プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

はじめまして。
現在、ZZR250に乗っているのですが問題がおきました。
コケた際、カウルに傷がついてしまったので全塗装を決行しました。そして塗り終わって取り付け、エンジンをかけてみたら(チョークを引いて)かかるのですがチョークを元に戻してアクセルを回すと回転がぐっと下がってエンストしてしまいます。チョークを引いた状態でアクセルを回しても下がります。個人的には、タンク脱区着の際になにか気をつけないといけないことがあったのかなぁと思っています。タンクからでている2本の管は普通に引っ張ってはずしてつけるときも普通にさしただけです。どなたか分かる方アドバイスお願いします。

A 回答 (1件)

こんにちは。


文面からだけでは症状が必ずしも分からず、もともとご質問のバイクのエンジンがどのようなタイプかわからないのですが、一般的なこととして次のようなことは役立つでしょうか。

ポイントは、「キャブレターのアイドル燃料系は生きていて、メイン系が詰まっている」とのもの。

仮にエンジンがキャブレタータイプとすると、通常、燃料の噴射口が2箇所あります。ひとつは吸入口のまんなかにどかんと突き出たメイン系(ベンチュリー、SUキャブならシリンダー)ですが、もうひとつは、スロットルを全閉にしたときにスロットル板(バタフライ板)の隅が吸入口の壁に当たる部分にチョコンと穴が開いている「アイドル系」です。

スロットルを全閉にしても少し隙間が残り、アイドリングのための空気がその隙間からすごい勢いで吸い込まれています。その近くに燃料穴を設けておくと燃料も安定して一緒に吸い込まれるのが「アイドル燃料系」で、これは正常に動いているようですね。一方、スロットルを開くと全体の空気量は増えますが、アイドル燃料系近くの気流は減るのでここからの燃料噴出は止まってしまい、メイン系(メインベンチュリー)の出番です。

ところが、ご質問の場合、この役割が切り替えが動いていない。原因はいろいろありそうですが、(1)「メインフロート室につながるべき燃料パイプが詰まっている、外れている」、(2)「メインフロートが衝撃で固着して燃料がキャブレターに入っていない」、(3)「燃料パイプが外れた際にゴミがメインフロート室に入ったなどで、メインベンチュリーへの燃料口(ジェット)が詰まってしまった」などがあります。
 ただし、アイドル系もメインフロート室から分岐しているエンジンも多いので、(1)と(2)はあまりなさそうな気もします。

 基本的な原因は噴射系のエンジンでも同じかもしれません。完全な燃料噴射型はわからないですが、メイン系が燃料噴射装置でも、アイドル系だけは旧来タイプを併用しているものもあると聞きます。その場合は同様にアイドル系は生きていて、メイン系の空気流量センサーが固着・回路切断、噴射用ポンプや噴射バルブの故障や回路切断がありえます。

 知識が十分でなければ当然修理工場行きですが、急がないのであれば図書館などで一般的なエンジン構造の本を借りてきて、エンジンのタイプやキャブレター・噴射装置の配置を推定し、思い切ってその系統を取り外してみるくらいはやってみてもいいかも。
(私も初めてキャブを外したときはどきどきしました。原因がわからなくても一度取り外し・取り付けするのは良い経験で、その後いくらでも取り外し・取り付けができるようになりました。その後に持ち込んだ修理工場のおじさんには素人仕事に対してちょっとご注意を受けるかもしれませんが)

さてさて、長くなりましたがいかがでしょうか。
お役に立てれば幸いです。
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