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ある短大の応用科学科に進学してその中で2年間常に上位3位以内の成績を保っていればそこの大学の薬学部への編入学が可能な学校があるのですが、その短大では主に工業化学を勉強するそうで大学への編入学者は理工学部へ進む人が多いようです。私自身は人体の構造と発病の原因や病気の治療法とか生化学系のことに興味があるので薬学部へ編入できなかったときのことを考えるとリスクが大きいかなと思います。それより薬学部を諦めて似たようなことが学べる生命科学系の学部へ進学した方がいいか、私は歯列矯正治療をした経験から歯科衛生士という職業にも憧れを持っているのでそちらの養成学校を受験したほうがいいか迷っています。というのは、私は今年で25歳になります。訳があって浪人生活が長引いてしまいましたがどうしても薬学部で勉強したくて目指していました。自分では、どちらかというと大学で専門的な勉強をしたいという気持ちのほうが強いのですが、卒業後の就職のことを考えると心配です。理系は大学院まで出てないと就職は難しいようなことを聞いたことがあるし、私が大学院まで進んだとしたらもう30代です。卒業後はかなり深刻なのではないかと思います。その点は歯科衛生科学校は2年で国家試験受験資格が得られるし、資格さえとってしまえば就職は楽そうです。歯科衛生科の学校を受験するならこれから国語の受験勉強を始めなければいけませんし、大学を受験するなら今まで勉強してきた科目に力を入れて勉強しなければいけないしで試験科目が異なる上に時間がないのでしぼりたいのですが、自分で判断ができなくて迷っています。あと、上記に挙げた短大に進学して、もし薬学部に編入学できなかった場合、他大学の生命科学系の学部の編入試験を突破するのはどれくらい難しいのでしょうか?どなたか経験のあるかたまたは知識のあるかたにアドバイスしていただきたいです。宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

私は現在,応用化学科3年で,分析化学を専攻しています.


私の大学にも生化学系の研究室がいくつかあって,私も大学2年までは生化学系を志願していましたが,大学で勉強するにつれて,「やっぱ生化学とかバイオ系,医薬系には向いていないなぁ」と思い,現在では物理化学,有機化学を基準とする分析化学に至ったわけです.

◆応用化学科について
その大学にもよりますが,応用化学科が充実した大学であれば,「生化学」関係の研究室を設けている大学は多いようです.で,応用化学科の生化学と生命科学科によく見られる違いは,応用化学科は「化学」が基準になっている場合が多いので,1,2年次で化学全般のことを勉強することになります.一方の生命科学系はよくわからないのですが,来年度から,私の大学でも生命系の学科が発足しますが,やはり「生命とサイエンス,テクノロジーの融合(!?)」をコンセプトとしている感じがします.ですから,自分が好きなほうを主軸に置くと,万一進路が変わっても強いと思います.

◆薬学部について
教えて!goo(OKweb)には,多くの薬学部出身者がいるようなので,詳しくはその方々の意見を伺うとよろしいかもしれません.
薬学部を大別すれば,資格を取るのがメインの大学と,研究がメインの大学の二種類があるようで,あなたの希望がどちらにあるかによって,まったく異なってきます.
なお,応用化学科設置の生化学ではたいてい研究がメインです.私の大学では,「資格を取りたい人は自分たちで取りなさい」という方針のようです.

とはいうものの,行きつく先(研究)ではすべての知識が必要になります.言い換えればどういう経路をたどっても,最終的には人体の原理,病気の治療,生化学などを扱う分野にはたどり着けるでしょうし,これらのことは研究に伴っていずれ勉強すると思います.
むしろ,研究室の研究内容のほうが重要になってくると思います.

◆編入について
どの大学でも編入制度が同じかどうかはわからないのですが,私の友人で応用化学科2年→法律学科2年という学内編入をした人がいました.ただ,基本的に「編入」というのはごく少人数しか募集しないようで(うちの大学では「若干名」でした),その友人も毎日猛勉強してやっと編入できたようです.
学内編入でもこのような状況なので,他大学への編入試験を突破するのは大変かもしれません.それ以前に,自分が行きたい大学の学科が編入を受け付けているかどうかはわかりませんし,そう考えると,選択肢が狭まることは予想されるかもしれません.
いずれにせよ,編入よりも再入試のほうが確率は高く,選択幅も広いのですが,それでは時間的にももったいないですしねぇ.

これは直接は関係ないのですが,以前家庭教師で教えていた生徒(中学生)が,受験で失敗してしまい,行きたい高校に行かせてあげられませんでした(苦い経験です・・・).その生徒は編入を希望していたのですが,編入は「若干名(数人)」で,ときには募集しない場合もあるということを知って,結局今の高校で楽しくやっているようです.あくまで高校の話ですが.

◆就職について
医療系への就職について(というか,薬学部や応用化学科全般について)は,以前にも同じような質問がありましたので,以下のURLをご参照ください(私も就職について知っている範囲を述べてあります).
いずれにせよ,研究職を求めるのであれば,大学院卒が必要条件のようで,学部卒では,研究職としてはほとんど雇ってくれない傾向になりつつあるようです.それに,大学生活中に「一般就職」に重きを置くようになる可能性も十分にあります(私の周りにもたくさんいます).

また,勉強して研究職に就くよりも,資格を利用して就職自体に重きを置きたいのであれば,やはり資格を専門的に取り上げている学校に行くのがいいと思います.就職の「武器」を手に入れられるのですから.

◆歯科衛生士について
歯科衛生士についてはまったくわからないのですが,明らかに薬学部や応用化学科,生命科学科とは内容が違うと思います.だから,後に「薬学を勉強したい」という針路変更は困難かもしれません.


◆全般的なこと
一番肝心な年齢のことに関しては,私がどうこう言えるほど詳しくないので,なんとも言えないばかりです・・・.本当にお役に立てずにスイマセン.

ただ,短大からの編入の場合,もちろん編入先での進路を考えるのも重要ですが,万が一編入ができなかったときには,「それでも自分のやりたいことが見つけられるか」ということのほうが重要になってくるかもしれません.編入に失敗したからといって,終わりではありませんし.
一方で,他大学の学部を受験する場合は,やりたいことができるかどうかはその大学によって異なりますが,逆に言うと選択肢が広いという特徴はあると思います(特に応用化学科と生命科学科などは).


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以下は私の独り言です^^.
「初志貫徹」という言葉もある一方,「紆余曲折」という言葉もあります(ちょっと違いますが・・・^^;>).
私も進路については「紆余曲折」です.中学生の時点では医者を目指していました.しかし,高校へ進学したときに化学に目覚め,医学部に推薦を受けられる成績をもらっていたにもかかわらず,「生化学をやろう」と奮起して応用化学科に進学しました.しかし,大学で尊敬する教授に出会い,その人のもとで勉強しようと思い,生化学とはほとんど関係ない分析化学をやっています.

かといって,医学部を蹴ってまで応用化学科に進んだことに後悔はありませんし,むしろ,医学部よりも楽しいかもしれないと思っています.今まで学んできたことは決して無駄ではないし,いつかは「あのときアレを勉強しておいてよかったな」って言えるようにしたいと思っています.

大学4年間(あるいはそれ以上)は長いような気がします.理系,文系にかかわらず,その4年間で自分の進路を決めなければいけないですし,その4年間でおのずと決まってきます.そういう考えからか,私は「今やりたいこと,できることをやろう!」と考え,今では一番興味のある分析化学について勉強しているわけです.(もちろん,夢は持っていますよ)

これはあくまで私の意見であって,もちろん「初志貫徹」をポリシーとしている方はたくさんいますし,私はそのような方を尊敬していますのです.


年下の私が生意気にアドバイスしてしまいまして,恐縮です.何らかの活路が見出せれば私も本望です.がんばってください

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=208164
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この回答へのお礼

親身に応えてくださってありがとうございます。色々調べてみて私は入試の受験勉強はもう限界でしたくないので短大からの編入学という経路は考えないほうが良さそうだと思いました。あと字数の関係上、質問欄に書けなかったのですが、これから受験を考えている生命科学系の大学はレベル的に3流大学で恐らく滑り止めに受験する人が多いのではないかと思えるような大学でそこに通うことになれば学校の近くに部屋を借りてそこから通う形になるのですが、一応私の興味のある分野がカリキュラムと研究室(どちらも種類が少ない)にあるということです。迷っているというのは、まず私の志望学部ではないこと、3流大学であるため、仮に授業が悪くないとしても、その大学を第一志望として入学してくる学生が少なそうなので学生の質的にどうなのかと言うことです。つまり、対等に議論できる友人が非常に少ないのではないかとかそういうことです。レベルというのは結局授業にたいする学生の意欲とかゼミなどに反映してくるのではないかなと私は思うからです。それでも周りは周り、自分は自分と考えて勉強に励めばいいのでしょうかね?卒業後の就職の難しさとかを考えると、自分には大学で学ぶ意欲はあるし、学んだことは必ず無駄にならないことは分かっているのですが、こういう学校に高い学費とわざわざ自宅外から通うに値するだけ大学で勉強する価値があるかどうかが自分で分からなくなってきちゃいました。私が20、21歳くらいならあまり迷わないと思うのですが。ただ、後になってやっぱり薬学部に進学したいと思ったときには学士があれば編入試験が受験できるメリットがありますよね?でもこれも一度大学卒業してからだと経済的に難しそうですが。それに私には他に特技とか才能とかないので、今後自分の人生の中で学歴というものがどれほど意味をもつものか分からないのです。国際化社会とか、将来的に最終学歴が大卒が当たり前のようになっていくかもしれませんよね?それに、一般的に大学でちゃんと勉強してきた人はやっぱりそうじゃない人と比べると知識は勿論、物を考える能力が養われているような気もしますし・・・。
では大学卒業してから歯科衛生士の専門学校に入学してはどうか?も考えたのですが、歯科衛生士も若い女性ばかりで30歳過ぎちゃうと就職が難しそうだし、今は修業年限2年で国家試験受験資格が得られるのですが、近々3年になるような話も聞いていて実際今年から3年になった学校(短大)もあってそうなるともっと不利に
なってきそうですしね~。こんなことになるならもっと早くに手に職を付けられる短大か専門学校にでも入っておけばよかったとちょっと後悔しています。
今から大学に入ったとしても就職先が全くないと言うわけでもないと思うし、何らかの資格も自分次第で取ろうと思えば取れないことないかもしれませんし、やっぱりume pyonさんが言うように自分が今勉強したいことを優先に考えた方がいいのかもしれませんね。大卒の方がその後の進路も選びやすいかもしれませんよね。これでもせっかく今まで受験勉強頑張ってきたんだし・・・。それにしても自分がやれることと自分がしたいことにギャップがあることがこんなに辛いとは思いませんでした。受験料が高過ぎるのも(涙)です。長くなってしまってすみませんでした。どうもありがとうございました。

お礼日時:2002/02/28 01:30

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