

ノルバスクの例の場合は、医師の考え方次第ということですね。確かに、緊急性を要するものだったら、受診した日にお薬が飲みたいでしょうから、1日くらいは待ってもらっても大丈夫ということですね。

授乳に関しては、私自身は母乳の出が悪く、ほとんど粉ミルクに頼ってしまったのですが、母乳育児の大切さが言われていますから、授乳してから薬を服用するように伝えるなどして授乳の機会を減らさないことも大切ですね。

添付文書の意味するところを理解するのは、なかなか難しいですね。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/06/21 07:45

 yunalescaさん こんにちは



 #1です。

 前レスでノルバスクの例を記載しましたが、この例の場合は服用するべきではないと私は考えます。ただし日本の法律では処方の決定権は薬剤師ではなくて医師にあり、極端な例でその患者さんが以前使って副作用が出た薬であっても医師がどうしても使うと判断した場合は医師に従わなければなりません。ですからまずは問い合わせをし、それでも使うと言われる場合は再度強く使えない事を伝えそれでも使うと医師が判断した場合は医師の責任の上でお薬を出す事になります。この場合は最悪何かが起こって責任が薬剤師側に来ない様に、薬歴簿には医師とのやり取りをきちんと記載した方が良いでしょう。

 授乳婦に付いては、お薬によっても違って来ます。例えばジスロマック(3日分服用する事で1週間分の効き目が出るお薬)みたいに長時間効くように設計されているお薬の場合は、授乳してから母乳を与えることも出来ません。例えば1日3回服用のお薬の場合は、母乳とお薬の服用時点を6~7時間位開ければ問題が無い事が多いと思いますが、実際問題そんな使い方ではいつ母乳でいつ粉ミルクにするのか紛らわしいわけです。赤ちゃんにとっては幾等栄養的に高性能になった現代の粉ミルクであっても、免疫的な話をすると母乳の方が優れているのはわかっています。だからといってどちらを使うか紛らわしい状態よりは、使いやすさ優先的な考えで「服用中は母乳は与えない事」と言うの指示が一般的です。そのほうが患者さんとしても理解し易くスムーズに使って頂けます。

 以上前レスのお礼に対しての私の考え方です。
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この回答へのお礼

やはり、ノルバスクのような場合は、危険性が高いということで使わない方向で、疑義照会をした方が良いということですね。

授乳中に関しては、独身の頃は、安易に「母乳は控えてください」と言っていたのですが、「うちの子は哺乳瓶を受け付けなくて」などの話を耳にすると、私が言った「母乳は控えてください」で、服薬により授乳ができないのは、親にも子にも相当ストレスだったのかなと反省しています。

授乳頻度と薬によって、お母さんがわかりやすい方法が良いですね。

重ね重ねありがとうございました。

お礼日時:2006/06/21 16:09

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