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環境学のゼミの合宿地

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  • 質問者:tokiwa_100
  • 投稿日時:2006/06/21 16:28
  • 困り度:困ってます

こんにちは。現在大学3年生です。

9月後半に、ゼミで合宿を行う予定です。
ゼミのテーマは「環境問題」…と非常に間口が広いテーマです。
自然環境問題、公害問題、そのほかいろいろやっています。

合宿の参加人数は10人程度で、国内で候補地を探しています。
2泊3日程度で考えていますが、変更もできます(ちなみに東京の多摩にある大学です)。

候補地やプランを、
エコツアー、エコツーリズムなどで検索しながら探しているのですが、
ただ自然を感じるための旅だったり、講座形式のものだったりで、
なかなか希望にあうものが見つかりません。

希望に合うもの、とは、言葉足らずで申し訳ないのですが、
・自分たちの環境問題への意識を高める

・環境問題をより身近にひきよせて考えるきっかけとなる
 (文系学部なので、処理施設などは「へぇ~、そんなものがあるんだ、すごかったです」という感想で終わってしまいがちかもしれません…)

・見学コースがある(これはできればでよいです)

といったものです。

もしよければ、
・おすすめの場所
・訪れたことがある場所
を、教えていただけないでしょうか?

どんな些細なコトでも構いません。よろしくお願いします!!

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No.5ベストアンサー10pt

  • 回答者:marines-i
  • 回答日時:2006/06/30 02:02

学生さん相手ということで、調子に乗ってずいぶんえらそーなことを書きましたようで、恐縮です。

> 見せても構わないでしょうか?

こんなものでお役に立つのでしたら光栄です。

> どのような経緯でご見学なされたのでしょうか?

工場総務に声をかけられてついていっただけなので、実は私も経緯をよく知らないのですが、どうやら弊社に出入りしているリコーさんのコピー機などの営業さんと弊社工場総務のつながりからのようです。沼津工場にお邪魔しましたが、案内の方はもちろん、隅々の従業員さんひとりひとりに至るまで、見学され慣れている印象を受けました。少なくともリコーさんが積極姿勢であることは間違いないと思うので、大学の事務のルートを使ったり、環境報告書の連絡先に聞いてみたり、何らかのカタチでコネができれば、方法はあるのではないかと思います。

> 文系の学部だから、理系の施設を見ても実感がわかない

私も文系ですから、同じですよ。たまに産廃業者さんの監査に同行すると、自慢の施設を見せてくれたりするのですが、どこがスゴイのかは?です。でも話を聞けば、姿勢が端々に現れるものです。

NTSELの名前を出したのは、私が以前プライベートでNTSELのイベントに参加して、燃料電池バスに乗せてもらったことがあるので。年中公開しているわけではありませんし、公的な研究所とはいえ一応技術的な秘密もありますが、あまり細かい技術内容に踏み込まなければ、最先端の研究者が思い描く未来とか、研究を取り巻く環境とか、むしろ畑違いの文系だからこそ話が聞きやすいという面もあるかと思います。
http://ch.kitaguni.tv/u/171/AUTOMOTIVE_INDUSTRY/ …

環境関連法改正情報収集の一環で、環境省の政策説明に参加することがあり、主催者である環境省の方に挨拶させていただいたこともありますが、私が「今日は企業の方はあまり来られていないようですね」と何気なく言ったところ、「いえ、半分くらいは企業の方でしたよ」と返されたことがあります。出席者の半分を占める企業はシュンとなってしまい、発言のほとんどはNPOや研究者というこの状況は、今の環境が抱える問題を象徴しているように思えました。環境以外の価値を否定することが本当の「サスティナビリティ」でしょうか?
私は環境と経済はクルマの両輪だと思っています。リコーさんのような最先端企業と、その対比としてご近所の普通の町工場の環境活動も見ることができれば、きっと私が言っている意味、そして今の環境の議論が「環境ファシズム」とも言うべきそれ自身が持続可能性のないおかしな思想に凝り固まっていることがわかるでしょう。そしてそれはそのまま、先進国と途上国の関係でもあります。
私自身は畑違いの分野から環境に来たのですが、非常に違和感を覚え、悩んだところでした。江戸時代の学者・石田梅岩の「実の商人は、先も立、我も立つことを思うなり」という思想に出会うまでは。

最後に、「勉強のため」という大義名分を掲げて、フリーな立場で、人があまり入れないようなところにもズカズカ入っていけるのは、学生さんの特権です。私は不運もあってあまりその特権を生かすことができませんでしたが、学生の皆さんにはぜひ貴重な体験、今までの自分をぶち壊すような体験をしていただきたいと思います。

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環境問題は幅が広く、その人の考えや取り巻く環境でいくらでも出てきます。より社会性が高いもの、生物多様性に関連するものはその一例です。
日本的、一般的な環境問題を実感するのもいいが、環境問題とは何か?どう規定されるのか/べきかを議論しても一日は必要でしょう。そのようなこともどうですか?
実感するには、ゼミ内で何に焦点を当てるかを事前に議論してはどうですか。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!
お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。

おっしゃる通りだと思います。
メンバーそれぞれで「環境問題」の定義の仕方が違うのではないか?と思い、新学期早々、ゼミで話し合ったことがあります。

結論は……出ませんでした(^^;
そもそも環境問題を「取り組むべきだとする根拠」から違っていて、「人間の生活を脅かすから問題だ」という人と、「他の種を脅かすから問題だ」という人といました。

そして試しに、何が一番重要性が高いか?をテーマにして意見を言い合ったのですが、これもさまざまで…。

恐らく、「環境問題とは何か?どう規定されるのか/べきか」はこれから常に考え、時々立ち止まって省み、それぞれの答えを求めていくものなんだと思います。

幸いなことに、ゼミではこうした話をすぐぱっとできる雰囲気ができています。

合宿で「議論の日」として1日設けてみては、というご提案だと思うのですが、こうした根源的な課題についての議論は普段のゼミで確保し、遠出が可能な合宿では、フィールドワーク的なものを行えればと思いました。
せっかくご提案頂いたのに申し訳ありません;
ご回答いただき、ありがとうございました!

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  • 回答者:kgu-2
  • 回答日時:2006/06/23 21:15

No1です。真摯な姿勢に敬意を払って、続きを書きます。

>・「ゴミ処理場(ダイオキシンを出さない)」とはどのようなものでしょうか?お手数でなければ、ぜひ教えてください。
ダイオキシンは、環境ホルモン(これは世間にアピールするための名称で、正式名は内分泌撹乱物質)の一種で、日本の発生源は、ゴミの焼却場でした。焼却場でゴミを燃やすと、プラスチックなどから塩素が発生し、これは塩化水素という強い酸に変るので、焼却場の炉を傷めます。それゆえ、低い温度でゴミを焼却していました。そうすると、ダイオキシンが発生します。
 これを防ぐには、700℃以上の高温で燃やす必要があります。そこで、塩化水素が発生しても耐えられる焼却炉が増えています。
 ちなみに、ダイオキシンは、最強の毒性物質ですが、自然環境では、極微量なので、神経質になることはありません。

>「では見学した結果自分はどうするのか?」
自然保護を目的とするNPOと活動するのが一番です。市役所などに登録されています。その活動力には、頭が下がります。
 欠点は、理論よりも行動、なので・・・。各団体は、小山の大将ばかりで、NPO同士の協力は。。。。

 環境=自然保護というのが日本の常識になっていますが、人が生きるのには、自然環境の悪化は、世間の認識とは違います。
 水や空気の澄んでいた弥生時代の平均寿命は、20歳以下でした。発展途上国では、50~60才です。発展途上国よりも水や空気が汚れているハズの先進国では、70歳以上の平均寿命です。長寿には、自然環境は、それほど影響しません。それよりも経済環境の方が重要です。

 会社なども「自然に優しい」を売り物にしていますが、あれはあくまで売り物。見せ掛けであって、本心ではありません。会社が儲けることができる範囲内です。そうでないと、そんな会社は、独占企業でない限り、競争に負けて潰れます。

 「公害が増えて、平均寿命が短くなる」というとんでもない説がもてはやされたりしましたが、過熱しすぎでしょう。自然環境がどうでも良い、といっているのではありません。
 私の研究テーマは、平均寿命で、これを伸ばすには、ということを解析しています。自然環境が平均寿命に与える影響は、10%程度でしょう。栄養、医療、教育、社会保障などなど、もっと重要な因子があります。「環境問題を冷静に見る」ことも必要です。
 

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!
お礼が遅れてしまい、申し訳ありません。

・ゴミ処理場について
大変よく判りました。私の地元でも4年前に焼却炉を新設してました。高温で処理するとダイオキシンが出ないとは聞いていましたが、てっきり「大量のゴミを燃やして温度を高めるために処理能力を上げた」と思ってました。塩化水素が炉を傷めるから新たな焼却炉が必要になったんですね。

・NPO
NPOに所属しているメンバーが1人だけいます。一度彼に体験を語ってもらってもよいかも、と思いました。

・企業
確かにそうですね。儲かるから行う。企業が利潤を追求する存在である以上、仕方ないことかもしれません。だいぶ下火になりましたが「LOHAS」もそうかなと思いました。
企業が環境問題に与える潜在的なインパクトは正も負も大きいと思うのですが、例えばCMだけを情報源とせず、注意深く冷静な態度を忘れてはいけないのですね。No.2さんからもご提案頂きましたが、企業を見ることで考えさせられるものは多そうです。

・平均寿命と自然環境の相関
非常に興味深く読ませて頂きました!
「心は熱く、されど頭はcoolに!」ですね。冷静な視点でいなければ、物事の本質を通り過ぎてしまう。メンバーは全員、今後なんらかの形で環境問題に関わり続けたいと思っているので、忘れずにいたいと思います。

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  • 回答者:marines-i
  • 回答日時:2006/06/23 00:31

企業の環境部門で法律担当をしています。その経験から、独断と偏見で書きます。
最近の環境分野は、心情的・ヒステリックな方向が強すぎて、現実と乖離してきていると感じます。NPOなどはもちろん、専門家と称される方にもそういう傾向を感じます。世の中は環境だけで動いているわけではありません。他の価値を否定してしまえばラクですが、それは現実逃避でしかないと思います。無責任にイチャモンをつけるだけで、何の対案も出さない人が多いのです。

ですので、これから社会に出られる学生さんにも、ぜひ足元の現実と、それと戦っている人の姿を見ていただきたいと思います。

ひとつとして、行政、それも都道府県レベルの公害や廃棄物の担当者は、このへんの現実をつぶさに見てきているはずなので、もし話を聞ければ得るものはあるかと思います。

あと、できれば企業も見てもらいたいのですが、どこまで見せてもらえるかはわかりません。先日リコーさんの工場を見学させていただいたのですが、リコーさんは環境経営で評価の高い企業ですので、「現実から乖離しない環境活動」とはこういうものだという、工場での活動は一見の価値があるかと思います。

あと、自動車の開発の現場で話を聞けるといいのですが・・・あまり部外者を入れてはくれないだろうなぁ。トップシークレットですから。(苦笑)
NTSEL(交通安全環境研究所)あたりか、大学の研究室なら、何か見せてくれるかな。交渉次第?

世の中環境だけで動いているわけではない、でも環境も確実に一歩ずつ進んでいる、なかなか進まないかもしれないけど一生懸命進めようとしている人たちがいるんだってことを、知ってもらいたいのですよ。

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この回答へのお礼

お礼が遅くなり、申し訳ありません。

企業の方からお返事をいただけるなんて光栄です。
私のゼミには、「環境分野で強みを持つ弁護士」を目指す人や、「環境会計や環境経営の研究者」を目指す人などがいます。彼らに、marines-iさんから頂いた解答を見せたらすごく喜ぶと思います!(見せても構わないでしょうか?)

さて、お答え頂いた内容ですが、非常に目の覚める思いで読ませて頂きました。
まさに、現場の方のご実感ですね…。足元の現実、戦っている人の姿、学生だからこそしっかり捉えなければと思いました。
ともすれば、学生こそ「心情的・ヒステリック」になりがちかもしれません。

ただ、私たちには、知識や、現実と戦った経験が乏しくても、所属の利害に囚われない、また、良いと判断したものをすぐに取り入れることができる、ある「自由さ」と「柔軟さ」があると考えています。

ですから、行政や企業で環境問題の現実に触れている方にお話を聞くのは、非常に有意義で、私たちの今後の重要な指針になるはずです。

行政については、市役所のごみ減量課と懇意にお話を聞かせて頂いており、夏休みに最終処分場の見学に行く予定です。

企業の方にもぜひお話を聞きたいです!
ご回答にあったリコーですが、ライブオフィスの見学はあるようですが、工場見学は一般には募集されていないようですね…;marines-iさんはどのような経緯でご見学なされたのでしょうか。

自動車開発についても、調べてみました。
NTSELは見学者を受け入れているようです。また、低公害車を開発している研究室もいくつか見つけました。
これらとは「最先端科学」を専攻している別のゼミがコネクトを持っていそうなので、アプローチしてみようと思います。

「文系の学部だから、理系の施設を見ても実感がわかない」なんて考えていた自分が恥ずかしいです。「現実と乖離しない環境活動を模索している姿」、それだけでも学ぶべきものはたくさんあるはずだと考えを改めました。

ご回答ありがとうございました!
また何か、些細なことでもご助言頂ければ幸いです。

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No.1ベストアンサー20pt

  • 回答者:kgu-2
  • 回答日時:2006/06/22 18:35

 環境問題の歴史を学ぶなら、日本の公害の原点は、足尾鉱山の鉱毒問題です。渡良瀬渓谷鉄道の終点に鉱山跡があります。
 現地に立っても、観光地にできる美しい場所です。これは、水俣病の有明湾、イタイイタイ病の神通川、いずれも風光明媚な場所で、「人間は、こんな美しい景色を汚した」という事実を体感して欲しいのです。
 渡良瀬川の鉱毒問題の場合は、事前学修、特に田中正造の生涯(NHKで放送された)が不可欠でしょう。

 イタイイタイ病については、命名者の萩野昇先生もお亡くなりになり、患者さんも残っていないと想います。歴史の証明として、「清流会館」というところに資料が展示されています。発生源は、岐阜の神岡鉱山ですが、ここにも資料館(イタイイタイ病には触れていなかったような記憶が)があります。二泊三日なら、丁度よい日程でしょう。また、少し足を延ばして、日本三名園の兼六園もお勧めします。
 水俣市は、東京から遠いのですが、患者さんは生存しています。真面目な研修なら、研究者をご紹介できますが。
 四日市の大気汚染については、石油コンビナートの煙突が林立しています。白い煙だし、空気が汚れていることは実感できません。
 第二水俣病の阿賀野川はJRで渡りましたが、『ここが・・』と思っただけです。

 最近だと、尼崎のアスベスト、でしょう。ただし、これは公害ととしては扱われていません。「何故扱われないのか」その実情を学ばれることも重要でしょう(誰かが隠したがっている)。ただ、単に現地を眺めても、何も感じないでしょうが。
 
 前向きなら、ソーラー発電、風力発電、ゴミ処理場(ダイオキシンを出さない)などがありますが。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!
・足尾銅山、イタイイタイ病、水俣病、
ぜひ現地で学びを得たいと思いました。
事前学習も、合宿地が決まったら、サブゼミを開いて行おうと思います。
旅程を立てるため、場所や交通などを調べてみます。ご提案ありがとうございます!

・水俣病の患者の方から、何代か上の先輩が卒業論文でお話を聞きに行ったのをビデオで観たことがあります。講義でも歴史や背景などを学びました。
なんて根の深い問題だったのかと、憤りと共に、患者さんの言葉が心に突き刺さりました。

・ソーラー発電や風力発電の見学も候補として調べてみました。
中学生の頃に地熱発電所を見学したことがあり、面白そうだと思います。
ただ、「では見学した結果自分はどうするのか?」と思うと、大きな疑問も残ってしまいます。もちろん節電は心がけていますが、発電方法を自分で選ぶこともできませんし…。

・「ゴミ処理場(ダイオキシンを出さない)」とはどのようなものでしょうか?お手数でなければ、ぜひ教えてください。


まだまだご回答お願いいたします!!

  
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