プロが教えるわが家の防犯対策術!

毎回かかさず見ているのですが、今日だけ見逃してしまいました・・・。公式のホームページだと詳しく書いていないので、どなたか教えてください(><;)

よろしくお願いいたします(><;)

A 回答 (3件)

先週のあらすじ…省略



昭和14年(1939)3月
東京音楽学校入試会場
N:東京音楽学校の受験もすでに最終段階を迎えていました。音楽家になりたいという幼い頃からの夢を叶える最後のチャンスです。
試験会場。女子の受験生がピアノを弾いている。椅子に座り、順番を待つ桜子。
膝の上でそっと達彦が書いてくれた“頑張れ”の結び文を開く桜子。
演奏終了を告げる鐘の音。女学生が演奏を止め、試験官たちにお辞儀をし退席する。
試験官「では、次、23番の方どうぞ」
桜子「…はい」
ピアノの脇に立ち、試験官らにお辞儀をする桜子。試験官の中に西園寺もいる。
N:一年間、自分を支えてくれた家族や達彦の応援を胸に、桜子はピアノに向かいました。
ピアノの上に御守りと達彦の文を置く。意を決したようにため息を一つつく…

岡崎・山長
N:そして一週間…

達彦が店の電話から、喫茶店のヒロさんへ電話をかけている。
達彦「ヒロさん…まだ?…」
ヒロ「まだだよ。もうすぐかかってくる手はずになっているから、かかってきたらかけ直す」
達彦「お願いするね…」
心配そうに受話器を置く竜彦。

喫茶マルセイユ
ヒロのうしろでは、徳治郎、磯、杏子、笛子らが聞き耳を立てていた。
ヒロ「…まだですよ。今のはヤボ用です」
徳治郎「他所からの電話なんか取るな!桜子から何時かかってくるか、わからんじゃないか」ムチャを言う
磯「まぁまぁおじいちゃん…すみません」謝るおば
その傍では冬吾が呑気につまみの豆を食べている。
N:合格発表の日、有森家では桜子と申し合わせ喫茶マルセイユに合否の電話がかかってくるのを家族全員で待っていたのです。

音楽学校-大勢の受験者が掲示板の前に集まっている。
合格者名簿が張り出されようとしている。
最前列に人垣を掻き分けて進む桜子。
張り出され続ける合格者名簿を見つめる桜子。
受験番号が十八番まで見えた。
じっと見つめる桜子。

電話機の前で固唾を飲む有森家一同。緊張に耐えられなくなり苦しがる徳治郎。
徳治郎「うっっ、いかん息苦しい…」
磯「おじいちゃん、息止めとったんですか?」
徳治郎「バカ、息止めとったら死ぬわ!」
笛子「昼過ぎには発表終わってる筈だでね」
冬吾「そったに根詰めねえで、お茶っこでもすすってたらいいんでねぇが」相変わらず呑気である。落花生の殻になにやら描いている。
磯「そうねぇ、緊張して待ってると疲れたでねぇ、コーヒーでももらおうかな、落花生つけてね」
笛子「あたしも飲もうかなコーヒー」
徳治郎「わしゃあ、水くれ」
マスター「はい」

電話機のベルが鳴る。あわてて取るマスター
マスター「はい。…はい、もしもし…そうですが…」
後ろで待っていた笛子がたまらず受話器を取り上げる。
笛子「もしもし!桜子!!」
桜子「…姉ちゃん?…あたし…桜子…」
笛子「…わかっとるよ…」
桜子「そうだよね…そんなのわかってるよね…」
受話器を持ったまま固まっている笛子。顔を近づけ耳をすましている磯。
笛子「…桜ちゃん?どうした?…泣いとるの?…そう…ダメだったんだね…」
悲鳴を上げ、しゃがみこむ磯。
笛子「気にすることないよ。いいじゃん、ねっ!やるだけやったんだから…」
桜子「…姉ちゃん…あたし…受かった…」
笛子「!…えっ!」
桜子「ちゃんと受かった!」
笛子、ガッカリしている磯の肩をたたきながら
笛子「…うかっ…受かったって!」
磯「!受かった!?おめでとうーーっっ!!」電話機に駆け寄り叫ぶ磯たち
安心したのか、腰が抜けたように椅子に座り込む徳治郎。あわてて冬吾がコップの水を差し出す。

笛子「おめでとう!」
桜子「ありがとう!」
笛子「ちょっと待って、冬吾さんに代わるから」
冬吾「桜ちゃんか?」
桜子「冬吾さん…」
冬吾「泣いでるのが?…泣ぐな試験さ受かったぐれぇで…えがったなぁ」
桜子「はい、ありがとうございます…」
磯に受話器を渡す冬吾。
磯「(冬吾のマネをして)泣ぐな試験さ受かったぐれぇで」大笑いする笛子、杏子たち
「おめでとうーーーっっ!」受話器からみんなの祝福の声が聞こえる。

山長で達彦が電話を受けている。
達彦「そうか!…よかった…ヒロさんありがとう!…じゃあ」受話器を置く
笑顔がとまらない達彦にキヨシが声をかける
キヨシ 「どうかしたですか?」
達彦「なんでもない…」
怪訝そうなキヨシ。
達彦「有森が音楽学校受かったんだ」
キヨシ「本当か?」
当然のように達彦が頷く。
キヨシ「やった!やった!」店先で踊りだすキヨシ。

西園寺邸。
西園寺「おめでとう」
桜子「ありがとうございます…先生のご指導のおかげです。これから岡崎に戻って家族に報告をしてまいります」
西園寺「ご家族の応援があることは心強いことです。この時代に音楽を思いっきり勉強できる…それだけでも幸せな事ですよ」
桜子「…はいっ」
西園寺「…松井君はどうしているんでしょうねぇ…」
何も云えない桜子。

有森家。
不審な男が家の様子を伺っている。桜子の姿を見つけると逃げていった。不審がる桜子。

桜子「ただいまーっ!」
「まぁまぁ、よぉお帰りやした」
「長旅で疲れただろう」
「やっぱしねぇ」「本当だねぇ…」
見知らぬ婆さま二人が桜子を迎えた。あっけにとられる桜子。
桜子「あのぉ…ちょっ、ちょっと…」

座敷では杏子が別の婆さんの肩を揉んでいた。
「せんせ、お戻りやしたよ」
「さすがせんせのおいもとさん、かしこそうだわねぇ」
杏子「おかえり桜ちゃん。ごめんね、今手が離せんもんで」
桜子「ううん、いいけど」どうやら杏子の患者さんらしい

磯「桜ちゃんおかえり。おめでと、今日はご馳走作るでねぇ」奥から磯と勇太郎が笑顔で出てくる
勇太郎「俺も受かったんだ、第八高等学校に、見事、合格いたしました!」
桜子「…!!おめでとう!勇ちゃんなら受かるとおもっとった」駆け寄る桜子
勇太郎「まっ、軽いもんだよ」
磯「嘘つけー、ヒヤヒヤもんだったじゃないの。試験の当日、“よう眠れんかった”って真っ青な顔して」
勇太郎「そうだったか?」

婆「しゃんとしたわなぁ、ありがとう、ありがとう…」肩を揉まれていた老婆が杏子に礼を言っている。
婆「杏子せんせの手は神さんの手だでねぇ、すーっと楽になるだでぇ」

桜子「ねぇ…何あの人たち?」
勇太郎「ああ、杏姉ちゃんのお客さん。患者さんちゅうか…」
磯「杏ちゃんね、お産婆さんより指圧の方で人気が出ちゃって…」
桜子「指圧?」
磯「うん、お産の後にねぇ妊婦さんのおばあちゃんの腰を揉んであげたんだわぁ、そしたらえらい楽になったってお礼を言われてねぇ、それが人づてに伝わって、もぉ後から後から…指圧だけじゃなくて、ああやって話を聞いてあげるのがいいんだろねぇ…家に帰るのがいやになったって、ここに何泊もしていく人がおるのよ」
桜子「笛姉ちゃん、それ許しとるの?」
勇太郎「笛姉ちゃん、今それどころじゃないんだよ」
意味ありげに頷き合う磯と勇太郎。
桜子「…?」

有森家、居間。笛子と徳治郎が話している。そっと覗き込む桜子。
徳治郎「本当にいいのか、笛子?」
笛子「ええ」
徳治郎「親に勘当された身で収入も無し、売れん絵描きの女房になっても苦労するのは目に見えとるわ。どう考えても幸せにゃなれん!」
笛子「冬吾さんと一緒になることが、私の幸せなんです。他に幸せなんていりません」
徳治郎「…ほっか…ほんなら、好きにせぇ」
笛子「好きにしていいんですね」
徳治郎「…ああっ、好きにしろ」出て行こうとする徳治郎、桜子と顔を合わす
徳治郎「…おお、帰っとったのか!よう帰った!」
桜子「ただいまっ」
笛子「おかえり!桜子!」
徳治郎「…おおっ、肉の味噌漬けだ!」と、ご馳走の用意をしようとする徳治郎

笛子「桜子、おめでとう!」
桜子「ありがとう!おねえちゃん!」
笛子「お祝いしよう!」微笑み合う二人

茶の間では婆さんたちが歌い踊り、宴会で盛り上がっている。
楽しそうな桜子、姉妹たち、そして徳治郎も上機嫌で踊りだす。

台所。笛子が料理を続けている。
桜子「おじいちゃん、ずいぶん機嫌良くなったね」
笛子「桜ちゃんや勇ちゃんが合格したんでホッとしとるんでしょう」
桜子「お姉ちゃんの結婚も、本当は喜んでいるんじゃない」
笛子「ほうだといいけどねぇ」
桜子「冬吾さん、遅いね」
笛子「うん、外に絵を描きにいっとるの。興がのっちゃうと止まらん人だでね」
桜子「ほだ、ほだ、ほだったね冬吾さんは」笛子を手伝う桜子。
笛子「絵を描く為に生まれてきたような人よ…お姉ちゃんね…あの人には、好きなだけ絵を描いてもらいたい。あたしが教師をして働いて絵が売れんでもあの人を支えていくわ。今迄だって、あたしの稼ぎで桜子や勇ちゃん、この家を支えてきたんだもん…うん…大丈夫だよ」微笑む笛子
桜子「お姉ちゃん…あたし、冬吾さんとお姉ちゃんが一緒になるの本当に嬉しいよ。二人とも大好きだでね」
笛子「…ありがとう…」
微笑み合う二人

玄関より声がする
「ごめんください」
「はーい!」桜子が出迎える
西野である。

桜子「!…西野先生!」
西野「桜子さん、おめでとう!音楽学校に受かったんですって、あなたならやると思ってたわ」
桜子「ありがとうございます。…どうぞ、入ってください」
西野「いえ、ここでいいわ…有森先生いらっしゃる?」
桜子「…?…はい…」西野の様子がおかしい

桜子「笛姉ちゃん!」
笛子「はーい…」奥から笛子がやって来る

笛子「あっ…西野先生…何か御用ですか?」
西野「…実はね…今日はちょっとあなたに伺いたいことがあって来たのよ」
笛子「…!?…はい…?」
西野「あなたの許婚の杉冬吾さんの事なの…」
笛子「どういうことでしょうか?」
西野「…6年前、杉冬吾さんが左翼運動で逮捕された経歴があるのはご存知かしら…」
驚く笛子、桜子。

N:冬吾に前科がある…信じられない知らせが飛び込んできました。

母親用に録画しておいたものがまだ消去されていませんでしたので、セリフを中心に起こしてみました。読みづらくて申し訳ありません。
誤字脱字はご容赦ください。
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この回答へのお礼

すっごくすっごく助かりました!!!!!
こんなにご丁寧に回答いただけるとは思っていなかったので、本当に助かりました^^
ありがとうございました(≧▽≦)

お礼日時:2006/06/20 13:09

桜子が音楽学校に合格して、合格祝いのため実家に帰ってきたとき、おじいちゃんが、笛子姉ちゃんと冬吾さんとの結婚のことで、姉ちゃんに意見していました。

笛子姉ちゃんは自分が働くから、冬吾さんには好きな絵を画き続けてもらうと言い張ります。そこへ、女学校時代に桜子にピアノを教えた先生が合格祝いを言いに来ます。でも、それだけでなく、彼女は笛子姉ちゃんに、冬吾には前科があると教えにきたのです。つづく。
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この回答へのお礼

細かい内容まで教えてくださってありがとうございます^^

お礼日時:2006/06/20 13:06

もし、NHKのBSが見られるのでしたら、土曜日朝9時半から1週間分の再放送がありますよ。

http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/index.cgi?a …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。土曜日の再放送はたまに見てるのですが、明日からも見たいので、今回のだけを知りたかったんです(><;)

お礼日時:2006/06/19 20:44

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